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小泉今日子２
▼ページ最下部
３週間待っても、新スレが立たないので、私が立てました。
前スレ http://bbs83.meiwasuisan.com/1980s/1443787224... の続きです。
８月末までは、去年に引き続き、水着画像を中心に載せて行きます。
スレ画は、月刊明星の８３年９月号の、１ぺージ目です。
泡立つ髪を両手で持つ、この画像から連想するのは、エメロン・エチケットシャンプーのＣＭです。
８６年に中森明菜と共演したトーク番組では、明菜が「夜ヒットで、力こぶをリクエストされて、
見せちゃった。」と言うと、キョンキョンは、このシャンプーのＣＭで、
「力こぶがムキムキ出ちゃて恥ずかしい。」と言っていました。
８９年のザ・ベストテン出演時には、４５キロのテレビを持ち上げられる事を告白し、
２０１６年に徹子の部屋に出演した時には、キョンキョンのその怪力（失礼）を、
黒柳徹子が、しっかり覚えていました。
前スレ http://bbs83.meiwasuisan.com/1980s/1443787224... の続きです。
８月末までは、去年に引き続き、水着画像を中心に載せて行きます。
スレ画は、月刊明星の８３年９月号の、１ぺージ目です。
泡立つ髪を両手で持つ、この画像から連想するのは、エメロン・エチケットシャンプーのＣＭです。
８６年に中森明菜と共演したトーク番組では、明菜が「夜ヒットで、力こぶをリクエストされて、
見せちゃった。」と言うと、キョンキョンは、このシャンプーのＣＭで、
「力こぶがムキムキ出ちゃて恥ずかしい。」と言っていました。
８９年のザ・ベストテン出演時には、４５キロのテレビを持ち上げられる事を告白し、
２０１６年に徹子の部屋に出演した時には、キョンキョンのその怪力（失礼）を、
黒柳徹子が、しっかり覚えていました。
８３年５月１０日発行の明星特別編集「わたし今日子」の、６〜７ページ目です。 昨年載せていなかったページです。
ハリコの時に他の人が載せてくれた画像を、拝借しています。
この写真集で最初のビキニカットでは、太くて頑丈な足（本人曰く）に相応しい、
立派な太ももを強調しています。
明星特別編集「わたし今日子」の、１０〜１１ページ目です。 これも昨年載せていなかったページで、
ハリコの時に他の人が載せてくれた画像を、拝借しています。
キョンキョンの横顔の、クローズアップです。大判写真集で、
見開き２ページで顔のアップを載せている、アイドル写真集らしいページです。
明星特別編集「わたし今日子」の、１６〜１７ページ目です。 これも昨年載せていなかったページで、
ハリコの時に他の人が載せてくれた画像を、拝借しています。（これが最後です）
「見事なほどの安産タイプ」と本人が言っている通り、
大きなヒップを強調しているカットです。
明星特別編集「わたし今日子」の、３０ページ目です。 当時はまだ珍しかった、ヒョウ柄のワンピースを着ています。
キョンキョンは、この頃からファッションの流行の最先端を行っていたのでしょう。
文章に出てくる「ニナ」という女の子は、この写真集にも１カット出てきますが、
月刊明星の８３年３月号・９月号にも出てくるので、
次回からは３月号・９月号のグラビアを載せて行きます。
月刊明星の８３年３月号の、１ぺージ目です。 明星特別編集「わたし今日子」の、１４ページ目と似たシチュエーションのカットが載っています。
この号は、上記写真集のハワイ編と同時撮影でしょう。
３月号は１月２４日発売なので、正月あたりの撮影と推測していたら、
２ぺージ目に、１月２日ハワイ着と書いてありました。
８３年２月５日リリースの４ｔｈシングル「春風の誘惑」のジャケットは、髪を切る前なので、
８２年末の撮影になるのでしょう。
月刊明星の８３年３月号の、２ぺージ目の上です。 ハワイで友達になった９歳の女の子ニナは、ハワイのカラテ・ランキング２位の子。
そのニナに、「お姉ちゃん、いい体してる」と、お墨付きをもらったキョンキョン。
その後、日本の男友達にも、「キョンキョンはいい体してる」と言われています。
それは、女性としてのいい身体という意味ではなく、「いい筋肉の付き方をしている。
ちゃんjと鍛えればオリンピック選手も夢ではない。」という意味でした。
月刊明星の８３年３月号の、２ぺージ目の下です。 ロスで見た紅白歌合戦について、語っています。
キョンキョンは、トシちゃんのファンなので、カッコ良かったと言っています。
来年は紅白歌合戦に出る！と主張していますが、その願いは叶いませんでした。
花の８２年組（女性）で、紅白出場１番目は、８３年の中森明菜と早見優。
キョンキョンは、堀ちえみとともに８４年から出場しています。
ちなみに、一番遅かったのは石川秀美の８５年で、
松本伊代は、出場経験がありません。
月刊明星の８３年３月号の、３ぺージ目の下です。 甘い物があまり好きではないキョンキョンは、酸っぱいパイナップルの方が好きなのでしょう。
「私の顔にニキビがないのは、努力とガマンの毎日なんだから。」と言って、
キョンキョンの前でソフトクリームを食べるちえみを、いけない子と言っていますが、
キョンキョン自身が、まだコーラをがぶ飲みしていた頃です。
月刊明星の８３年３月号の、４〜５ぺージ目です。 キョンキョンが言う「かわいい」は、本人が気に入った時の表現であり、
一般的な意味での「可愛い」とは異なる事を、この時点で宣言していたんですね。
最初聞いた時は、「可愛い」の使い方に違和感がありました。
旅行に行くとダイタンになるキョンキョンは、見知らぬ外人のトラックにも気軽に乗ってしまいます。
ミポリンと共演した旅番組「二人は楽園ハンター」でも、大丈夫？と心配するミポリンに、
「いいから乗っちゃおう」と見知らぬ車に乗るキョンキョンでした。
シブがき隊や伊代ちゃんを知っているというニナに、自分を知っているか確かめるキョンキョン。
少年隊がお土産を恩着せがましく言ったり、シブがき隊に髪型について、
新しいアダ名を付けられそうだと言ったり、キョンキョンと同世代の仲間感を感じる文章です。
月刊明星の８３年９月号の、２〜３ぺージ目です。（１ページ目は、スレ画） 満面のキョンキョン・スマイルと、アイドルの中では大きめの、
まん丸ボインが素晴らしいカットです。
文章では、ハワイんへ行く飛行機の中で、新婚カップルのアツアツぶりに、
不快指数２００メガトンになったキョンキョンですが、空港に降りた途端、
半年ぶりに会った大好きなニナに会い、その成長ぶりを見て嬉しくなり、
不快指数も吹っ飛んだキョンキョンです。
月刊明星の８３年９月号の、４ぺージ目の右上です。 ラフな格好な大好きなキョンキョンは、水着の上にオーバーオールを着て、
らくちんと言っています。ちなみにハワイ育ちの早見優は、
水着は普段着なので全然平気で、レオタードを着る方が恥ずかしかったそうです。
月刊明星の８３年９月号の、４ぺージ目の右中央です。 眉毛が薄いのに、デビューして２年間ぐらいは、
メークで眉毛を描く事を知らなかったキョンキョン。（パンダのアンアンより）
普段は前髪で隠れている眉毛が、このカットでは前髪を上げているので写り、
ノーメークの顔から、眉毛が薄い事が分かります。
月刊明星の８３年９月号の、４ぺージ目の右下です。 トイレが近い事は、いろいろなインタビューで言っていますが、
「ミルク飲み人形」というオーバーな表現は、初めて見ました。
ピンクレディーは、トイレに行く時間さえ与えてくれなかったそうなので、
キョンキョンは、ピンクレディーほど忙しくならなくて良かったと思います。
月刊明星の８３年９月号の、４ぺージ目の左上です。 ハンバーガーが好きなキョンキョンは、安上がりにできていると言っています。
しかし、コーラ大好き人間だったので、コーラも付けますか。と言われ、付けたのでしょう。
大きなコーラを持っています。
８８年のテレフォン・ショッキングに出演した際には、どんなアルバイトをしたかったと聞かれ、
「マクドナルドで、「ポテトも付けますか」「ドリンクも付けますか」と、
作り笑顔で強要するような店員のアルバイトをしたい。」と言っていました。
自分が言われて、抵抗出来ないからかも知れません。
月刊明星の８３年９月号の、４ぺージ目の左中央です。 ９歳のニナをおんぶしながら、海に入っているキョンキョンのカットです。
子供なのに、耳にピアスをしているニナを見て、ソンケーしちゃうキョンキョン。
ちなみにキョンキョンが、耳にピアスの穴をあけたのは、２０歳の時でした。
（パンダのアンアンより）
月刊明星の８３年９月号の、４ぺージ目の左下です。 海外旅行でも、白米一筋のキョンキョンです。
この頃の海外旅行で、ハワイが多いのは、白米を食べられたからでしょうか。
ちなみに松田聖子も白米党で、海外旅行は米のゴハンを食べられないから、
出来るだけ行きたくないと、８０〜８２年頃は言っていました。
月刊明星の８３年９月号の、５ぺージ目です。 「あたし、新婚旅行はハワイにする」と言っていますが、
実際に永瀬正敏と結婚したのは１２年後なので、忘れちゃったと思います。
あの時はジミ婚で、結婚式も新婚旅行も無し。
結婚１年後に行ったヨーロッパ旅行が、新婚旅行の代わりと言っていました。
（パンダのアンアンより）
月刊平凡の８４年４月号の、１ぺージ目です。 まだハイレグが珍しかった頃に、上はチューブトップビキニ、
下はハイレグという大胆なビキニを着ています。
しかもバストの部分でクロスした紐で、ハイレグを吊り上げるという大胆なデザイン。
当時の正統派アイドルで、これだけ過激なデザインのビキニを着こなせるのは、
キョンキョンしかいないでしょう。この過激なデザインでも、
セクシーさりも健康さの方が勝って見えるとは、さすがスーパーアイドル・キョンキョンです。
７０～８０年代のアイドル黄金時代に、最もヒット曲を量産された作曲家である 筒美京平さんが、亡くなられました。
８０年代のキョンキョンのアイドル活動を支えていたのも、筒美京平さんでした。
最初のブレイクのきっかけとなった「まっ赤な女の子」を始め、「半分少女」、
キョンキョン全盛期にリリースされた「迷宮のアンドローラ」「ヤマトナデシコ七変化」、
売り上げに陰りが見え始めていた頃の「魔女」、その次のシングルであり
再び大ブレイクした８０年代のキョンキョンの代表曲「なんてったってアイドル」、
キョンキョンの新境地を開拓した「夜明けのMEW」、４曲ぶりに１位に返り咲いた
「水のルージュ」と、シングルＡ面８曲のほとんどが、印象深い曲です。
中でも「迷宮のアンドローラ」は、８０年代のキョンキョンの曲の中で
私が最も好きな曲であり、セールスでも８０年代のキョンキョンの中でトップなので、
そのシングル・ジャケットを貼ります。出典は、８７年１２月１６日リリースの
CD FILE Vol.2からです。
ＤＵＮＫの８４年９月号の、第一図鑑の１〜２ページ目です。 松本隆・筒美京平のゴールデンコンビとキョンキョンが、
「迷宮のアンドローラ」をレコーディングしている時の写真が載っています。
前スレに載せましたが、前スレの１１２以降が何故だか消えているので、再掲載します。
８０年代女性アイドルで、筒美京平作曲のシングル（Ａ面）を最も多くリリースしているのは、
キョンキョンの９曲（９０年代リリース含む）です。
２位は、本田美奈子の８曲。３位は、松本伊代の７曲。４位は、河合奈保子・柏原芳恵・
中山美穂の６曲。以下、早見優の５曲、斉藤由貴の４曲と続きます。
男性アイドルまで含めると、近藤真彦の１３曲がダントツで、２位は、田原俊彦の１０曲。
以下、少年隊の７曲と続きます。
ちなみに、８０年代を代表する松田聖子と中森明菜の２トップには、
筒美京平作曲のシングルがありません。７０年代の２トップにあたる
山口百恵・ピンクレディーも同じく、筒美京平作曲のシングルがありません。
筒美京平に頼らなくても大丈夫という、自信があったのかも知れませんね。
「近代映画ハロー」の、２ページ目です。 後半にある記事にページ数が書いてあり、そこから逆算すると表紙が１ページ目になるので、
この２ページ目が、表紙の裏です。
ちなみに、裏表紙まで含めると、１３２ページもあります。
「近代映画ハロー」の、３ページ目です。 カラーページのメインは、北海道ロケです。
本人は冬が好きと言っていますが、それは重ね着が楽しめるからだそうです。
秋らしいこのファッションでも、重ね着が良く似合っています。
「近代映画ハロー」の、４ページ目の上です。 キョンキョンの顔の魅力は、笑顔や澄ました表情だけでなく、
様々な表情を、自然に出す事が出来る点です。このリラックスし過ぎた表情も自然です。
デビューした年から、様々な表情が出来るという事は、天性の才能だからでしょう。
９０年（号数は不明）のテレパルの記事（全４ページ）の、１ページ目です。 キョンキョンが３人並んでいるベンザエースのＣＦは、８９年末でした。
キョンキョンがＣＭクィーン（後に、初代ＣＭクィーン）と呼ばれたのは、
この頃から９３年ぐらいまでであり、後に「私にとってのバブル期の実感は、
ＣＭクィーンと呼ばれている頃だった。１ヶ月間すべてＣＦ撮りだった月もあった。
もちろん、（月給制なので）収入が急増した訳ではないけれど。」
と語っていました。
９０年のテレパルの記事の、２ページ目です。 武田薬品は、新製品を発売することなしに、コイズミの「ベンザエースを買って下さい」から
始まるＣＦシリーズで、５年間持たせたのだから、出演料は安い投資だと思います。
三菱電機の宣伝部は、「コイズミのエアコン」とか「コイズミコイズのミのカゼ薬」になる。
と言っています。コイズ自身は、「私は庶民派なので、高級品のＣＭはあまりなく、
生活必需品のＣＭ依頼が多く来る。」と、コイズミ・イン・モーションで言っていました。
メーカーにこだわって購入する事があまりない商品のＣＭが多い事も、
コイズミＣＭによってヒットする商品が生まれる一因でしょう。
９０年のテレパルの記事の、３ページ目です。 私がキョンキョンの本格的なファンになったのは、ドラマ「愛し合ってるかい」と、
「見逃してくれよ」のＣＦを見た頃からです。
その頃、フジテレビの深夜番組「カノッサの屈辱」の前番組として、
「マーケッティング天国」という番組が、８９年１０月～９０年３月まで放送されていました。
この番組で、コイズミＣＦの購買喚起力が凄い事が放送された頃から、
一般雑誌等で、コイズミＣＦを取り上げる事が多くなり、
ＣＦクィーンと呼ばれるようになりました。
番組自体は、マーケッティングの裏情報をダイレクトに伝える内容なので、
企業の反発を喰らい、半年で打ち切られました。
９０年のテレパルの記事の、４ページ目です。 自伝「パンダのアンアン」には、「１ヶ月間すべてＣＦ撮りだった月は、
０.１秒単位でＣＦのセリフの長さを調整する特訓を受けていた気がする。」
と語り、この後、その特訓が何かの役に立つのかしら？と、言っています。
２０１２・１４年のドラマ「最後から２番目の恋」では、中井貴一が仕掛けるアドリブを、
小泉今日子が見事に返し、中井貴一が、こんなに上手いアドリブの返し方をする人は、
初めてだ。と褒めていました。それは、ＣＭクィーン時代の上記特訓に、
その後の女優としての舞台経験が加味され、
絶妙なアドリブの返し方が出来るようになったからだと思います。
「近代映画ハロー」の、５ページ目です。 正統派アイドルフェイスの代表とも言えるキョンキョンは、
大きな瞳が横を向いている時の表情も、魅力的です。
この頃は、大きな瞳が、自信無さげに見えますが、
大ブレイクしてからは、その大きな瞳が、強烈な目力を発揮していきます。
（９７年の小泉今日子のテレビ特番で、堺正章が言っていた事です。）
「近代映画ハロー」の、６～７ページ目です。 私が小泉今日子の本格的なファンになったのは８９年後半からなので、
それまでのＣＤやレーザーディスク等は、９０年以降に買い揃えました。
８０年代の写真集は、９０年代にはお宝ブームに乗って高騰し、
森高千里とトップを争うぐらいの高値が付いていたので（どれも、数万円）
とても手が出ませんでした。
入手したのは２００９年頃で、２～３千円程度まで安くなっていました。
「近代映画ハロー」の、８ページ目の上です。 最初にデビュー曲「私の１６才」を聞いたのは、ＦＭでエアチェックしている時で、
「小泉今日子」という書き方さえ知らず、「小泉恭子」と書いていたほど、知識が無かったです。
今考えると恥ずかしい限りです。
これは酷いとしても、「私の１６才」の時点で、後にアイドルの代名詞となるほどの
活躍をすると思ったファンは、ごく少数だと思います。
「近代映画ハロー」の、８ページ目の下です。 正統派アイドルフェイスの大きな瞳で、真っ直ぐに見つめている表情も、魅力的です。
荻野目洋子スレで、「哀愁を感じさせる泣き声なのに、そう感じさせないストレートな伸びの良さ
に、何もかも忘れてハイになれるような麻薬性がある。」という記事を引用しましたが、
（がきんこの荻野目洋子スレの１８・１９参照）
キョンキョンの場合は、澄ました表情をすると泣き顔系なのに、
笑顔になると、そう感じさせないパワフルなキョンキョンスマイルが全開になる。
という感じだと思います。
>>46
ＤＵＮＫの８４年６月号（創刊号）の１ページ目のアップ、ありがとうございます。
「近代映画ハロー」の、９ページ目です。 猫好きなキョンキョンは、デビュー前に実家で飼っていたメチャと仲が良く、
離婚してからは、猫の小雨と１０年近く同居し、現在も新しい猫と過ごしています。
キョンキョン自身の顔も、猫顔だと思います。
「近代映画ハロー」の、１０ページ目です。 堀ちえみの親衛隊が足りない時に、小泉今日子や中森明菜の親衛隊に、
応援してもらっていたそうです。
堀ちえみの親衛隊長が、テレビでバラした話が、何年か前にネットに載っていました。
８２年組は、アイドル同士の仲が良かっただけでなく、ファン同士も仲が良かったようです。
「近代映画ハロー」の、１１ページ目（左側）です。 夏が苦手な小泉今日子は、一度だけ夏の連ドラに主演した時（９９年の「恋愛結婚の法則」）、
暑さにバテて激やせし（デビュー以来初めて、体重が３０キロ台になった）、
それ以来、夏の連ドラは断っているそうです。
反対に冬は大好きだそうで、涼しい北海道へ、良くロケで行っていました。
映画「風花」でも、北海道の雪の上で、ノースリーブで寝ているシーンを、
平気で撮っていました。
週刊プレイボーイの８３年１月１８日号から、８ページの特集の１ページ目です。 ビートルズが来日した１９６６年に、キョンキョンが産まれた事は、
良く言われていましたが、プレイボーイの創刊も１９６６年なんですね。
この顔のアップは、次ページに書いてあるように、「かわいい」というより
「ととのった」という表現がピッタリです。
週刊プレイボーイの８３年１月１８日号の、２ページ目です。 （顔）：アイドルっぽい卵型の輪郭に尖った顎がアクセントになって、
素晴らしいと思うのですが、本人はもっと大人っぽい顔に憧れています。
（目）：「切れ長の目」に見えないのは、大きく見開いているからでしょう。
アイドルっぽくて可愛いだけではなく、鋭い眼光も持っています。
「けっこうきついでしょ。」この目の表情が、他のアイドルとは一線を画す、
キョンキョン独自の、意思の強さを放つ魅力を持っています。
（鼻）：「鼻すじ通ってて、あんまり好きじゃなかった。」
鼻すじが通っている美人顔は、男性からは好かれますが、
同性（異性）からは敬遠されるからでしょうか。
（口）：「ビョーンてひろがるから」嫌いと言っている口ですが、
誰もが可愛いと思うキョンキョンスマイルは、この口がポイントだと思います。
週刊プレイボーイの８３年１月１８日号の、３ページ目です。 （あご）：キョンキョン自身も１００％気に入っているあごは、
「ひとり街角」で、ザ・ベストテンに初ランクインした時にも、
「あごが気に入っている。特徴があるので覚えてもらいやすい。」と言っていました。
（耳）：耳が気に入っているのも、ショートカットにした理由の一つかも知れません。
顔が小さいので、相対的に耳が大きく見えるキョンキョンと伊代ちゃんですが、
キョンキョンは耳の形も良かったのでしょう。伊代ちゃんの場合は、周知の通りです。
（手）：素足を見せるのが恥ずかしいと言っているキョンキョンは、手も恥ずかしいのか、
念入りに手入れしています。キョンキョンの手は、指が長く、芸術家タイプの手です。
（ボディ）：「体には自信がない」と言っているキョンキョン。シブがき隊に、極太、大根、
と言われた太ももを気にしているのでしょうか。石川秀美のような
綺麗な太ももだと思うのですが。キョンキョンの場合、
大きなバストとヒップの方が、魅力的で、太ももが目立たないのかも知れません。
「近代映画ハロー」の、１２ページ目の上です。 大きな瞳が横を向いている時の表情は、全身が写っている時ですら目立つほど、魅力的です。
表情豊かな目線は、アイドルとしても、女優としても大きな武器になりました。
喧嘩の時は、口よりも手が先に出るタイプと言うほど、意外に口下手なキョンキョンです。
また、親友の中森明菜とは、目と目で会話するとも言っています。
「目は口ほどにものを言う。」を実践しています。
「近代映画ハロー」の、１３ページ目です。 正統派アイドルフェイスの大きな瞳で、上目使いに見つめる表情も好きです。
目全体が大きく瞳も大きいと、瞳の黒目と周りの白目のコントラストが、
魅力的に見えるからでしょう。
「近代映画ハロー」の、１４ページ目です。 下を向いた笑顔では、大きな瞳の魅力は見えませんが、
とんがった顎が、ますます魅力的な顔の輪郭を作っています。
他の正統派アイドルフェイスのアイドルスマイルとは一線を画した、
キョンキョンスマイルの魅力は、このとんがった顎です。
ザ・ベストテンに初登場した時、自分の魅力を、「とんがった顎」と言っていました。
９１年秋に放送されたザ・ベストテン特番で、初登場シーンの一部をオンエアしていました。
ＣＳのＴＢＳチャンネル２で、ザ・ベストテンをセレクト再放送しています。
１１月は、松田聖子初登場の回を再放送していましたが、キョンキョン初登場の回も、
再放送してほしいです。ちなみに９月は、キョンキョンが三田寛子と一緒に
スポットライトに登場する回を、再放送していました。
「近代映画ハロー」の、１５ページ目です。 １４ページ目と繋がっている風景ですが、
小泉今日子自身が左右どちらかに写っている時は、別々に載せます。
５８で書いた、「９１年秋に放送されたザ・ベストテン特番」は、
今となっては、聖子・明菜・キョンキョンが一緒のスタジオで歌った、
最後の歌番組になったと思います。
（中継を含めた一緒は、ＦNS音楽祭で、ありました。）
週刊プレイボーイの８３年１月１８日号の、４ページ目です。 「彼女がふともらす言葉のいくつかに、その秘密が小さく輝いている」
キョンキョンは、どちらかというと口下手で、会話の途中で言葉が途切れる事があります。
インタビュアー等は、言葉が途切れている時の「間」の時間に、キョンキョンが頭の中で、
凄い事をいろいろ考えていると勘違いされ、けっこう得をしていると、言っていました。
キョンキョンが話す言葉には説得力がありますが、
その秘密は、この「間」にあるのかも知れません。
「自分で出来ることは、自分でやりたいなって思う」
キョンキョン人気が全盛期を迎えてからでも、付き人を付けず、
荷物の入った大きなカバンを、一人で抱えて楽屋入りしていました。
映画「快盗ルビィ」の監督である和田誠も、その姿を見て関心していました。
週刊プレイボーイの８３年１月１８日号の、５ページ目です。 パリンコ学園Ｎo.１で共演したちえみとは、デビューした日が同じという事もあり、
デビュー時から仲が良かったですが、伊代ちゃんとは、この番組での共演がきっかけで、
仲良くなりました。ちえみと同じくデビューした日が同じ三田寛子は、
いつも大きなメガネをかけて読書している印象があった。と言っているので、
優等生タイプに見えて、あまり仲良くならなかったのかな？
「サイン、するの好き」と言っていますが、人気絶頂期にやっと取れた休みの日、
厚木の実家に戻ってのんびりしていたら、厚木の親類等からサイン色紙の山が来て、
さすがにガックリしたそうです。仕事と私生活のＯＮ/ＯＦＦをハッキリさせたい
キョンキョンにとっては、困ったサイン依頼だったと思います。
週刊プレイボーイの８３年１月１８日号の、６～７ページ目です。 澄ました表情は、大きな瞳の美人顔なのに、笑顔になると目が細くなり、可愛らしさが増す表情。
キョンキョンは、１６歳の頃から七変化する表情を、自在に操っていました。
週刊プレイボーイの８３年１月１８日号の、８ページ目です。 「素直な魅力」が、小泉今日子の実像であり、
「ハッとするほどの芯の強さ」が、自らの理想であるキョンキョン像を作っていっとた思います。
「詞にポンって入っていける歌が好きなの」
自ら作詞を始め、自作詞の曲が大ヒットした９０年代。
その原点が、この一言に表れている気がします。
８０年代までは、人気女優でも脱ぐ事が当たり前でしたが、キョンキョン達８０年代アイドルが、
アイドル映画の幅を広げ、結果的にその後、脱がなくても成立する人気女優の時代が到来しました。
「近代映画ハロー」の、１７ページ目の左です。 北海道は、おいしいものがいっぱいあるから大好きと言っていますが、
魚は、生でも焼いてもダメだそうです。
もっとも、この時期は、好きな食べ物がプリンから納豆に変わる前なので、
このコメントも、マスコミ用かも知れません。
>>65
アイドル2年周期説は、おニャン子くらぶ旋風が終わるまでは、かなり当たっていると思います。
モデルチェンジ成功例は、７０年代では、桜田淳子・山口百恵・キャンディーズ・岩崎宏美、
８０年代では、松田聖子・河合奈保子・柏原芳恵・松本伊代・小泉今日子・堀ちえみ、
中森明菜・石川秀美・早見優・荻野目洋子・中山美穂・南野陽子・浅香唯と、多いです。
例外は、菊池桃子ぐらいかな？ モデルチェンジしても短命だったのは、本田美奈子。
酒井法子・工藤静香・Winkは、おニャン子くらぶ後なので、モデルチェンジしなくても成功。
デビュー時から２年変化無しは、７０年代では、天地真理・浅田美代子・ピンクレディー、
石野真子と、みんな短命。８０年代は、三原順子・岩崎良美・三田寛子・伊藤麻衣子、
斉藤由貴でしょう。グラデーション変化で売れたのが、南沙織と榊原郁恵。麻丘めぐみは、
モデルチェンジ成功例に入りそうな時、大ケガによるブランクで、短命になりました。
「近代映画ハロー」の、１８ページ目の上です。 白のＴシャツと赤のズボンを着ています。
ラフなファッションは、得意中の得意というイメージがありますが、
普段着はスカート派で、地味な色を好んでいました。
「近代映画ハロー」の、１８ページ目の下です。 ＴＶ向き・歌手向き・映画向き・ＣＭ向きに分けた、アイドルの条件を載せている
８５年の雑誌のアイドル特集記事を、キョンキョンに当てはめてみます。
ＴＶ向きのアイドルは、１に性格、２に頭、３、４が無くて、５に顔という条件にプラスして、
これだけは誰にも負けないという専門分野的なものを持っている事、と書いてあります。
キョンキョンは、性格も頭も、もちろん顔も、余裕で合格です。
専門分野的なものは、自己プロデュース能力でしょう。
３０代以降は、たまにしかＴＶのバラエティやトーク番組に出ないのに、
ブランクを感じさせない、流暢でサービス精神たっぷりな話し方をするので、
アイドル時代、ＴＶ向きのアイドルだった事は、確かです。
「近代映画ハロー」の、１９ページ目です。 この普段着っぽい、ラフなファッションが似合うのも、ＴＶ向きアイドルの条件だと思います。
斜め横に傾けながらの笑顔が、可愛らしさを演出しています。
松田聖子のブレイク以来、聖子ちゃんカットとフリフリの衣装がアイドル界を席巻しましたが、
自らショートカットにして流行にしたキョンキョンは、菊池桃子が流行させた
カジュアルファッションも、その前から得意としていました。
前スレの１１２以降が表示されていない（削除レスにはカウントされていない）ので、 雑誌を中心として、その一部を再掲載します。
これは、ＧＯＲＯの８２年９月９日号の、表紙です。
デビュー時のキョンキョンと明菜の比較記事が、５ページに渡って載っています。
ＧＯＲＯの８２年９月９日号から、小泉今日子ＶＳ中森明菜の比較記事（その１）です。 スター誕生のテレビ予選に３回目で合格した中森明菜は、合格した３回目のテレビ予選で、
キョンキョンに初めて会いました。
事務所の社長に、勉強のためと言われて、デビュー決定後、毎回スタ誕の審査員席の隣に
座っていたキョンキョンの姿を見ていたので、先輩というイメージが強く、
まさか同期デビューになるとは思っていなかったそうです。
そのためか、我が道を行く中森明菜ですが、キョンキョンの言う事だけは、素直に聞くそうです。
ＧＯＲＯの８２年９月９日号から、小泉今日子ＶＳ中森明菜の比較記事（その２）です。 性格が対照的だから、二人は親友になったのでしょう。
仕事面でも、いい意味でのライバルです。
ＧＯＲＯでは、この時点で８２年のアイドルレースはこの二人が中心だろうと予言し、
その通りになりました。しかし、レコード大賞新人賞では、候補の５人にさえ選ばれず、
その悔しさをバネに、８３年以降大活躍しました。
８２年の新宿音楽祭では、キョンキョンファンが、シブかき隊を目標にして投げた生卵が、
隣にいたキョンキョンの頭に命中。呆然としていたキョンキョンを、
遠くにいた中森明菜が、舞台のソデに連れていってくれたそうです。
ＧＯＲＯの８２年９月９日号から、小泉今日子ＶＳ中森明菜の比較記事（その３）です。 「今日子には少女と少年が同居している。明菜には女と少女が同居している。」
さすが、スタ誕の生みの親の金谷プロデューサーの名言です。
フレンドリーなキョンキョンは、楽屋で、同期の松本伊代・堀ちえみ・石川秀美・早見優と
行動を共にする事もあれば、ひとりポツンと座っている中森明菜と一緒の時もありました。
上記の４人と中森明菜の連絡係となり、４人の情報を色々教えてくれるので助かったと、
後に中森明菜のＦＭ番組にゲストで出た時、中森明菜がキョンキョンに言っています。
ＧＯＲＯの８２年９月９日号から、小泉今日子ＶＳ中森明菜の比較記事（その４）です。 キョンキョンは８０年代末に、マッチ（近藤真彦）と中森明菜の連絡係まで行っていました。
（こちらは週刊誌ネタなので、信憑性が？ですが。）
そして９３年、小泉今日子と中森明菜が初共演したドラマ「瞳に星な女たち」のロケ中、
地下鉄の階段で転げ落ちそうになった中森明菜を助け、キョンキョン自身が頭を針で縫う
怪我をしました。二人の友情が本物である事が分かるエピソードです。
その頃、所属レコード会社とのトラブルを抱えていた中森明菜に対し、
もっと大きな芸能事務所に入った方がいい、とアドバイスしています。
（今じゃ、その小泉今日子も事務所から独立しましたが。）
ＧＯＲＯの８２年９月９日号から、小泉今日子ＶＳ中森明菜の比較記事（その５）です。 お互い、自分には無い雰囲気や個性に憧れていたから、親友になったのでしょう。
２００４年の小泉今日子の離婚に、中森明菜はかなりショックを受けたようで、
いつも一人で飲みに行く小泉今日子に、その頃は中森明菜が付き合っていたそうです。
ＢＯＭＢの８３年５月号の、１ページ目です。 キョンキョンの初レギューラードラマ「あとは寝るだけ」が、３ページに渡って載っています。
全く再放送されないので、見た事がありません。
ドラマ初出演と書いていますが、正確にはＮＨＫの大河ドラマ「峠の群像」に、
１回だけ出演したのが、ドラマ初出演でした。
ＢＯＭＢの８３年５月号の、２ページ目です。 親が高校中退を決めてしまったので、ほとんど高校に通っていないキョンキョンは、
このドラマや、同じ久世光彦演出のドラマ「おかあさん」で、セーラー服姿を見せています。
「パリンコ学園Ｎo.１」でもセーラー服を着ていて、とっても似合っています。
高校に行きたかったという本人の願望が、あったからかも知れません。
「小さい頃から女優になりたかった」というキョンキョンは、このドラマを皮切りに、
久世光彦演出のドラマに多数出演し、厳しい演技指導に耐えながら、
大女優への道を歩んで行きました。
ＢＯＭＢの８３年５月号の、３ページ目です。 このドラマには、ユニークなメンバーが参加しているので、
出番が無いシーンでは、他の役者達の演技を、じっと見て勉強していたそうです。
小さい頃から女優志望だったキョンキョンらしい熱心さです。
忙しすぎて、合宿に１日しか参加出来なかったので、
その遅れを取り戻そうとしていたのかも知れません。
２０１１年に、堺正章の「チューボーですよ」に出演した時は、
二人で、このドラマに出た事を、懐かしがっていました。
「近代映画ハロー」の、２０ページ目です。次ページと続いている写真です。 ８５年の雑誌のアイドル特集記事の続きです。
歌手向きのアイドルは、目がタレ気味で、イモネエちゃんである事、と書いてあります。
キョンキョンは笑顔になると、デビュー当時目標にしていた石野真子と同じように、
目がタレ気味になります。でもイモネエちゃんではなく、
中途半端なヤンキー（本人曰く）だったので、歌手向きには当てはまらなかったのか、
９０年代後半からは、歌手より女優業がメインになりました。
「近代映画ハロー」の、２１ページ目です。 カジュアルなセーター姿も、良く似合います。
笑顔になると、目が細くなるのが普通ですが、キョンキョンが凄いのは、
笑顔になる場合、目が細くなるほどの笑顔と、この表情のように目が細くならず、
大きな瞳の輝きを維持している笑顔を、使い分けているところです。
「近代映画ハロー」の、２２ページ目です。 映画向きのアイドルは、顔で表情を作るより前に、目で感情を表現出来る事とあり、
更に、なかなか自分を出さない、ミステリアスな雰囲気と書いてありました。
「目は口ほどにものを言う。」ほど表情豊かな目線のキョンキョンは、正に映画向きです。
一見、自己主張の強いタイプに見られがちですが、実は派手な場所が嫌いで、
隅でひっそりしているタイプだそうです。キョンキョン自身は、
ミステリアスな雰囲気ではなさそうですが、ミステリアスな女優には憧れているそうです。
「近代映画ハロー」の、２３ページ目の上です。 子供と一緒に自転車に乗っています。
キョンキョン自身は、子供は面倒臭くって嫌いと言っていた時期もありましたが、
今となっては、子供を産まなかった事を、少し後悔しているようです。
同期のママドル？達と、なかなか共演しないのは、そんな負い目があるからでしょうか。
戦友と呼んでいた中森明菜とは、どういう形であれ、コラボレーションして欲しいです。
「近代映画ハロー」の、２３ページ目の中段です。 ＣＭ向きのアイドでは、クソ度胸と自己主張と書いてありました。
この２つを持っていないキョンキョンが、なぜＣＭクィーンになれたのか。
記事が書かれた８５年頃のタレントＣＭは、タレントの個性に依存する作り方でした。
それを、タレントＣＭでも、アイディア重視に変えたのがキョンキョンでした。
ＣＭクィーンの全盛期である９０～９２年のコイズミＣＭは、アイディアがてんこ盛りでした。
キョンキョン自身、その頃のＣＭスタッフの熱気は凄かったと、後で語っています。
「近代映画ハロー」の、２３ページ目の下です。 キョンキョンは、牛乳及び乳製品が嫌いで、コーヒーが飲めるようになっても、
コーヒー牛乳はダメというのだから、徹底しています。
この北海道ロケでも、おいしい北海道の牛乳を避けていた事でしょう。
ＢＯＭＢの８３年６月号には、「あんみつ姫」についての記事が、４ページに渡って載っています。 その１ページ目です。４月にスタートした月曜ドラマランドは、当初単発物と石立鉄男主演のシリーズ物が、
交互に放送されていました。５月２３日放送の「あんみつ姫」は、アイドル主演の単発物第一弾で、
好評につき、、「あんみつ姫」の第二弾・第三弾が作られました。
またアイドル主演物が、月曜ドラマランドの主流になっていったのも、
キョンキョン主演の「あんみつ姫」が、好評だったからです。
ちなみに、この第一弾は、キョンキョンの通常ローテーションのシングル「真っ赤な女の子」が
主題歌として使われていますが、第二弾・第三弾は、あんみつ姫名義の「クライマックスご一緒に」を、
主題歌用として、新たに作っています。「クライマックスご一緒に」が、ザ・ベストテンや、
ザ・トップテンにランクインしていた時は、通常ローテーションのシングル「艶姿ナミダ娘」もランクイン
していました。しかし「艶姿ナミダ娘」は歌っても、「クライマックスご一緒に」は、キョンキョンではなく、
あんみつ姫が歌っていると言う理由で、一度も歌いませんでした。
ＢＯＭＢの８３年６月号の、「あんみつ姫」の記事の２ページ目です。 時代劇という意表を突く設定であるにも関わらず、キョンキョンの初期の代表作になり得たのは、
「あのしちめんどくさい時代考証などなんのその。言葉使いもぜーんぶ現代調の、
ハチャムチャコメディ。」にしたからで、ドラマスタッフが、キョンキョンの個性を引き出しました。
シングル「真っ赤な女の子」とリンクして、大人しいキョンキョンから、明るくて活発なキョンキョンへ、
見事イメージチェンジに成功した作品です。今でもキョンキョンの母親は、娘の代表作と思っています。
ズラ好きなキョンキョンは、ハゲかつら等でコントを演じていましたが、さすがにお姫様のかつらは、
重かったようです。弱音をはかないキョンキョンの替りに、盟友の明菜が、「かつらが重い」と、
キョンキョンが明菜に漏らしていた事を、後に語っていました。
ＢＯＭＢの８３年６月号の、「あんみつ姫」の記事の３ページ目です。 コント赤信号とは、「パリンコ学園No.1」に続いての共演。この後、ザ・ベストテンやザ・トップテンで
キョンキョンが歌っている時にも、バックでコント赤信号が盛り上げ、
笑い上戸のキョンキョンが吹き出して歌えなくなり、「バカヤロー」と言った事もありました。
宅麻伸の役が、根津甚八だったら、緊張して上手く演じられなかったと思います。
キョンキョンは、正統派の美人顔なので、フリフリの衣装で歌う時は、可愛い人気アイドルを量産した
花の８２年組の中では、可愛らしさがあまり目立たなかったのでしょう。
「あんみつ姫」のお姫様衣装や、下町娘衣装を着た時、キョンキョンの元気なキャラクターが
全面にでて、それが可愛らしさの源になったと思います。
「今日子くんがあんみつ姫になりきるというんじゃなくて、あんみつ姫のキャラクターを引っ張り込んで
自分のものにしてしまった。」スターだけに与えられる特権を得たキョンキョンは、
９０年代後半まで、この特権を活かしたスター女優として活躍しました。
ＢＯＭＢの８３年６月号の、「あんみつ姫」の記事の４ページ目です。 ストーリーが載っています。束縛される事が嫌いで、自由に動きたいキョンキョンの性格が、
見合い話がイヤでイヤでたまらないあんみつ姫と重なり、好奇心旺盛で、一般人としての生活を
大事にするキョンキョンの性格が、町娘になりすまして、町にフラフラと出かけるあんみつ姫と重なります。
キョンキョンの性格とピッタリ一致した「あんみつ姫」のストーリーが、
キョンキョン人気をブレイクさせる原動力になるとともに、初期の代表作になりました。
日刊アルバイトニュースのＣＭも載っています。シングル「真っ赤な女の子」から、
キョンキョンのディレクターになる田村ディレクターが、山田邦子のディレクターをしていた頃、
その関係から付き合いのあった糸井重里に、斉藤慶子の後に続く女の子を紹介するよう頼まれ、
今度ディレクターを担当するキョンキョンを推薦したそうです。
ＢＯＭＢの８３年１１月号の、「あんみつ姫」の記事の１ページ目です。 キョンキョン主演で、月曜ドラマランドで放送した「あんみつ姫」は、
３本ありますが、その２本目です。キョンキョンのスケジュールが過密なので、
シリーズ化は出来ませんでした。
アイドルのドラマ進出では、山口百恵の時代から、ホリプロが積極的で、
ちえみは、デビューした８２年に、３０分の連ドラ「メチャンコ・ミッキー」に
主演していますが、８０年代アイドルのドラマ進出では、
キョンキョンが、ちえみに次ぐ先輩格でした。
ＢＯＭＢの８３年１１月号の、「あんみつ姫」の記事の２ページ目です。 前作同様、下町娘に変装して城下に出るあんみつ姫が、
キョンキョンのキャラクターにピッタリです。
「あんみつ姫」の原作漫画は、戦後まもなく描かれたので、
５４年に２本、６０年にも映画化され、５８～６０年には、連ドラにもなっていますが、
見た事はありません。キョンキョン版の３本の後は、当時同じ事務所の後輩である
内田有紀版が、９５年のかくし芸大会内のドラマとして放送されたり、
２００８・２００９年には、井上真央版が２本放送されています。
ＢＯＭＢの８４年２月号から、「あんみつ姫ＰＡＲＴ３」の記事です。 ＰＡＲＴ３が放送されたのは１月９日ですが、この放送に合わせて１月１日に、
あんみつ姫名義のシングル「クライマックスご一緒に」が、リリースされました。
小泉今日子名義の７ｔｈシングル「艶姿ナミダ娘」は、前年１１月１日リリースで、
しばらくの間、ザ・ベストテンやザ・トップテンに、この２曲が同時ランクインしていたので、
如何に「艶姿ナミダ娘」がロングヒットしていたかが分かります。
キョンキョンは歌いませんでしたが、「クライマックスご一緒に」との相乗効果もあったのでしょう。
「近代映画ハロー」の、２４～２５ページ目です。 ピンクのポロシャツ姿も、似合います。
８０年代後半から、ファッションリーダーのイメージが付いたキョンキョンですが、
昭和世代なので、最近の彼女は、ファッション用語に対し、ダメ出しをされるそうです。
ブティックと言って、ショップと直されたり、
Ｇパンと言って、デニムと直されたり。
私もファッションには疎いので、これがポロシャツでいいのかどうか、？です。
「近代映画ハロー」の、２６ページ目です。 花を持って、ブリッ子ポーズをしています。
デビューから１年間は、松田聖子のブリッ子路線を踏襲していました。
その１年間は、ロボットのようだったと、後に語っています。
松田聖子が大好きなのは本当で、１０年ぐらい前のＣＭで、久しぶりに共演した時は、
緊張して、汗だくだったそうです。
「近代映画ハロー」の、２７ページ目の上です。 松田聖子の曲は、デビュー前に良く聞いていたとの事。
中でも「チェリーブラッサム」が大好きで、聞いていると元気が出てくるそうです。
（私も、松田聖子の曲の中では、一番好きです。）
キョンキョン自身も、当時の松田聖子のような元気が出る曲を歌いたいと思っていましたが、
渡されたデビュー曲は「私の１６才」。マイナー調の歌謡曲で、がっかりしたそうです。
CSのＴＢＳチャンネル２で、８時だヨ！全員集合が、１５回分再放送されます。
１２月３１日（木）ＰＭ８：００～１月１日（金）ＡＭ９：５５
リアルタイムでは見ていない、キョンキョン出演回が２回あるので、楽しみです。
「近代映画ハロー」の、２７ページ目の下です。 手を頭に当てて、ちょっと困った表情です。
当時のビクターは、松本伊代に力を入れていたので、
キョンキョンに渡される曲は、７０年代のカバー曲や、時代に合わないマイナー調の歌謡曲ばかり。
整い過ぎた顔立ちは、澄ました表情をすると、実年齢より大人っぽく見えるほどで、
若さをアピールするために、いつも微笑んでいました。
そんな可憐な表情で人気を集め、その不思議な人気にビクターの関係者は驚いていたそうです。
「近代映画ハロー」の、２８ページ目～２９ページ目の右です。 満面の笑みを浮かべるキョンキョンスマイルは、この頃から完成していました。
後に、本人曰く「職業病」と言えるぐらい、笑顔を作る顔の筋肉を使っていたそうで、
その筋肉は、きっと美味しいはずと、自嘲気味に話していました。
「近代映画ハロー」の、２９ページ目の左です。 着物は、大人になってから好きになったそうですが、
この、アイヌ民族衣装の着物は、この頃から似合っています。
小柄なキョンキョンが、後ろのアイヌ民族の像を、より大きく見せる構図です。
>>101
６６について、１０～２０代を、７０～８０年代アイドルで過ごしていれば、
そのぐらいは判ります。でも、現代のアイドルは、ほぼ知らないに等しい。
９９について、「私の16才」「ひとり街角」「春風の誘惑」と、同じ曲調を続ける中、
私も「素敵なラブリーボーイ」だけは、好きでした。
でも、キョンキョン自身が言っているように、原曲の林寛子バージョンは完璧でした。
「近代映画ハロー」の、３０ページ目です。 こちらは、ちょっと微笑んだ感じの表情です。
キャッチフレーズの「微笑少女」（微笑と少女を重ねて、ビショウジョと読ませる）
に相応しい微笑み方です。
堀ちえみが、キューティマミーを結成する直前に、アイドル当時のキャッチフレーズを聞かれて、
「キャッチフレーズはもう古いから止めようという事になった。」と話し、
他のメンバーが、若干ムッとしていました。
チェック魔の小泉今日子の事だから、きっと見ていたと思います。
どんな感想を持ったのでしょうか。
「近代映画ハロー」の、３１ページ目です。 小指を立てて、口に付けている、可憐なポーズです。
８６年頃、堀ちえみの家で、松本伊代・石川秀美・早見優・シブがき隊が集まって、
パーティを開いていた事を、キューティマミーが後にテレビで告白していたのは、
しっかりチェックしていて、「呼ばれていない」とがっかりしていました。
ＢＯＭＢの８４年１０月号から、ビデオ「TIMELESS WORLD」の２ページ目です。 「迷宮のアンドローラ」が流れるロケットのシーンでは、ビデオのメイキング部分でも、
ロケットの隙間から入り込む水で、ビショビショになるだけでなく、
ロケットにかかる水の音も物凄かったと語っています。
英語がわからなくても、フレンドリーなキョンキョンは、ちびっこギャング役の外人の子供達と、
すぐに仲良くなりました。常識では１日１シーンづつ撮るそうですが、
超過密スケジュールのキョンキョンなので、１日２シーンづつ撮っていたそうです。
さすがに待ち時間では、眠そうにアクビをするキョンキョンも、メイキングに写っていました。
ＢＯＭＢの８４年１０月号から、ビデオ「TIMELESS WORLD」の３ページ目です。 動物の国では、象との共演です。スローテンポの「哀愁ボーイ」に合わせて、
キョンキョンもゆっくりした動きです。
象といえば、ザ・ベストテンで「夜明けのMEW」を歌う時に、
象の前で歌った回が、名場面集で使われていた記憶があります。
ミクロの国では、目まぐるしい動きにスタッフが全員グッタリ。３５ｍｍのフィルム撮影を、
通常の半分のスケジュールで撮るのだから、それも当然でしょう。
「若いキョンキョン以外は」と書いていますが、メイキングではキョンキョンが、
「日頃の運動不足がたたって、翌日筋肉痛になった。」と告白しています。
ＢＯＭＢの８４年１０月号から、ビデオ「TIMELESS WORLD」の４ページ目です。 機械の国ではダンスシーンがカットされ、「私のダンスってそんなに信用されてないの？」と
言っているのが、面白いです。メイキングシーンでは、
待ち時間にダンスの練習をしているキョンキョンが、ちゃんと写っています。
天使の国では、キョンキョンが美容師の前になりたかった職業である保母さんになったつもりで、
外人の子供達をあやしている姿が、良かったです。もちろんメイキングシーンでも写っています。
ＢＯＭＢの８４年１０月号から、ビデオ「TIMELESS WORLD」の５ページ目です。 「天然色（テクニカラー）のロケット」を軽快に歌い踊るキョンキョン。
機械の国でダンスシーンがカットされたのは、最後のユートピアで、
キョンキョンの歌い踊る姿がたっぷり見れるからでしょう。
アルバム「Betty」から使用された５曲の中で、私はこの曲が一番好きです。
コーンアイスを食べているキョンキョンの姿は、メイキングにも写っていて、
「何で美味しそうに食べないんだろう。」と言っています。
牛乳が苦手なキョンキョンは、アイスクリームも苦手だったのかも知れません。
ＢＯＭＢの８４年１０月号の、６〜７ページ目には、 映画「生徒諸君」の撮影レポートが載っています。
校庭１０周の罰を受けるシーンでは、走るとテンションが上がって笑いが止まらなくなる
キョンキョンの持病？のため、笑顔のままセリフを言っていました。
ＢＯＭＢの８４年１０月号の、７ページ目です。 中学の時、ソフトボール部に入っていたキョンキョン。
バッティングのポーズが決まっていました。
運動が苦手でも、唯一出来るソフトボールなので、
映画スタッフがキョンキョン用にソフトボールのシーンをいれたと思っていましたが、
「計算外の上手さ」と書いてあるので、違うようです。
最初から上手い事が分かっていれば、
１００本ノックのシーンは、もっとロングで撮っていたでしょう。
ＢＯＭＢの８４年１２月号には、カルディアのＣＭについての記事が載っています。 黒のタキシードを着たカッコいいキョンキョンは、
「大人の女性にまでため息をつかせているのだ。」と書いてあります。
後に連載を始める「ａｎａｎ」に初めて登場したのも、この頃でした。
この頃光学カメラを作っていた富士フィルムは、化粧品を作るようになり、
松田聖子がＣＭに採用され、数年前には小泉今日子が共演して話題になりました。
企業は変われど、聖子・キョンキョンの二人のアイドルは未だ現役です。
「近代映画ハロー」の、３２ページ目です。 黄色の服を着て、顔を少し傾けている姿が、可愛いカットです。
キョンキョンは、マルベル堂のブロマイドになっていませんが、
そのブロマイドに良くありそうなポーズです。
（ブロマイドになっていないのは、前事務所の社長と、マルベル堂の仲が良くなかったから、
と、後に発言しています。）
「近代映画ハロー」の、３４～３５ページ目です。 制服姿ですが、初出演映画「十階のモスキート」用の衣装です。
堀越等の高校へ転校する人が多かった同期アイドルの中で、
キョンキョンだけは、芸能活動と同時に高校を中退しました。
元ＴＢＳの社員だった父親が、アイドルと学業の両立はとても出来ないと判断し、
前事務所の社長と相談して、高校中退を決めたそうです。
「近代映画ハロー」の、３６ページ目の左上です。 映画「十階のモスキート」で、主演の内田祐也と共演しているカットです。
その内田祐也と１７年ぶりに再共演した９９年の映画「共犯者」（主演は竹中直人）は、
数年前に、ＤＶＤで出ました。
「近代映画ハロー」の、３６ページ目の右上です。 爽快な笑顔を見せているキョンキョンですが、自分に何の相談もなく高校中退を決められた時は、
ショックだったようです。高校に通っていない事がコンプレックスにならないよう、
自らドリルを買って自習したり、読書に明け暮れていました。
中学時代は勉強が大嫌いで、サボリ魔だったそうですが、
勉強を押し付けられる授業より、自ら勉強する方がずっと楽しいとの事。
１日に１時間だけ出席すればＯＫのような、芸能コースの高校に通うより、
ずっと身についていると思います。
「近代映画ハロー」の、３６ページ目のメインカットです。 読書家のキョンキョンは、ザ・ベストテンで自分が勧めた本がベストセラーになりました。
９０年代は、文筆家や作詞家としても活躍し、
２１世紀には、読売新聞の読書委員を１０年も続けました。
すべては、高校中退がきっかけです。
転んでも只では起きない、ポジティブな考え方がキョンキョンらしいです。
２００４年１２月２０日発行のムック本「ザ・ベストテン２００４」から、 ８３年７月２１日リリースの６ｔｈシングル「半分少女」の歌唱シーンとデータです。
次作「艶姿ナミダ娘」で、聖子・明菜に続いてスーパーアイドルの仲間入りをする直前の
シングルです。糸井重里や石坂浩二が、キョンキョンの色気について、
どんな話をしたか、気になります。ＣＳで再放送して欲しい回です。
ムック本「ザ・ベストテン２００４」から、シングル「艶姿ナミダ娘」の歌唱シーンです。 コント赤信号がバックでふざけていて、キョンキョンが「コラッ」とキレたのは、
この曲と思っていましたが、「ヤマトナデシコ七変化」の勘違いでした。
花の８２年組の中で、中森明菜だけ飛び抜けて売れていましたが、
この曲がロングヒットしてから、キョンキョンも飛び抜けて売れ始め、
聖子・明菜・キョンキョンの３強時代が到来します。
ムック本「ザ・ベストテン２００４」から、シングル「迷宮のアンドローラ」の歌唱シーンです。 オリコンでは、前作「渚のはいから人魚」で初の１位を取りましたが、
ザ・ベストテンでは、この曲で念願の１位を初めて取りました。
ちなみにこの曲は、８０年代のキョンキョンのシングルで、最も売れた曲です。
私も、８０年代のキョンキョンのシングルでは、この曲が一番好きです。
キョンキョン自身も、やっと理想の曲に巡り会えたと言っています。
「ザ・ベストテン２００４」のムック本から、８４年９月２１日リリースの １１ｔｈシングル「ヤマトナデシコ七変化」の歌唱シーンとデータです。
「一進一退を繰り返し、ランクインから７週目に１位に到達。」
この曲も、「艶姿ナミダ娘」に続き、息の長いロングヒットになっています。
ちなみに、１週目からの順位とその週の１位を、以下に列記します。
（データはこの本に載っています）
１週目は５位で初登場、２～４週目は２位。
（１～４週目の１位は、チェッカーズの「星屑のステージ」）
５週目は３位。６週目は２位。
（５～６週目の１位は、アルフィーの「恋人たちのペイヴメント」）
です。
７週目に１位を取れたのは、１１月７日リリース（約７週間後）の１２インチシングルの
売り上げも、貢献したからでしょう。しかしオリコンでは、KYON2名義で発売したため、
別の曲として扱われ、通常シングルの「ヤマトナデシコ七変化」の売り上げ枚数は、
前作「迷宮のアンドローラ」（８０年代のキョンキョンの最大のヒット）より、
少なくなってしまいました。
ＢＯＭＢの８５年１月号の、「少女に何が起こったか」の記事です。 ピアノを弾くアップのシーンは吹き替えでしょうが、ピアノの猛特訓をしたキョンキョンなので、
引きのシーンでは、実際にキョンキョンが弾いているところをたっぷり見られます。
大映テレビといえば、撮影スケジュールがハードな事で有名ですが、
「少女に何が起こったか」も例外ではなく、撮影中に、ザ・ベストテンや
ザ・トップテンにランクインしている時は、撮影現場からの中継が続きました。
長門裕之が、キョンキョンを女優ではなくアイドルとして
扱っているような発言を、中継中にしていました。
負けず嫌いのキョンキョンは、撮影現場でアイドル扱いされるのが嫌な事が
原動力となって、その後素晴らしい女優に成長しました。
ＤＵＮＫの８４年１０月号の、１ページ目です。 夏のコンサートツアー「時計のいらない夏」の模様が載っています。
ホールツアーだけで、１０万人を動員したコンサートだそうです。
第一次キョンキョンブームのピーク時だったので、その動員数もうなずけます。
「近代映画ハロー」の、３７ページ目です。 １１６でも言っている通り、制服を着ると中学時代を思い出すそうです。
京都への修学旅行の時、他校の不良達があまりにも気合が入ってて、
中途半端な不良だったキョンキョンはビビッたそうです。
その頃、関東では売っていなかったファンタ・フルーツパンチを探し回った事などが、
自伝「パンダのアンアン」に綴られています。
学生時代に京都に行っても、観光スポットの寺に何の興味もわかないのは、私も同じでした。
「近代映画ハロー」の、３８ページ目です。 中学時代は、キョンキョンにとって、自分の人格を作る上で、最も重要な時期だったと、
言っています。そんな中学時代を思い出しながら、制服姿で撮っているカットなので、
笑顔が、とてもナチュラルな感じがします。
「近代映画ハロー」の、３９ページ目の左下です。 映画「十階のモスキート」では、原宿のローラー族の役に挑戦しています。
アイドルは、アイドル用の映画で主演デビューするのが当たり前だった８０年代に、
初出演映画が助演で、しかもアイドルとは縁遠いＡＴＧ（アート・シアター・ギルド）作品に、
出演するとは、異色の映画デビューです。
今から考えると、将来、女優になる事を見越した映画デビューの方法だったのかも知れません。
「近代映画ハロー」の、３９ページ目の右下です。 キョンキョンは、デビュー前の中学時代、実際に原宿のローラー族だったそうです。
でも友達が踊っている間、荷物を見張る係だったそうで、これが中途半端な不良の所以です。
「十階のモスキート」で、ローラー族を演じるにあたり、まだアイドルの卵だった自分が、
どの程度、地を出してローラー族を演じれば良いか悩んだそうです。
後の発言で、あれはアイドル用にセーブした演技だったと、告白しています。
ＤＵＮＫの８４年１０月号の、３ページ目です。 キョンキョンのコンサートは、客席と一体になって盛り上がる事で有名でした。
この頃のコンサートにおける、おしゃべりやメッセージの積み重ねによって、
ファンがコイズミに感化されていった結果でしょう。
ＤＵＮＫの８４年１０月号の、４ページ目です。 コイズミのキツイ言葉にもファンが慣れて、コンサートツアーを重ねる度に、
コイズミとファンの掛け合いで盛り上がるコンサートになっていきます。
観客動員能力から言えば、武道館コンサートをした事が無いのが不思議に思えますが、
会場が広すぎてファンとの間に距離が出来、得意の掛け合いが難しいからやらなかったのでしょう。
１９９０年に、２４時間テレビのコンサートを大阪城ホールで行いましたが、
ファンとの掛け合いがスムーズに出来ず、やりにくそうでした。
（大阪城ホールは、武道館と同じぐらいのキャパ。）
デビュー２０周年の時に発売されたＤＶＤーＢＯＸ「ＫＹＯＮ８」に収録されている 「Timeless World」のジャケット表です。
９０年頃、レーザーディスクを買おうと思ったら品切れで、その理由は低価格での再発売のためでした。
レーザーディスクの方は場所を取るので、ＤＶＤーＢＯＸに収録されている分は、捨ててしまいました。
後半は、この衣装で歌う姿が写っています。
ジャケットでも、紫のアイシャドーを入れている事が分かります。
ＤＶＤ「Timeless World」のジャケット裏です。 オリジナル・アルバム「Betty」に未収録のシングル「迷宮のアンドローラ」と、
ラストの「天然色のロケット」（結構好きな曲）は、ロングバージョンで収録され、
ＳＦファンタジー感覚を楽しめます。
当時はＣＧが無いので、すべてミニチュア撮影であり、日本の音楽ビデオとしては、
制作費がかなりかかっている事で、話題になりました。
ちなみに、「迷宮のアンドローラ」のプロモーションビデオは、
このビデオの「迷宮のアンドローラ」の前半と、「天然色のロケット」の後半の映像を、
合わせて使っていました。
（プロモーションビデオは、８５年頃にアイドルビデオ特集の番組で見ました。）
ＤＵＮＫの８４年１０月号から、「ヤマトナデシコ七変化」の広告です。 「艶姿ナミダ娘」「渚のはいから人魚」に続く、企画っぽい歌の３部作という感じです。
「迷宮のアンドローラ」で、「やっと真面な歌が歌える」と思ったキョンキョンは、
「ヤマトナデシコ七変化」を聞いて、どう感じたのでしょう。
企画っぽい歌でも、キョンキョンのパブリックイメージに最も近い歌なので、大ヒットしました。
２ヶ月後に発売された１２インチシングルが出なければ、
「迷宮のアンドローラ」を超える大ヒットになっていたかも知れません。
ザ・ベストテンやザ・トップテンでは、１２インチシングルの売上を、
「ヤマトナデシコ七変化」の通常盤の売上と合算していたので、
２ヶ月後に「ヤマトナデシコ七変化」が再浮上し、
ザ・トップテンでは１位に返り咲いています。
「近代映画ハロー」の、４０ページ目の上です。 楽しそうに踊っている部分は、地のローラー族のままのように見えます。
「アイドル用にセーブした演技だった」と言っているのは、
父親の内田祐也に、金をせびるシーンあたりでしょう。
「近代映画ハロー」の、４０ページ目の中央です。 内田祐也と１７年ぶりに再共演した９９年の映画「共犯者」のＤＶＤを、
久しぶりに見ました。初めて拳銃を持った時の小泉今日子の目の輝きが印象的です。
映画的には、虐げられた主婦が、拳銃を持つ事により、戦う自我に目覚めるシーンですが、
小泉今日子の目は、まるで子供が大好きなおもちゃをもらった時のように輝いています。
実際、ビデオゲームの早打ちが得意で、この映画でも拳銃の早打ちを披露しています。
「近代映画ハロー」の、４０ページ目の下です。 引きのシーンになると、周りのローラー族の中に溶け込んでいます。
キョンキョンは、私生活では街を歩いていても、ほとんど気づかれないそうです。
超人気アイドルの頃でも、努力して普通の生活をするように心がけていたので、
スターとしてのオーラを消し、周りに溶け込む事が出来ました。
「近代映画ハロー」の、４１ページ目です。 アップのカットでは、アイシャドーを入れている事が分かります。
この頃の化粧は、リップクリームとファンデーションだけと言っていました。
しかし、ビデオ「タイムレスワールド」（８４年）の頃は、紫のアイシャドーを入れるほど、
アイシャドーが気に入りました。ローラー族を演じるために、
スタッフが入れたアイシャドーが気に入ったのが、きっかけかも知れません。
「近代映画ハロー」の、４２～４３ページ目のメインカットです。 ８０年代末～９０年代前半にかけて、ＣＭクィーンとなるキョンキョンの、
初めてのＣＭは、グリコ・アーモンドチョコレートです。
スター誕生の提供をしていたグリコは、スタ誕出身者を中心に、アイドルＣＭを量産しました。
その中でも、最も人気が高かったシリーズで、山口百恵・三浦友和コンビ、
松田聖子・田原俊彦コンビに続く、第三弾が小泉今日子・渡辺徹コンビでした。
「近代映画ハロー」の、４２ページ目の右上です。 小泉今日子・渡辺徹コンビのグリコ・アーモンドチョコレートのＣＭ第一弾が、
この北海道ロケでした。
松田聖子・田原俊彦コンビの時は、田原俊彦の「ハッとして!Good」がＣＭソングに
なっていましたが、それと同様に、男性の渡辺徹の「約束」がＣＭソングになっていました。
まだ、「太陽にほえろ」のラガー刑事として人気があり、細身だった頃です。
走る姿も、キョンキョン同様に、軽やかです。
「近代映画ハロー」の、４３ページ目の右上です。 渡辺徹は、この後どんどん太って行き、キョンキョンはスマートになりました。
太った渡辺徹は、キョンキョン同様スマートになった榊原郁恵と、８７年に結婚しました。
ちなみに、榊原郁恵はキョンキョンと同じ厚木出身で、
キョンキョンは中学の頃、榊原郁恵を応援していたそうです。
最初に受けたオーディションが、ホリプロタレントスカウトキャラバンなのも、
榊原郁恵が第一回優勝者だったからかも知れません。
ＤＵＮＫの８４年１０月号の、５ページ目です。 映画「生徒諸君」のロケ速報です。得意の盗塁シーンは無かったけど、
中学時代にソフトボールをやっていた事が、活かされているロケでした。
最初、上の体育座りをしているキョンキョンが分割されないよう、
５～６ページ目を結合しましたが、文字が小さくなってしまうので、再度分割しました。
ＤＵＮＫの８４年１０月号の、６ページ目です。 「何十年たっても、みんなが「いい映画だ」って言ってくれるものを作りたいよ。」
３６年経ちますが、普遍的なアイドル映画としての魅力があります。
左上の西河監督、初めて見ました。吉永小百合や山口百恵の文芸作品を沢山撮っていて、
キョンキョンが、「優しく教えてくれるおじいちゃんでした。」と言っていたので、
もっと年寄りかと思っていました。
（まだ撮影２日目なので、この記事では「怖い監督」と言っていますが。）
ＤＵＮＫの８４年１０月号から、中折り（３つ折り）ピンナップです。 これにも、「ヤマトナデシコ七変化」の歌詞が載っています。
ミニミニ情報では、念願の車の免許を取って、ちえみや伊代に見せびらかせているそうです。
松本伊代より早く免許が取れたのは、反射神経を考えれば当然という感じですが、
１歳年下の堀ちえみは、まだ１８歳に達していなかったので、
堀ちえみからすれば、ちょっとズルいと思ったかも知れません。
プレイボーイの８４年１２月１１日号から、初ベストアルバム「Celebration」の 広告です。このアルバムのみにしか収録されていなかった、あんみつ姫名義のシングル
「クライマックスご一緒に」は、４年前の３５周年記念ベストアルバムに、
収録されました。その時に、初めてフルコーラス聞きました。
投稿写真の８４年１０月創刊号から、素人の撮った写真（その１）です。 大胆なコスチュームと、下から撮ったアングルのためかも知れませんが、
キョンキョンの力強くて太い腕でも隠しきれないほど、ロケットオッパイが突き出ています。
ちなみに、バービー人形のロケットオッパイと比べて、「負けたぜい!!バービー!」
とコメントしています。（パンダのアンアンより）
ステージパンツの下からハミ出しているパンティは、本物でしょう。
パンチラに対しては、全く抵抗が無いと言っていました。
投稿写真の８４年１０月創刊号から、素人の撮った写真（その２）です。 キョンキョンのパンチラは当たり前で、カメラ小僧には胸を狙われていたようです。
２０代になってからは、霧ヶ峰のＣＭや、とんねるずのモジモジ君等で、
胸を強調していました。とんねるずの石橋貴明に、胸触ってもいい？と言われ、
いいよと言ったそうです。後のテレビで石橋貴明が、その事を追求すると、
覚えていないと言っていましたが。
ヤングルーキーの８４年１１月号の、１ページ目です。 映画「生徒諸君」に関する、３ページのグラビアを載せます。
１５１、１５２に載せたＤＵＮＫの８４年１０月号と同様、
まだ快調に撮影中の時のグラビアです。
ヤングルーキーの８４年１１月号の、２ページ目です。 体育が苦手なキョンキョンが、唯一得意とするのが、中学の時に部活していたソフトボールです。
右下の１００本ノックを受けるシーンは、スローでも撮されていて、
活発なナッキーの姿を印象つけています。
ちなみに、キョンキョン自身のソフトボール部でのポジションはセカンド、
得意技は盗塁だったそうです。小学生の頃から、
ちょこちょこ動くからキョンキョンと言われた彼女に、ピッタリの得意技です。
ヤングルーキーの８４年１１月号の、３ページ目です。 バッターボックスで構えている姿を見て、当時、一緒に映画を見ていた友達が「やるじゃん」と
言っていました。さすが、ソフトボール部で鍛えただけの事はあります。
「マールのように内に秘めた闘志は自分にもある。」
外見と内面の２面性をアピール出来る、キョンキョンにピッタリな２役です。
本人は、「野菊の墓」や「伊豆の踊り子」のような文芸作品に出たかったと、言っていました。
「近代映画ハロー」の、４４ページ目の左～４５ページ目です。 キョンキョン１５３ｃｍに対し、渡辺徹１８０ｃｍと、身長差２７ｃｍもあったので、
キョンキョンに焦点を当てると、渡辺徹の顔が半分隠れてしまいます。
ちなみに、山口百恵（１５８ｃｍ）・三浦友和（１７８ｃｍ）コンビは、身長差２０ｃｍ、
松田聖子（１５８ｃｍ）・田原俊彦（１７５ｃｍ）コンビは、身長差１７ｃｍでした。
「近代映画ハロー」の、４６ページ目の上です。 斜め下を向くと、とんがった顎が目立ちます。
キョンキョンのチャームポイントですが、とんがっているという事は、
顎が小さいという事なので、顎関節症に悩んでいたそうです。
９０年代前半に、「あなたに会えてよかった」「優しい雨」と大ヒットを飛ばしていたのに、
コンサート等の歌手活動をセーブしたのは、顎関節症が悪化したためかも知れません。
「近代映画ハロー」の、４６ページ目の下です。 横顔では、右側のこの角度から撮る時、キョンキョンが一番綺麗に撮れます。
鼻筋の通った、高くて綺麗な鼻のラインが目立つからでしょう。
後ろの渡辺徹の方が、顔が大きく見えるほど、キョンキョンの顔は小さいので、
渡辺徹はフォーカスをぼかして撮っていますが、それでも遠近感がおかしくなりそうです。
「近代映画ハロー」の、４７ページ目です。 「微笑少女」キョンキョンの、微笑というより満面の笑みです。
この完璧な笑顔を見ると、嫌な事をすべて忘れさせてくれます。
長い間、芸能界で活躍し続ける小泉今日子の原点は、やはりこの笑顔です。
「近代映画ハロー」の、４８ページ目です。 バイクの隣にいるキョンキョン。中学生の頃、チャリンコ命だったキョンキョンは、
いち早く原付免許を取り、タクトに乗っている姉の姿を見て、羨ましく思い、
こっそり無免許で、そのタクトに乗って、畑に突っ込んでしまったそうです。
その約１０年後、そんな事は無かったかのように、素知らぬ振りをしながら、
スタンドアップ・タクトのＣＭに出ているキョンキョンの姿がありました。
ちなみに、私が３台目に買ったスクーターが、スタンドアップ・タクトでした。
バッテリーの消耗が激しく、２年ぐらいでスタンドアップしなくなりました。
「近代映画ハロー」の、４９ページ目です。４８ページ目と繋がっている風景です。 原付免許を早く取りたかったキョンキョンですが、１６歳直後のデビューと重なってしまい、
忙しくて取れませんでした。１８歳の自動車免許の時も忙しかったのですが、
練習所で、手にまめが出来るほど特訓し、短期で取得したそうです。
つい、舘ひろし主演の映画「免許がない」の特訓シーンを想像してしまいます。
「近代映画ハロー」の、５０ページ目です。 立っているポーズの全身カットでは、１７６のように顔が並んでいなくても、
キョンキョンの顔の小ささが、良く判ります。
身長が１５３ｃｍと低いのに、顔が小さいため、一人で立っていると、身長が高く見えます。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、１ページ目です。 映画「生徒諸君」で演じている双子の、姉の方のマールの姿です。
病弱で知恵遅れという、キョンキョンとは正反対の役ですが、
純粋無垢な部分を、キョンキョンが上手く演じています。
ショートカットのキョンキョンが、ロングヘアーのかつらを被って、
ビジュアル面でも、妹のナッキーと区別しています。
マールの姿を見て、デビュー当時のキョンキョンを思い出した人も多いようです。
そのデビュー当時のキョンキョンは、当時の一般的なアイドル像を想定して、
演じていたと、後に小泉今日子が振り返っていました。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、２～３ページ目です。 こちらは、元気印のナッキー役の姿です。
キョンキョン本人ではないかと思えるほど、役にハマっています。
１ページ目に書いてある「魅せます。私のなかの２人の自分」とは、
ナッキーとマールという対照的な双子を演じるだけでなく、
ナッキーの中に元気印の部分と、暗い部分があり、
二面性があるキョンキョンの性格によって、それが上手く導き出されています。
高校を１年で中退したキョンキョンにとっては、いい卒業アルバムになりました。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、４ページ目です。 映画「生徒諸君」のストーリー紹介の１ページ目です。
映画の前半は、元気印のナッキーが大活躍するシーンが続きます。
マル２（文字化けするので）の「ケンカしてから仲良くなるっていうのあるでしょ。」
「口より先に手が出ちゃうのだ！」というキョンキョンの個性を活かしたシーンです。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、５ページ目です。 ソフトボールのバッティングや１００本ノックのシーンは、
中学時代に、ソフトボール部でセカンドを守っていたキョンキョンのために用意されたシーン
なのでしょう。活き活きと躍動するキョンキョンが見られます。
マル７のエース清水の棒読み演技には苦笑してしまいますが、
キョンキョンの笑顔とハキハキとした演技が、それをカバーしています。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、６ページ目です。 映画「生徒諸君」の後半は、悲劇が連続して起こり、前半とは雰囲気が全く異なります。
その悲劇に耐えるナッキーの姿が、ナッキーの２面性、
ひいてはキョンキョンの２面性を表しています。
中でも、淡い恋心を抱いていた先輩の飛島が、交通事故がきっかけでマールと仲良くなり、
結婚まですると聞いてショックを受けるナッキー。
飛島に、「君は自分の足でしっかり歩ける人間だ。」と言われ、
悲しみに堪えるナッキーの表情は、可愛い・美しいを飛び越え、凛々しいほどの表情です。
こんな表情を見せられるアイドルは、キョンキョンをおいて他にいないと思いました。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、７ページ目です。 映画の後半の悲劇は、先輩の飛島が交通事故で右腕を失い、画家への希望を絶たれる事。
マールの寿命が尽きて、ついに病死してしまう事。
マールが死んだショックで母親（岸田今日子）が錯乱し、ナッキーをマールだと思い込む事です。
最後の悲劇では、ナッキーがマールになって耐える決意をします。
この時、ナッキーが鏡の前に立ちますが、その表情が、私が７０年にファンだった桜田淳子に
ソックリで、ビックリしました。髪の分け方が左右逆なので、普段は気がつかなかった事です。
また、２役が効果を発揮する設定でもあります。
３種類の悲劇が立て続けに起こり、その悲劇に耐えるナッキーの表情が、実に見事です。
吉永小百合や山口百恵の文芸作品を撮り続けた西河克己監督が、
キョンキョンの暗い面を見抜いて、安心して撮る事が出来たと言っています。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、８ページ目です。 アイドル時代のキョンキョン主演の映画は、どれも２０着以上着替えるので、
ファッションも魅力のひとつです。
２作目「ボクの女に手を出すな」では、貧乏なわりに服を色々着替えるあたりに、無理を感じました。
３作目「快盗ルビィ」は、スタイリストの役なので、２０着以上着替えるファッションも、楽しめました。
「生徒諸君」では、２役を演じるので、１５分でナッキーからマールへ衣装チェンジ。
その様子は、映画のエンドタイトルが終わった後、コマ落としで見られます。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、９ページ目です。 「生徒諸君」のロケは、厚木周辺だそうです。地元で伸び伸び演技出来た事でしょう。
中学時代のソフトボール部では、２番バッターでセカンドを守っていました。
補欠と言っていたのは謙遜で、実際はレギュラーで頑張っていたようです。
「前の日に、セリフを全然覚えていかなくても、そのシーンの前に、サッと見るだけでヘイキ。」
この天性の才能によって、後に女優をメインとした仕事へシフトチェンジする事に成功しました。
「近代映画ハロー」の、５１ページ目です。ここから、白黒グラビアになります。 これも、身長が高く見える、立っている時の全身カットです。
キョンキョンの顔が小さいというのは、デビュー当時はあまり言われなかった記憶があります。
「なんてったってアイドル」を歌っている頃から、言われ始めたように思います。
８０年代前半は、顔が小さいのは、人気アイドルとして、当たり前の条件でした。
松本伊代も顔が小さいのに、逆に耳が大きいと言われ、ちょっと気の毒でした。
素人集団おニャン子クラブに、顔が小さくない人が結構いたので、
キョンキョンの顔の小ささが、目立つようになりました。
>>190
パンフレットには、悪タレ団の内３人が、一般公募から選ばれた。と書いてあります。
「近代映画ハロー」の、５２～５３ページ目です。 正面を向くと、キョンキョンの魅力的な顎のラインが、引き立ちます。
この魅力的な顎のラインを持ったキョンキョンスマイルが、
他の正統派アイドルフェイスのアイドルスマイルとの差別化に成功しました。
「近代映画ハロー」の、５４～５５ページ目です。 ボートを漕いでいる姿です。何処かの湖でしょうか。
キョンキョンは、海よりも山へ行く方が好きだそうです。
７０年代当時の厚木郊外が、山や川や田畑という自然に囲まて育ったからでしょう。
「近代映画ハロー」の、５６ページ目です。 キョンキョンが産まれた時は、まだ家族が本厚木駅のそばのアパートに住んでいて、
２歳ぐらいの時に、父親が、念願のマイホームを、
この景色のように自然豊かな厚木の郊外に、建てて引っ越した。
と、語っていました。
「近代映画ハロー」の、５７ページ目です。 ここから、顔のアップが４枚続きます。喜怒哀楽を表していると思うのですが、
さすがに楽はなく、このカットが楽の代わりに澄ました表情をしています。
クリッとした大きな瞳が、印象的です。
「近代映画ハロー」の、６１ページ目の下です。 厚木の実家の自分の部屋です。ファンで目標だった石野真子のポスターが貼ってあります。
メジャーコードのヒット曲を連発していた頃より、マイナー調に転じた「めまい」や
「彼が初恋」を歌っている頃に、石野真子のファンになったとの事。
あまのじゃくな性格のキョンキョンらしい話です。
ちなみに、デビュー当時に仲良しだった堀ちえみも、キョンキョンと同じ頃、
石野真子のファンになったそうです。キョンキョンは、同じプロダクションという事もあり、
石野真子の復帰後に、雑誌で対談していますが、ちえみは大胆にも、
結婚して主婦業をしている頃、石野真子の家に行って会ったそうです。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、１０ページ目です。 映画「生徒諸君」の主題歌「The Stardust Memory」の歌詞が載っています。
「艶姿ナミダ娘」「渚のはいから人魚」「迷宮のアンドローラ」「ヤマトナデシコ七変化」と、
まるでシブがき隊と争うかのように、キャッチコピーのようなタイトルのシングルを、
連続大ヒットさせていましたが、この曲はオーソドックスな作りです。
当時は、特にファンではなく、なんとなく気になる存在という感じだったので、
「キョンキョンも普通になっちゃったね。」という妹の言葉に、うなずいていました。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、１１ページ目です。 しかし、「The Stardust Memory」はあえてオーソドックスな作りにした事が、
その後の展開から分かりました。
映画の主題歌の時は、「ボクの女に手を出すな」の主題歌「木枯らしに抱かれて」や、
「快盗ルビィ」の同名主題歌も、オーソドックスな作りで成功しています。
レコードセールスでも、８０年代のキョンキョンのシングルでは、
「迷宮のアンドローラ」に次ぐ、２番目の売り上げを
「The Stardust Memory」は記録しました。
キャッチコピーのようなタイトルのシングルを続けたシブがき隊が、
息切れしたのと対照的です。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、１２～１３ページ目です。 ドラマ「少女に何が起ったか」のピアニスト役のため、ピアノを特訓中で、
「次のコンサートでは、ぜひ弾き語りを取り入れて、みんなに披露したいな。」
「言っっちゃっていいのかな。いきなりヒトをビックリさせるのがポリシーじゃないの。」
「まずかったか。でも、８５年はこの程度じゃないモンね。」
斬新な事をするのが好きな、コイズミの面目躍如となる８５年を予感させるインタビューです。
「コイズミさんには、目に見えない磁気みたいなものがあって、人を呼び寄せるワケ。」
８５年以降の過激コイズミは、その磁気で呼び寄せられた人達が、考え出しました。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、１４ページ目です。 KYON2メモ リアル早見表（その１）です。
スター誕生に、デビュー前にゲストとして出演した写真が載っています。
予選会と決戦大会の時の司会は、タモリと谷隼人で、すぐに憧れの石野真子（と坂本九）に
代わりましたが、その頃はデビュー前のレッスン中で、ゲストとして出演出来た時には、
石野真子が引退した後だったので、司会をしている時には間に合いませんでした。
坂本九単独司会の時と、西川きよし司会の時に、ゲスト出演しています。
デビューした日が、３・２１戦争と書いてあったので、キョンキョンと同じ日にデビューした
アイドルを調べてみたら、堀ちえみ、三田寛子（ここまでは記憶している）の他に、
新井薫子もそうでした。デビュー時のキョンキョンと顔が似ていますが、ビミョーに惜しいという感じ。
ブリっ子しすぎるのが鼻につくという批評が載っています。（by アイドル黄金時代大名鑑）
デビュー時のキョンキョンも、ブリっ子していましたが、顔が可愛いので許されたのでしょう。
ＤＵＮＫの８５年１月号の、１５ページ目です。 KYON2メモ リアル早見表（その２）です。
８４年に、コンサート動員数のトップとなる１２万人を動員した夏のコンサートツアーが
ありました。しかし意外な事に、キョンキョンは武道館でコンサートをしていません。
やろうと思えば簡単に出来る観客動員力を持っているのに、何故行わなかったのか。
９０年の２４時間テレビの中継で、大阪城ホール（武道館とほほ同じキャパ）で
コンサートを行った時、「こんな大きいところでやるのは初めてなので緊張してます。」
と言ったキョンキョンは、なかなか観客と一体になったコンサートが出来ず、苦労していました。
キョンキョンのコンサートは、観客と掛け合いをしながら、一体となって盛り上げるのが
特徴なので、大きな会場ではステージと観客の間が離れすぎて、上手くいかないからでしょう。
ＤＵＮＫの８５年１月号から、３つ折りピンナップの表です。 髪を刈り上げにした時に、ＤＵＮＫの創刊号（８４年６月号）とぶつかり、
急遽、学生服姿で３つ折りピンナップを飾ったキョンキョン。
これが好評で、男装も似合うキョンキョンという事になったためか、
この号でもハッピ姿で登場していますが、確かに決まっています。
ＤＵＮＫの８５年１月号から、カレンダーです。 １２人のアイドルが載っていますが、キョンキョンがトップ（１月）を飾っています。
ピンナップ表と同じ、ハッピ姿を着たカットです。
ちなみに、２月は聖子、３月は淳美、４月は奈保子、５月はユッコ、６月は秀美、７月はちえみ、
８月は芳恵、９月は渡辺桂子、１０月は明菜、１１月は長山洋子、１２月は桃子でした。
８０年デビューが３人、８２年デビューが４人、８４年デビューが５人です。
８１年と８３年はゼロ。新人の豊作と不作の年がハッキリ分かります。
ＤＵＮＫの８５年１月号から、脚線美人マルチ・コンテストのコーナーです。 キョンキョンの脚は、身長が低いので一見短そうに思えますが、
実は、身長との相対比で見ると長いのです。それが、全体でも意外に長く見える原因です。
顔が小さく脚が長い事という特徴を持っているので、身長が低くても、
一人で写ると身長が低く見えないという利点を生みました。
月刊平凡の８４年４月号の、２ぺージ目～３ページ目の右端です。（２７の続き） １ページ目とはうって変わって、物憂げな表情のキョンキョンの顔のアップです。
キョンキョンの水着姿と言えば元気な笑顔が定番ですが、
それを裏切るあたりもキョンキョンらしいです。
「近代映画ハロー」の、６３ページ目の中央上です。 厚木の実家の自分の部屋に貼ってある、元事務所の先輩の郷ひろみのポスターです。
デビュー当時は、元事務所の先輩の郷ひろみや細川たかし用の車に同乗して、
仕事先の移動をしていたそうです。
「近代映画ハロー」の、６３ページ目の左上です。 大きなグローブが、小さな顔をより小さく見せているカットです。
テレフォン・ショッキングに初登場した時も、当時の大きな電話の受話器が、
小さな顔をより小さく見せていました。
それを見た友達から、「赤ちゃん抱いているみたい」と言われるほどでした。
映画「生徒諸君」の、パンフレットを載せて行きます。 映画は、２年ぐらい後のテレビ放送で見たので、パンフレットも後に買ったものです。
これは、２４ページあるパンフレットの表紙（１ページ目）です。
セーラー服のスカートをつまみ上げている、笑顔のキョンキョンが印象的なカットです。
同時期に公開された映画「Ｗの悲劇」では、ラストシーンで薬師丸ひろ子がスカートを
つまみ上げていました。こちらは、涙をこらえている表情が印象的でした。
薬師丸ひろ子とキョンキョンは、関連が色々ありました。薬師丸ひろ子が合格した映画
「野生の証明」のヒロインオーディションに、キョンキョンも応募しようとしましたが、
母親に止められたそうです。キョンキョンの主演第二作「ボクの女に手を出すな」と
同時上映の映画が、薬師丸ひろ子主演の「紳士同盟」でした。
キョンキョンの主演第二作「病は気から 病院へ行こう２」の
１作目「病院へ行こう」は、薬師丸ひろ子が主演でした。
「生徒諸君」パンフレットの、２ページ目です。 キョンキョン扮するナッキーが、ソフトボールをしているカットです。
(キョンキョンと薬師丸ひろ子の関係の続き）
２０１３年には、ＮＨＫの朝ドラ「あまちゃん」で共演し、大晦日の紅白でも共演していました。
この時は、薬師丸ひろ子が８０年代の人気アイドル、キョンキョンがその人気アイドルの
歌の影武者役でした。クドカン脚本の中では、最も大衆受けした作品だと思います。
２０１６年のＮＨＫ正月ドラマでは、姉妹役で共演し、ＰＲ番組で二人のトークも実現しました。
映画でデビューし、女優がメインだった薬師丸ひろ子が、最近ではコンサート活動に力を入れ、
歌手としてデビューし、８０年代はアイドル歌手としての活躍が目立っていたキョンキョンが、
次第に女優にシフトして行ったのが、好対照です。
「生徒諸君」パンフレットの、３ページ目です。 この映画でキョンキョンは、ナッキー（直子）とマール（真理子）という双子を演じるという、
二役に挑戦しています。映画初主演で、いきなり難しい二役を演じる事は、大変だったと思います。
映画のエンドロールでは、ナッキーの衣装とマールの衣装＆かつらを素早くチェンジし、
二人の合成カットを作る過程が写っています。
このページの上のキョンキョンの顔のアップは、何事にも前向きで、元気で活発なナッキーの
笑顔です。実は、この笑顔の裏にもナッキーの秘密が隠されています。
（この後からは、ストーリーにも触れて書くので、知りたくない方は読まないで下さい。）
「生徒諸君」パンフレットの、４ページ目です。 西河監督が、キョンキョンについて語っているページです。
西河克己監督は、吉永小百合や山口百恵の主演映画を何本も監督している、アイドル映画の
ベテラン監督です。「吉永小百合は、一年一年しっかりと年齢を重ねて大人になって行く
少女だった。山口百恵は、一年に二つづつ年をとる子供らしくない少女だった。」
（あまりにも的確な山口百恵の表現に、思わず苦笑してしまったのを覚えています。）
と評している西河監督は、キョンキョンをどう思っていたのでしょう。
第一印象は、「チラリとさめたところの感じられる小柄な少女」であり、
「彼女には陰がありすぎる」です。監督は、キョンキョンというニックネームとの差に
戸惑いながらも、元気で活発なナッキーの内面に暗い過去があり、
「明るいけれど、哀しい顔をしている」ナッキーを演じられると確信しました。
知恵遅れのマールとの二役に不安を持っていたキョンキョンも、
ベテラン監督の腕を信じたのでしょう。こうして、ナッキーの二面性を含めると、
一人三役ともいえる難しい主役を演じきる事が出来ました。
「生徒諸君」パンフレットの、５ページ目です。 ８４年夏のコンサートは、全国で１２万人の動員でした。
いまや押しも押されぬスーパーアイドルになったキョンキョンと書いてあります。
８４年は、８０年代のキョンキョンの中では、人気がピークだった頃です。
そのキョンキョンが、「生徒諸君」は、アイドルの主演第一作としては及第点だけれども、
ナッキーがいい子ちゃん過ぎる点が、私にとっては不満だったと、後で振り返っっていました。
（８８年「快盗ルビィ」のインタビューだったと思う。）
如何にも他のアイドルとは違う、キョンキョンらしい感想です。
相手役の羽賀健二は、半年前の映画「夏服のイヴ」では松田聖子の相手役も演じていて、
この頃は、好感度が良いタレントだった事が分かります。
「生徒諸君」パンフレットの、６ページ目です。 左上には、「明るいけれど、哀しい顔をしている」と言って、ナッキーの顔を
羽賀健二が描いた絵が載っています。映画の前半は、元気で活発なナッキーが活躍する
（特にソフトボールで）シーンがメインになっていて、その間に双子のマール・
羽賀健二・クラスメートの紹介を散りばめています。
羽賀健二に淡い恋心を抱くナッキー。後半は、その羽賀健二が交通事故で右手を痛め、
絵が描けなくなるシーンから始まります。マールが左手で描けばと言った言葉に励まされ、
絵を描く事を再開した羽賀健二は、マールと結婚する事になります。
ショックを受けるナッキーに、「君は、一人でも歩いて行ける人だ。」と言われ、
涙をこらえて作り笑顔を見せ、羽賀研二と別れるナッキーの表情は、
凛々しいと感じるほど、キョンキョンの表情が美しいです。
映画のテレビＣＭにも使われている表情ですが、パンフレットに載っていないのが残念です。
右の下から２番目が、ややその表情に近いです。
「生徒諸君」パンフレットの、７ページ目です。 下のカットが、キョンキョンがナッキーとマールを早変わりで着替え、合成したカットです。
メイクが間に合わなかったらしく、病弱で色白のはずのマールの顔が、
ナッキー同様に日に焼けています。合成カットは、当時は制作費と時間がかかるため、
出来るだけ少なくし、キョンキョンの影武者の女優が、後ろ姿で写っていました。
主演ドラマを掛け持ちするほど忙しかったキョンキョンは、
一人二役ではない大映テレビ「少女に何が起こったか」でも、
後ろ姿や引きで映る時は、影武者の女優にお世話になったそうです。
「生徒諸君」パンフレットの、８ページ目です。 原作漫画家の庄司陽子が書いたメッセージが載っています。
ナッキーに近い子供時代を過ごしたと言う庄司陽子。早くに年の近い姉を亡くした事も含め、
姉の分まで生きようとする気持ちが、ナッキーと「生徒諸君」を生んだと思います。
そのナッキー像は、小泉今日子が理想とするアイドル「キョンキョン」像とも重なって見えます。
「ナッキーがいい子ちゃん過ぎる」とキョンキョンが言ったのは、悪タレ団とも通じていて、
７０年代の森田健作主演の明朗青春ドラマのイメージがあるからだと思います。
この時代は、キョンキョンが中学生時代に起きた校内暴力の影響で、
大映ドラマ「スクール・ウォーズ」が、大ヒットしていた時代です。
「生徒諸君」パンフレットの、１０ページ目の右です。 キョンキョンのプロフィールには、「同じアイドルの松田聖子、中森明菜などと違って
ファン層が広い。」と書いてあります。この頃の人気アイドルは、
新曲をリリースした週のランキングが最高位で、後は徐々に下がるか、
急降下して行くチャートアクションになっていました。
固定ファンが一斉にレコードを買うためです。
キョンキョンは、このチャートアクションのパターンの他に、大ヒットする曲は、
息の長いロングヒットになる曲が多くありました。艶姿ナミダ娘・ヤマトナデシコ七変化・
夜明けのMEW・木枯らしに抱かれて・学園天国・あなたに会えてよかったは、
その典型的なパターンです。これらの曲は、固定ファン以外に、
普段はＣＭで見る程度でしかキョンキョンを知らない人達が、
クチコミで曲の良さを知って買うので、息の長いロングヒットになるのでしょう。
「生徒諸君」パンフレットの、１０ページ目の左～１１ページ目です。 メインカットは、悪タレ団結成の元になった、坂井徹と麻見和也の喧嘩を煽る
ナッキーのシーンです。悪タレ団のプロフィールが、書いてあります。
麻見和也は、レッツゴーヤングのサンデーズのメンバーで、当時の男性アイドルでした。
ソフトボール部キャプテン役の渡辺理沙は、この映画では棒読み演技でしたが、
続けてキョンキョンと共演した大映テレビ「少女に何が起こったか」では、
キョンキョン側の特待生グループと対立するお嬢さんグループの一員で、
棒読み演技が、逆に大映テレビのテイストにピッタリハマっていました。
「生徒諸君」パンフレットの、１２～１３ページ目です。 悪タレ団６人が横に並んでいるカットです。
坂井徹と麻見和也の喧嘩を見ていた校長（有島一郎。７０年代の青春ドラマ
「飛び出せ青春」「われら青春」でも校長役でした。）が、悪タレ団と命名します。
しかし、この６人は仲が良く、７０年代の明朗青春ドラマのイメージと重なります。
有島一郎を校長にしたのは、その事を明確にする意図があったのでしょう。
「近代映画ハロー」の、６８ページ目～６９ページ目の右です。 澄ました表情では、正統派アイドルらしく、見事に整った顔立ちを見せています。
デビューした８２年は、まだ顔痩せする前で、卵型というより丸顔に近く、
性格とは正反対の、可愛いお嬢さんという感じです。
まだ二枚目として通用していた頃の、渡辺徹との２ショットです。
「近代映画ハロー」の、６９ページ目の左上です。 三枚目っぽい動きの渡辺徹に、思わず笑顔のキョンキョンです。
このＣＭの翌年からの、キョンキョンの華々しい活躍を知っているので、
不釣り合いな二人に見えますが、この頃のキョンキョンは、
まだザ・ベストテンにも入らない新人アイドルで、
むしろ渡辺徹の方が、ザ・ベストテンに２曲もライクインしている人気者でした。
「近代映画ハロー」の、７０ページ目～７１ページ目の右です。 パリンコ学園Ｎｏ.１で着ていた、セーラー服姿です。
セーラー服を着れるのが、とても嬉しいの。と言っている通り、
爽やかで嬉しそうな満面の笑みをしている表情です。
「近代映画ハロー」の、７１ページ目の左です。 パリンコ学園No.1の収録では、踊りが苦手でリハーサルが大変だったそうです。
テレビ探偵団に出演した時も、踊りが他の二人と合っていないシーンを写され、
恥ずかしがっていました。
「近代映画ハロー」の、７２ページ目の上です。 松本伊代・堀ちえみとの、ジャージ＆ブルマ姿の３ショットです。
松本伊代の２倍i以上はある二の腕を、テレビ探偵団に出演した時に写され、
「腕がすげェ～」と呟いていました。
「近代映画ハロー」の、７３ページ目です。 デビュー時から仲の良かった堀ちえみの他、同い年の松本伊代とは、
この番組で仲が良くなったのでしょう。
９３年の中森明菜のＦＭ番組に小泉今日子がゲスト出演した時、８２年組の話になり、
テレビの楽屋では、松本伊代・堀ちえみ・石川秀美・早見優の仲良しグループと、
一人ポツンといる中森明菜の間を往復し、キョンキョンが連絡係をしていたと言っていました。
世話好きなキョンキョンの一面が出ているエピソードです。
「近代映画ハロー」の、７５ページ目の上です。 ロッテリアで１日店長をした時です。
後のＦＭ番組（コイズミ・イン・モーション）では、アルバイトするなら、
マクドナルドで、「マックシェイクやコーラもいかがですか。」と、
満面の笑みを浮かべながら、商品を押し付けるように言うアルバイトがしたい。
と言っていました。キョンキョンらしい視点だなあと思いました。
「近代映画ハロー」の、７５ページ目の下です。 １日に９千人も、握手していました。
１人の握手に３秒かかるとして、９千人だと７時間半かかります。
この握手会は、３か所で行われたので、１か所あたり２時間半。
早見優は、デビュー当時の握手会は４０分、「夏色のナンシー」がヒットしていた頃でも、
２時間と言っていました。キョンキョンは、デビュー当時でも、
人気がピークだった早見優を超える人気だった事が分かります。
優のファンが、キョンキョンと明菜は別格だった。と言っている事に、納得する人数です。
「近代映画ハロー」の、７６ページ目～７７ページ目の左です。 出身の「スター誕生」で歌う姿です。
「スター誕生」のプロデューサー的立場にいた審査員長の阿久悠が、
小泉今日子と中森明菜は、自己プロデュース能力があり、
従来タイプの「スター誕生」出身アイドルを、過去のものにした。
二人は、我々審査員達に、別れの挨拶をしているように見えた。と言っています。
この後、「スター誕生」は、従来タイプの岡田有希子をデビューさせて、
１２年間続けた、オーディション番組の最高峰としての活動に、ピリオドを打ちました。
「生徒諸君」パンフレットに戻って、後半１４ページ目の右です。 ストーリーが載っています。映画の後半は、ナッキーが密かに恋心を抱いていた羽賀健二が、
交通事故に遭って右手が動かなくなり、その羽賀健二とマールが結婚し、マールが息を引き取り、
母親の岸田今日子が錯乱して、ナッキーをマールだと思い込むという、
ナッキーにとって、悲劇が畳み込むように起こります。
その悲劇の連続に耐えるナッキー（キョンキョン）の表情が素晴らしいです。
コイズミインモーションでは、「野菊の墓」のような文芸作品に出たかったけど、
もうその年齢ではないと、悔やんでいましたが、「生徒諸君」の後半のキョンキョンの表情は、
文芸作品を現代風にアレンジした感じなので、
知らない内にコイズミの願望を実現していた事になります。
「生徒諸君」パンフレットの、１４ページ目の左～１５ページ目です。 悪タレ団全員で走っているシーンです。
後半だけなら、主人公に襲いかかるとんでもない試練という点で、
大映テレビのテイストもありますが、悪タレ団を結成する前半の、
明朗青春ドラマのような展開があるので、
総合して見ると、良く出来たアイドル映画だと思います。
「生徒諸君」パンフレットの、１６ページ目です。キョンキョンのインタビューが載っています。 試写を見ての感想では、「気持ち悪かったぁ」の下りは、アイドル・キョンキョンとしての発言で、
「本当のところ、泣きそうになっちゃった」は、小泉今日子としての気持ちでしょう。
ナッキーの強いところが自分に似ていて、マールは憧れの存在であるあたりは、
アイドル・キョンキョンのキャラを意識しての発言でしょう。
「セリフがなくて顔の表情だけの時は難しくって何度もやらされちゃった。」
２４０で書いた、羽賀研二と別れるナッキーの表情も、
そんな苦労の末に出来上がったと思います。いい表情やシーンを追求する映画と、
ライブ感を大事にするテレビドラマの違いを、初めて知る作品になりました。
「生徒諸君」パンフレットの、１７ページ目です。 ゴムボートを漕いで川下りをしているシーンの、顔のアップです。
この川下りは、悪タレ団がナッキーと一緒に、ナッキーの故郷へ行った時と、
マールが羽賀健二と結婚式を挙げる時に、ナッキーが一人で故郷へ戻った時に、
出てくるシーンです。
後半のシーンは、羽賀健二の淡い恋心を抱いていたナッキーの、暗い陰の部分を描いていますが、
思い切りゴムボートを漕いで、危険な川下りをする事で、「吹っ切れたよ」と、
満面の笑みで言います。見る者を元気にさせるキョンキョンスマイル全開のこの時の表情は、
その前の暗い陰の部分とともに、アイドル・キョンキョンを
客観的に演じられる小泉今日子の特徴を、上手く活かしていると思います。
「生徒諸君」パンフレットの、１８ページ目です。 （２６４の続き）
思わずやってしまったシーンにあるケンカのシーンは、映画の冒頭あたりです。
ケンカの得意なキョンキョンのキャラクターを、最初に印象付けています。
自分の学校生活を思い出した？との問いには、やはり中学時代ソフトボール部にいた頃を、
懐かしく思い出していたそうです。ＤＵＮＫの８５年１月号でも言っていましたが、
高校１年の途中で中退した小泉今日子にとって、この映画は卒業アルバムの代わりになりました。
４年後の映画「快盗ルビィ」のインタビューでも、「生徒諸君」や「ボクの女に手を出すな」は、
その時の年齢でしか出来ない役と言っていました。今しか出来ない役を演じるのが、
アイドル映画の王道だと思います。
「生徒諸君」パンフレットの、２０ページ目を先に載せます。 キョンキョンの撮影日誌が載っています。
８月２日～９月２８日まで、途中半月ぐらいコンサートで中断するので、
１ヶ月半ぐらいの撮影期間です。
最初に室外ロケで動きの激しいシーンを撮り、次に室内ロケで軽いシーンを撮って行き、
後半にスタジオでセリフの多い、重要なドラマ部分を撮って行くのは、
まだ映画の演技に慣れていない主演のアイドルを考慮した、
アイドル映画の常套手段だと思います。
「生徒諸君」パンフレットの、１９ページ目です。 （２０ページ目の続き）
８月２日。キョンキョンは、中学時代に原作を読み、ナッキーに憧れていました。
アイドル・キョンキョンのキャラクターを表現する時に、参考にしていたかも知れません。
西川監督はこの時点では、女優としての将来性は未知数とキョンキョンを評していますが、
撮影が佳境に入った９月１２日には、「目の輝きが８月前半と随分違っています。
２０歳ぐらいになって役柄に幅が出てくると、いい女優さんになりますよ。」と、
将来性を感じています。
「生徒諸君」パンフレットの、２１ページ目です。 主題歌「The Stardust Memory 」の歌詞や、ディスコグラフィーの他に、
キョンキョンのレコーディングディレクターである田村充義のコメントが載っています。
「デビューして一年目は、何だか良くわからなかったけど、
２年目に自分で考えて行動しなきゃいけないんだと気づいて、それから私は変わった。」
というキョンキョンの言葉を引用し、ナッキーとマールの関係に置き換えて、語っています。
「デビュー当時の小泉今日子って、マールみたいだった。」と振り返る田村ディレクター。
それが、「君は大丈夫だ。君は一人で歩いて行ける。」と言われたナッキーのように変身した
キョンキョン。マールの分まで一生懸命生きるナッキーのように、
歌と演技の両方で大活躍して行きます。
８５年デビュー組から、歌と演技の両面で活躍するトップアイドルが
主流になっていったのは、キョンキョンの大活躍の影響があるかも知れません。
「生徒諸君」パンフレットの、２２ページ目です。 ２６７の９月１０日付けの撮影日誌に、「ロングヘアーのマールに扮したキョンキョンに、
懐かしいデビュー当時の面影を見る」と書いてあるマールの、結婚式のシーンです。
田村ディレクター曰く「瞳だけは印象的で」と言っている、
デビュー当時のキョンキョンと比べて、さらに瞳の輝きが増しています。
９月１２日の撮影日誌に、「キョンキョンのウェディング姿は素晴らしく、実にかわいい。
スタッフ一同、見とれてしまう。」と言っているのも、この瞳の輝きがあるからでしょう。
（２６７の続き）
８月６日。「もう着られないと思ってたセーラー服が着られて感激。」
この２０年後に、映画「空中庭園」の回想シーンで、
セーラー服を着る事になるとは、思ってもいなかったでしょう。
「生徒諸君」パンフレットの、２３ページ目です。 レコードとビデオ、それにシャンプーの広告です。
レブロンのアクアマリーン（外国製）のＣＭを、
キョンキョンがしていたのかどうかは、知りません。
薬師丸ひろ子の「探偵物語」と原田知世の「時をかける少女」の２本立ての時に、
初めてビデオが映画と同時発売になって以来、アイドル映画のビデオは、
公開と同時発売になりました。ビクター音産所属のキョンキョンは、
親会社がＶＨＤを開発していたため、そのＣＭに出ている関係からか、
レーザーディスクの発売は、かなり後になった記憶があります。
「生徒諸君」パンフレットの、２４ページ目（最後）です。 普通はパンフレットの中に書いてある、キャスト＆スタッフのクレジットですが、
裏表紙に書いてあるあたり、ユニークです。表紙同様に、スカートの裾を摘んでいる
キョンキョンの笑顔が、「ユニークでしょ。」と言っているかのようです。
（２６７の続き）
９月１０日。「よくナッキー役は、地でいけるだろうと云われていますが...」の件は、
小泉今日子が理想とするアイドルであるキョンキョン像が浸透している事が分かります。
マール的な要素も随分持っていると言う小泉今日子。
「ただ、その両面を区別して演技として表現するのは、なかなか難しいですネ。」
役者にとって、一番難しいのは、自分自身を演じる時だそうです。
ましてや、自分自身の両面を演じ分けるのは、かなりの演技力が必要だと思いますが、
初主演の自分にそれだけの演技力がないのを知っているので、
ベテラン監督に委ねた事が、この映画を成功へ導きました。
映画「生徒諸君」の、チラシ表です。 こちらは、パンフレットやビデオ・ＬＤの表紙に載っているセーラー服姿とは違い、
活発なナッキーに相応しい、普段着のオーバーオール姿が載っています。
生徒達が漫画で描かれているあたり、原作漫画の知名度が高い事が分かります。
今日は予定を変更して、今週（２月７日）配信開始の「ホントのコイズミさん」の話を。 （Spotify Free のポッド・スキャットで、配信中）
今週は、「昭和レコード超画文報１０００枚」の著者との対談でした。
その著者は、小泉今日子と同世代で、７０～８０年代歌謡曲やアイドルの話で盛り上がりました。
懐かしい話をしている内に、キョンキョンが思わず「好きよキャプテン」をアカペラで歌ったり、
キョンキョンの好きな８０年代アイドルの曲の話も出ました。
同期では、川島恵の「ミスター不思議」が好きで、後輩では高橋美枝の「ひとりぼっちは嫌い」
が好きだと聞き、激しく同意しました。８０年代アイドルの曲には、隠れた名曲が多いので、
今度、自分でＤＪしたいとも言っていました。私としては、８８年にリリースした
「ナツメロ」の続編「ナツメロⅡ」として、キョンキョンのカバーを聞きたいと思います。
４０周年記念アルバムとしてリリースしてくれないかな？
最近は、著作権が厳しいので、無理なのでしょうか。
キョンキョン自身の話では、２ｎｄシングル「素敵なラブリーボーイ」の話が楽しかったです。
キョンキョンも、オリジナルの林寛子のバージョンは、色っぽいと絶賛。自分の歌は、
フワフワした感じだそうです。ジャケットの話では、篠山紀信撮影のビキニとワンピースの
２タイプのジャケットがあり、ビキニの方は今でも高く売買されているそうです。
なので画像は、シングル「素敵なラブリーボーイ」のビキニ・ジャケットを貼ります。
今日も予定を変更して、昨日（２月１１日）にLIVE配信されたTik Tokの４回目の話を。 正直言って、１～３回目は、過去のＰＶを見ながら、キョンキョンがＰＶの
エピソードや想い出を語るだけの内容で、歌も１曲しか歌いませんでした。
でも、最終回となる今回は、来週から３１年ぶりに全国を回る
ホール・コンサート・ツアーのメンバーをバックに（多分練習用のスタジオでしょう。）
３曲も歌ってくれました。原曲のアレンジを大幅に変える事が多いキョンキョンですが、
今回は、かなり原曲に忠実なアレンジだったのも、良かったです。
ファンからの質問にも、沢山答えてくれて、かつてのオールナイト・ニッポンを、
画像付きで見ている内容でした。見逃した方用に、２月１８日と２５日
（いずれもＰＭ９：００～）、再配信するそうです。２回だけなので、
４回中２回をセレクトするのか、ダイジェストにするのかは、判りませんが。
画像は、４回目の冒頭でも歌ったデビュー曲「私の１６才」のジャケット写真です。
２７４の続きに戻って、映画「生徒諸君」の、チラシ裏です。 ソフトボールの１００本ノックを受けるシーンで、中学の部活で慣れていたキョンキョンより、
ノックの球を打つ助監督の方がバテバテになった事。
ボートで奥多摩の急流を下るシーンで、１ｍ以上の急流を下った瞬間、「キャーッ！」と鋭い悲鳴をあげた
キョンキョン。その後慣れてきた頃、雨で撮影中止になり、「残念」と強がるキョンキョン。
と、たった１枚のチラシ裏なのに、パンフレットや雑誌に載っていないエピソードが書いてあります。
このチラシは、パンフレットをオクで買った時、送り主がサービスで付けてくれたので、
オクの送り主に感謝です。
「近代映画ハロー」の、７７ページ目の左上です。（２６１の続き） これはスタ誕の楽屋でしょうか。
スタ誕は、毎回ゲストが２～３人しか出なかったので、
この日は女性ゲストがキョンキョンだけで、ひとりでくつろげたのだと思います。
当時の歌番組の楽屋は、男女１部屋ずつで、先輩がいい席を使い、
新人は隅っこに追いやられるのが不文律になっていたそうです。
１年先輩の歌手が先に隅っこに座り、後から新人のキョンキョンが楽屋に入った時は、
先輩を移動させるのも失礼だし、先輩よりいい席を使うのも居心地が悪いしで、
困ったそうです。ソフトボール部にいた時期や、中途半端な不良の時期に、
先輩・後輩の序列の厳しさが身についているキョンキョンらしいエピソードです。
「近代映画ハロー」の、７７ページ目の左中央です。 元事務所の先輩、郷ひろみと一緒にゲスト出演している回です。
スタ誕の予選会の時は、応募ハガキを送ってから相当経っていて、
予選に出場する気もあまりなくなっていたそうです。
２つ上の姉が、郷ひろみのファンで、ＴＶジョッキーに出演する郷ひろみを見るために、
東京に行くので、ついでにキョンキョンも一緒に行って、予選会に出たそうです。
予選会の日に、郷ひろみがＴＶジョッキーに出ていなかったら、
スーパーアイドルのキョンキョンは、誕生していませんでした。
その郷ひろみが、元事務所の先輩になるとは、運命を感じさせるエピソードです。
「近代映画ハロー」の、７７ページ目の左下です。 デビュー直前やデビュー直後は、元事務所の先輩の郷ひろみと行き先が同じ時に、
車に乗せてもらっていたそうですが、この時もまだ一緒に乗っていたのでしょうか。
「近代映画ハロー」の、７８ページ目です。 ２００４年の「とんねるずのみなさんのおかげでした」の食わず嫌いのコーナーに、
本木雅弘と出演した時には、「レッツＧＯアイドル」の話で盛り上がりました。
雑誌「MEKURU」でも、本木雅弘が小泉今日子に寄稿文を寄せていて、
シブがき隊はキョンキョンに憎まれ口を叩いていましたが、
それは、キョンキョンが８２年組女性アイドルの中で、一番話しやすかったからだそうです。
「近代映画ハロー」の、７９ページ目の上です。 １０代の頃は、フリートークが苦手でしたが、バラエティはコント中心だったので、
被り物などのビジュアルで笑いを取る事が出来て良かった。と、後に語っています。
「近代映画ハロー」の、７９ページ目の下です。 鏡に写った表情も変わらないので、左右対称の整った顔立ちである事が分かります。
この頃は、まだ聖子ちゃんカットなので、髪型まで左右対称です。
３月１０日（木） ＰＭ１０：３０～１１：１５ ＮＨＫ総合で、
小泉今日子の４０周年を記念した、NHK MUSIC SPECIAL を放送します。
松田聖子の４０周年記念の時にも、放送していたので、楽しみです。
「近代映画ハロー」の、８０ページ目のメインカットです。 ８０年代前半までは、バラエティー番組がコント中心だったり、
歌番組にコントが付いていたりして、アイドル歌手がコントをする時に、
一瞬素顔がのぞく時があって、それが楽しみでした。
これは、「ザ・ヤングベストテン」のコントで着ているセーラー服姿です。
「近代映画ハロー」の、８０ページ目の下です。 シブがき隊は、レギュラー番組を持っていたので、共演する機会が多かったのでしょう。
雑誌「MEKURU」の小泉今日子特集に、中井貴一のインタビューが載っていましいた。
ドラマ「最後から２番目の恋」における二人の丁々発止の掛け合いにおいて、
咄嗟の機転がきくのは、アイドル時代に、バラエティー番組やコントで培った、
経験の積み重ねの結果だと、話しています。
「近代映画ハロー」の、８１ページ目です。 ラジオ「ルンルンナイト」で、ＤＪをしている光景です。
ルンルンという言葉が、当時を連想させます。
キョンキョンの初期のアルバムの曲にも、
「ルンルン気分」「キョンキョン気分」という歌詞がありました。
NHK MUSIC SPECIALのキョンキョン特集見ました。
モックンへのインタビューで、アイドル時代のキョンキョンの顔についての、
細かい分析は、テレビの歌番組等で身近に接する機会が多かった事もあってか、
さすがだな。と思いました。少年のような目をしているとか、小鼻なのに高いとか、
小顔で顎が尖っているのに口が大きく、笑顔になると、その大きな口のため、
顔全体が笑顔になる。でも、口を閉じると意思の強い感じになる。とかです。
「近代映画ハロー」の、８２ページ目です。 こちらも、ラジオ繋がりで、ゲスト出演している様子です。
ラジオはテレビより、アイドルの地が出やすいメディアでしたが、
中でもキョンキョンは、後にオールナイトニッポンを担当する等、群を抜いていました。
「近代映画ハロー」の、８３ページ目の下です。 ファンに囲まれているキョンキョンは、小さいですね。
２５歳までアイドルを演じていたと自負するキョンキョン。
アイドル時代は、アイドルを演じている自分と、それを上の方から客観的に眺めている
自分がいたと、パンダのアンアンで言っています。
アイドルを演じている自分が、２８８のカットで、
客観的に眺めている自分が、このカットに見えます。
６年前の雑誌「MEKURU」では、後者の自己プロデューサー的感覚を、
まるでビジネスマンのようだったと、振り返っています。
「近代映画ハロー」の、８４ページ目です。 ７０年代後半～８０年代前半は、音楽祭ラッシュの時期でした。
その中でも、新宿音楽祭は伝統のある音楽祭のひとつであり、
新人を対象にした音楽祭として、銀座音楽祭と共に有名です。
ここで金賞を受賞したキョンキョンは、シブがき隊とともに、
見事サンレモへの切符を手に入れました。
１１年前、はなまるマーケットで、２０数年ぶりに再開したヤックンと、
サンレモの話をしています。
「近代映画ハロー」の、８５ページ目の上です。 音楽祭ラッシュになったのは、ＴＢＳのレコード大賞に対抗するために作られた歌謡大賞が、
ＴＢＳ以外の民放各局の持ち回り制だったため、民放各局が独自に音楽祭を作ったからです。
中でもＮＴＶ音楽祭は、年末に行われるのが慣例だった他の音楽祭とは異なり、
８月に行われる異色の音楽祭でした。
ここでも、キョンキョンは、シブがき隊とともに、最優秀新人賞を受賞。
演技以外では人前で涙を見せないキョンキョンが、
感激のあまり涙を見せる貴重なシーンが、全国に流れました。
>>291
１スレ目に貼って消された４００枚ぐらいの画像を、がきんこの１９８０年板に、
再アップしました。その中に、水着姿も数十枚あります。
ＤＵＮＫの８５年１月号から、「渚のはいから人魚」と「迷宮のアンドローラ」の歌詞です。 「迷宮のアンドローラ」を初めて聞いたキョンキョンは、
やっと真面目な歌が歌えると、喜んだそうです。
キャッチコピーのようなタイトルのシングルの流れを汲みながらも、
それだけでは終わらず、ヒット狙いのメロディラインや歌詞によって、
スーパーアイドル・キョンキョンに相応しい曲になっています。
８０年代のキョンキョンのシングルセールスＮｏ.１になるのも、肯けます。
私も、この曲が、８０年代のキョンキョンのシングルでは、一番好きです。
この曲のヒットで、松田聖子・中森明菜に追いついた感があります。
ＤＵＮＫの８５年２月号から、２ページ目（答え）です。 Ｑ２８で、無愛想な江川がゴヒイキというのは、アマノジャクなキョンキョンらしくていいです。
Ｑ４４で、ヌードは本当にありませんでした。宮沢りえがヌードになった時、
キョンキョンはヌードにならないのかと、マスコミが煽りましたが、本人の意思は固かったです。
ちなみに、Ｑ５０の答えは、「１０階のモスキート」の間違いです。
このスレを見ていれば、分かりますね。
ＤＵＮＫの８５年２月号から、ドラマ紹介の２ページ目です。 大映テレビの「少女に何が起こったか」は、大ヒットした「スチュワーデス物語」に、
７０年代の「赤いシリーズ」のテイストを加味した作風で、こちらも大ヒットしました。
大映テレビ常連の石立鉄男・長門裕之を始め、岸田今日子や辺見マリといったベテランが、
脇を固めています。中でも、７０年代の大映テレビに欠かせなかった宇津井健が、
８０年代の大映テレビに初めて出演し、キョンキョンを盛り立てています。
キョンキョン自身、子供の頃「赤いシリーズ」が大好きだったとの事で、
念願が叶いました。ただ、この当時２クールが当たり前だった大映テレビで、
高視聴率にも関わらず１クールしか作れなかったのは、
キョンキョンのスケジュールが過密だったためでしょうが、残念です。
後半の方は、１話の中に２話分のエピソードが詰め込まれているような作りでした。
ＤＵＮＫの８５年２月号から、ドラマ紹介の３ページ目です。 大映テレビの「少女に何が起こったか」。
若手では、キョンキョンとピアノコンクール優勝を争うお嬢さんグループのリーダーに、
賀来千香子が扮しています。ドラマではライバルでも、待ち時間には、
キョンキョンとドッジボールで遊んでいたと、賀来千香子が笑っていいともで言っていました。
キョンキョン自身は、美人で気さくな賀来千香子に、憧れたと言っていました。
そのお嬢さんグループの取り巻きには、映画「Ｗの悲劇」に出たばかりの新人・高木美保や、
渡辺理沙もいました。渡辺理沙は、映画「生徒諸君」でも、ソフトボール部のキャプテン役で、
キョンキョンと共演しています。「生徒諸君」の時の棒読み演技とは別人のような、
ハキハキとした発声で、最近まで同一人物だとは知りませんでした。さすが大映テレビです。
ちなみに、近年小泉今日子と舞台で共演している風間杜夫は、「スチュワーデス物語」に続いての
出演ですが、キョンキョンの亡くなった父親役なので、額縁の写真のみの出演です。
ＤＵＮＫの８５年３月号から、アイドルＣＭコーナーです。 キョンキョンのＣＭからは、カルディアがピックアップされています。
年末には、「なんてったってアイドル」がカルディアのＣＭソングになりました。
ＤＵＮＫの８５年３月号の、テレビ番組紹介コーナーから、 ２回に分けて放送された「女の一生」の紹介の、１ページ目です。
なかなか再放送されないので、キョンキョン主演ドラマで、まだ見れていないドラマの１本です。
真面目なドラマの時は、記者会見でも、いつものコイズミっぽくなく、真面目に答えています。
「伊豆の踊り子」や「野菊の墓」のような文芸ものを演じたいと言っていたキョンキョンですが、
ワーワーキャーキャーやっている役から、一気に文芸ものを超えるシリアスな役に挑戦しています。
ＤＵＮＫの８５年３月号から、「女の一生」の、２ページ目です。 カツラを被ったキョンキョンのアップです。額が広いのでカツラも似合います。
９２年の時代劇「華岡青洲の妻」では、「あんみつ姫」の時のカツラが合わなくなったと言って
いましたが、この頃はまだ期間があまり空いていないので、合ったのかも知れません。
この時は、大映テレビ「少女に何が起こったか」と、掛け持ちで主演しています。
ザ・ベストテンやザ・トップテンでは、撮影現場からの中継ばかりでした。
専業女優でも、連ドラ主演と単発ドラマの主演の掛け持ちは大変なのに、
歌手活動も加わり、まさに殺人的スケジュールをこなしていたキョンキョンパワーに、脱帽です。
ＢＯＭＢの８５年３月号にも、ドラマ「女の一生」の記事が載っています。その１ページ目です。 このドラマで、後に仲良くなる、小林聡美と初共演（初対面でもある）します。
１４年後の連ドラ「恋愛結婚の法則」で、息のあった親友同士を演じて以来、
仲良くなったそうです。同い年で、二人とも背が低いというだけでなく、
飾らない言葉で何でも話す性格が、共通しているから仲良くなったのでしょう。
ＢＯＭＢの８５年３月号から、ドラマ「女の一生」の２ページ目です。 「その人の命を助けるために、他の人に身体を許してまで、
愛を貫くことができるかなって考えるとちょっと...」
永瀬正敏と結婚した時には、お互いをパートナーと呼び合い、
離婚した時には、お互いが「いとこ」のような存在になってしまった。と言っています。
離婚後に、「さんまのまんま」に出演した時（２００５年）には、
「本当に男を好きになった事ないんだ？」とさんまに言われ、
「どうでしょうかね。」と答えていました。
人に甘えるのが苦手だと言うキョンキョン。唯一甘えられる存在の男が出来た時、
それを恋愛だと思っているのかも知れません。
そう考えると、上記のような考え方はありえないのでしょう。
投稿写真の８５年２月号から、素人の撮った写真の右上です。 スーパーアイドルになったこの頃でも、スーパーマーケットやコンビニに自分で
買い物に行くキョンキョン。ある時、コンビニで雑誌を立ち読みしていたら、
店内で自分の曲「ヤマトナデシコ七変化」がかかり、恥ずかしくなったそうです。
本当は、電車もひとりで乗りたかったけれど、大騒ぎになるといけないので、
この頃は控え、２０代後半ぐらいからひとりで乗るようになりました。
投稿写真の８５年２月号から、素人の撮った写真の下です。 この衣装は、へそ出しルックです。
本田美奈子が「１９８６年のマリリン」を歌っている時、へそ出しルックが話題になりましたが、
キョンキョンは、その１年以上前からへそ出しルックで活躍していました。
常に時代を先取りするキョンキョンらしいステージ衣装です。
８０年代のキョンキョンのコンサートでは、常にへそ出しルックを着ている印象が強く、
２０代に入ってからも、「おへそも元気です。」というキャプションが付いていました。
ちなみに、この頃放送されていた大映ドラマ「少女に何が起こったか」でも、
へそ出しルックのレオタードを着てダンスを見せています。
「近代映画ハロー」の、８５ページ目の左下です。 この写真集は、８２年１１月３０日発売なので、年末の賞レースは載っていません。
歌謡大賞等の新人賞では、ノミネート（７人）されるも、受賞（２人）は逃しました。
レコード大賞の新人賞に至っては、５人のノミネートからも外されています。
（盟友の中森明菜も外されました。）
キョンキョンと明菜は、この悔しさをバネに、翌年から大ブレイクして行きました。
ちなみに、この年のレコード大賞の視聴率は、前年と比べて４％落ち込み、
凋落の兆しが見えてきました。
「近代映画ハロー」の、８６～８７ページ目です。 苦手な踊りのレッスンを受けるキョンキョンの姿です。
これは、振り付けの西条満氏が、番組全体を担当する振り付け師として、
「パリンコ学園No.1」の振り付けをしているところです。
８０年代の「夜のヒットスタジオ」の専属振り付け師もしていたそうです。
大ブレイクしてからのキョンキョンは、ステージ上を飛び回るエキサイティングな
コンサートで有名ですが、きっと見えないところで、努力を重ねていたのでしょう。
なお、曲別に、別の振付師もいたそうで、花の８２年組では、
西条満氏に師事していた三浦亨氏が、キョンキョン・明菜・ちえみ・優の振り付けを
担当していました。
「近代映画ハロー」の、８８～８９ページ目の右です。 鼻に何か付いている事も忘れて、美味しそうに毛ガニを食べているキョンキョンです。
毛ガニは大丈夫のようですが、魚はまるでダメなキョンキョンでした。
デビューするまでは、食べ物の好き嫌いが激しかったキョンキョンですが、
芸能活動を続けるうちに、嫌いな食べ物をどんどん克服して行きました。
そして、とんねるずの番組の「食わず嫌いのコーナー」に出演する頃には、
嫌いな食べ物がほとんど無くなり、探すのに苦労するほどになりました。
「近代映画ハロー」の、８９ページ目の左下です。 新人アイドルは、沢山の仕事を一度に行わなければいけません。
ＴＶ公録の合間に、サイン会・ファンの集い・レコード店めぐりと、忙しいキョンキョンです。
２０１１年のはなまるマーケットに出演した時は、
そんな当時のアイドルと今のアイドルを比べて、薬丸裕英は、
当時のアイドルの方が大変だったと言っていましたが、
小泉今日子は、自分でブログ書いたり、素人の盗撮に気をつけなかればならないので、
今のアイドルの方が、大変だと言っていました。
若いアイドル達を応援する、現在の小泉今日子の姿勢が分かるコメントです。
「近代映画ハロー」の、８９ページ目の左上です。 そんな新人キョンキョンの、レコード店めぐりの１コマです。
９７年頃のテレビ番組で、新人の頃のキョンキョンの、
レコード店でのサイン会のシーンを放送すると、
同じ厚木出身の、司会の榊原郁恵から、「これスミ屋さん」と聞かれ、
「そう、本厚木駅にあるスミ屋さん」と、キョンキョンが答えていました。
「近代映画ハロー」の、８９ページ目の左中央です。 市場で毛ガニを買っている風景です。
９０年代前半、結婚する前までは、東京の一軒家に住んでいました。
近くに小さな市場があり、そこで世間話をしながら買い物をしていたそうです。
人気アイドルは、付き人等の取り巻き連中が、全ての雑用をしてくれるので、
世間知らずになる事が多いのですが、それを嫌ったキョンキョンは、付き人も付けず、
自分の荷物は自分で運び、すべて自分で行動していました。
人気アイドルが、普通人の感覚を身に付けるには、努力が必要な事を知っていました。
「近代映画ハロー」の、９０ページ目の上です。 札幌そごうでの歌とサイン会の模様です。（同じページの下に記載）
こんな近くからキョンキョンを見れるので、デビュー時からのファンはラッキーでした。
盟友の中森明菜は、デビュー当時、ファンが見えるようにみかん箱の上に乗って、
キャンペーンで歌っていたそうですが、
背の低いキョンキョンも、そんな経験はあるのでしょうか。
「近代映画ハロー」の、９０ページ目の右下です。 これも、札幌そごうでの歌とサイン会の模様です。
衣装替えまでして、ファンにサービスしています。
翌年からは、コンサートツアーを開始するので、ステージ上でキョンキョンを撮れる
貴重な機会だったはずです。コンサートツアーは、カメラ持ち込み禁止のはずなので。
今年、３１年ぶりにホールツアーを行いましたが、そのコンサートのアンコールでは、
スマホ撮影が解禁になりました。
「近代映画ハロー」の、９０ページ目の左下です。 ファンとの親睦会での集合写真です。
仕事と私生活を完全に分離する事を、理想としていたキョンキョンは、
休みの日にサインを頼まれても、「ヤダー」と言って断るそうです。
その意味でも、ファンとの親睦会は、ファンとの交流が出来る貴重な機会でした。
ＤＵＮＫの８５年３月号から、アルバム紹介コーナーです。 今日子を英訳したタイトルの「Today's Girl」が紹介されています。
レコード大賞優秀アルバム賞を受賞しましたが、アルバムの出来としては、
次の「Flapper」の方が断然良いです。後の本人のコメントでも、
「私が理想とした女の子像は、「Flapper」で完成した。」と言っています。
１曲毎に別の音楽家の作品にしたのは、前作「Betty」が、全曲を筒美京平が作曲した
トータルアルバムだったため、バラエティに富んだ作品にしたかったからでしょう。
投稿写真の８５年３月号から、素人の撮った写真（その１）です。 ２号連続（３０６参照）で、アイドルを撮った投稿写真のトップページを飾っています。
カメラ少年にとっても、キョンキョンはアイドルの被写体のトップでした。
投稿写真の８５年３月号から、素人の撮った写真の３ページ目の右上です。 屋内ステージでのストロボ撮りという、大胆な事をするファン。
大胆な事をするキョンキョンだから、ファンも大胆になり、
心の中で、キョンキョンも喜んでいる気がします。
今年の、スマホ撮影解禁も、独立して自由になったので、行ったのでしょう。
投稿写真の８５年３月号から、素人の撮った写真の３ページ目の左上です。 サングラス姿は、滅多に見せませんでした。大きな瞳から放つ眼光から、
強い意思を感じるキョンキョンの表情に、サングラスは似合いません。
写真探偵団の８５年４月号に、紅白初出場の時のパンチラが載っています。 こちらは、投稿された写真とは書いてありません。
あがっていたキョンキョンですが、パンチラであがるようなキョンキョンではありません。
後に語った話によると、衣装のスカートの後ろ側を止める部分が取れていて、
リハーサルとは違うので、あがってしまったそうです。
（２０１２年のＮＨＫ「ＳＯＮＧＳ」出演時より）
写真探偵団の８５年４月号から、素人の撮った写真の左下です。 このＳＨＯＴ・１４の表情、最高ですね。
キョンキョンスマイルとはちょっと違う、イタズラっ子っぽい表情を浮かべているところを、
斜め下から撮っているので、顔の小ささと、トンガった顎のラインが強調されています。
営業スマイルを浮かべている他のアイドルでは、真似の出来ない表情です。
キョンキョンスが目指していた、理想の女の子像が、こんな感じなのかも知れません。
「近代映画ハロー」の、９１ページ目です。ここから記事になります。 キョンキョン思い出アルバムが、７ページに渡って載っています。
上二人が女の子だったので、男の子の名前しか考えていなかった両親に代わり、
おじいちゃんが考えた、「今日子」になりました。
朝日が昇り始めた頃に産まれたので、今日一日が始まるという意味でした。
雑誌「MEKURU」のインタビューで、初めてマスコミのインタビューに応じた母親は、
「なんだ、３人目も女か」と言って、父親が病院に来なかった事を告白しています。
もし、新米の助産婦さんだったら、喉につっかえているものに気が付かなくて、
窒息死していただろうとの事なので、小泉今日子はこの世に生まれて来なかった事になります。
「近代映画ハロー」の、９２ページ目です。 父親が元ＴＢＳ社員だったので、キョンキョンはＴＢＳのドラマに良く出演していたので
しょうか。テレビ番組の事はよく知っている父親なので、歌手デビューが決まった時は、
自由放任主義といっても、「大変な世界に入るんだぞ。」と忠告しています。
大変な世界なので、事務所の社長と相談して、高校を中退させたのでしょう。
ガミガミうるさかった母親ですが、その仕付けによって身に付いた事が、芸能界に入って、
役に立っているそうです。上の姉が数年前に亡くなった時は、小泉今日子が先頭に立って、
すべて行ったとの事です。（母親のインタビューより。）
父親が亡くなった時は、上の姉がすべて行ったので、その恩返しの意味もあるのでしょう。
キョンキョンのオテンバなイメージは、下の姉とのケンカを参考にしているのかも知れません。
素顔の小泉今日子は、親しい友人の話では、幼稚園の頃と同じく、
恥ずかしがり屋で引っ込み思案な性格のようです。
「近代映画ハロー」の、９３ページ目です。 キョンキョンがコーヒーを飲めなかったのは、母親の「いけません」の一言を、
忠実に守っていたからです。パンダのアンアンでは、「コーヒーは毒で、
大人になると、毒に勝てる体になる。」と、子供の頃に思っていたと、書いてあります。
母親のインタビューでも、「お母さんが悪いのよ。」と、大人になってから言われたそうです。
姉たちとドラマや歌番組を小さい頃から見ていたので、キョンキョンは若い割に
古いドラマや歌を知っていて、デビュー後、一緒に仕事をした大人たちから、
「キョンキョン、歳を誤魔化しているんじゃない。」と言われたそうです。
幼少の頃から、姉の木登りのアシストをしたり、野球のベース替わりに立たされていた
キョンキョンは、中学生の時も、仲間のローラー族の荷物見張り番をする等、
裏方に徹する事に慣れていました。
５０歳の時、自ら制作会社を作り、初めて舞台の演出をします。５２歳の時には、
３６年間所属していた芸能事務所を辞めて独立します。その後、自身が出演する仕事と、
プロデューサー業を、半分ずづぐらいの割合で行っています。５０歳の時、
あと１０年は現役を続けたいと言っていた小泉今日子が、１０年後（あと３年半後）には
表舞台から退き、裏方に徹するかも知れないと思うと、ファンとしては寂しいです。
「近代映画ハロー」の、９４ページ目です。 小学校３年ぐらいから、急に勝気で活発な女の子に変身します。
小学校は、担任の先生がほとんどの授業をするので、担任の先生の影響は大きいと思います。
ケンカが強かったのは、先天的な才能だったようです。
「これまで抑えに抑えてきたものが、一度に爆発するといった感じ」は、
デビューしてからの１年間、聖子ちゃんカットでマイナーな歌謡曲を歌っていたのが、
１年後にショートカットにして、メジャーなアイドルポップスを歌い、
明るく元気なキョンキョンにイメチェンした事とダブって見えます。
「近代映画ハロー」の、９５ページ目です。 中学時代の事が書いてあります。この新人の頃の記事では触れていませんが、
中途半端な不良だった事、中学に１日中いた日が無いほどサボリ魔だった事は、
後に、「パンダのアンアン」で公表しています。
両親が離婚した事も、「パンダのアンアン」で触れていますが、
中学時代に家庭崩壊していた事は、「黄色いマンション 黒い猫」で、初めて知りました。
父親が経営していた会社が倒産し、母と３姉妹は駅前の近くのアパートで、
半年くらい暮らしていたそうです。何事にも前向きなキョンキョンは、
アパート暮らしも、ワクワクしながら楽しんでいたそうです。
半年後、父親が家に戻れる事になりましたが、一緒に暮らしたのはキョンキョンだけでした。
父親と仲がいいキョンキョンは、父親との二人暮らしをエンジョイしていたそうです。
母と姉二人は、近所付き合いの手前、すぐには家に戻りませんでしたが、
キョンキョンは、中学の男の子に「お前ん家、倒産したんだってなぁ」とからかわれても、
「そうだよ。それがあんたにどう関係があんの！」と言い返す、つおい心を持っていました。
「近代映画ハロー」の９６ページ目です。 やがて中の姉が家に戻り、記事にあるように「スター誕生」の第一次予選を受けます。
中の姉が家に戻っていなかったら、スーパーアイドル小泉今日子は世に出ていませんでした。
波乱万丈だった中学時代の記憶を、人生の中の宝物だったと、小泉今日子は後に語っています。
上の姉が家に戻る頃、デビューのためキョンキョンは東京へ引越し、
そのすぐ後、中の姉が結婚して家を出ます。
小泉家の人々が揃う事は、二度とありませんでした。
「近代映画ハロー」の９７ページ目です。 「恋のハッピーデイト」を１番しか覚えていなかったキョンキョン。
後にスタ誕のスタッフが、「ひどいのが来たよ。」と、当時の事を振り返っていました。
スタ誕決戦大会で合格した時の、チーフ・プロデューサーである金谷のメモには、
「音域狭いけど、音痴ではない。徹底的にレッスンさせたい。」と書かれていました。
同じ事務所の石野真子が、あんな形で結婚・引退する事になり、
次世代を担うキョンキョンには、２年後にブレイクするような長期的展望を持って、
デビュー前に、徹底的にレッスンさせました。
「近代映画ハロー」の、９８ページ目です。 アイドル恒例の手相占いのページです。普通は、差し障りの無い書き方しかしないのですが、
この手相占いは、かなり当たっていると思います。
デビューした年の暮、初めてショートカットにする直前なので、
「不安感も含め、気持ちがたかぶっている」部分は、ピッタリです。
「自分自身が前に伸びようという気迫」も、当たっています。
「新しい事を学んでいこうとする気持ち」は、キョンキョンの場合、
自分が興味を持つ分野に対してだけ働くので、ムラがあるのでしょう。
「近代映画ハロー」の９９ページ目、手相占いの２ページです。 「いい指導者にめぐり逢うとか、いい作品にぶつかった時、
いまの自分から大きく脱皮し、飛躍する可能性もある。」
正に、その通りになりました。
「近代映画ハロー」の１００ページ目、手相占いの３ページです。 かなりわがままな性格の部分が出ているので、仕事を投げ出さないとも限らないと、
書いてあります。仕事を辞める覚悟で、ショートカットにしたので、これも当たっています。
しかし、自分勝手を押さえる努力をすれば成功する、と書いてある部分は外れです。
何しろ、歌のレッスンに通うよう勧めた社長に対し、「歌は心で歌うもの」と反論し、
ヒット曲を連発、結果をしっかり残したのですから、自らの主張を貫き通したキョンキョンも、
それを許した社長の懐の深さも、立派です。
「歌手に安住している人ではなく、芝居とか色んな方面で才能を表す」これも当たっています。
脱皮が２年ほど後に起こる事も予想しています。健康面では、スタ誕の決戦大会で、
本当に階段を転げ落ちました。地味婚まで当てています。
「時間はかかるものの、登りつめる頂点は高い。」「自分を大切にする性格」
「みかけは派手でも、行動は慎重なタイプ」すべて当てています。
月刊平凡に初めて載った記事が、この８２年２月号です。 ２月号は、８１年１２月２２日発売なので、デビュー日の３か月前に載っている事になります。
ニックネームが、「キャンキャン」と誤植？されている上、
スタ誕で募集したニックネーム。という事になっています。
（本当は、小学校１年頃からのニックネーム）
月刊平凡の８２年３月号の、１ページ目です。 デビュー日が同じ３月２１日の、ちえみとの２ショットが載っています。
デビュー日が同じキョンキョン・ちえみ・寛子は、３人一緒にキョンペーンを行う事が多く、
キョンキョンは、大阪弁と京都弁で喋る二人に影響されて、関西弁のアクセントが付き、
「君、何処の出身？」と尋ねられる事が多かったそうです。
そんな頃、ちえみと仲良くなっていったので、この頃は、まだ仲良くなる前かも知れません。
月刊平凡の８２年３月号の、２ページ目です。 ２～３ページ目がキョンキョン、４～５ページ目がちえみの構成になっています。
事務所もレコード会社も同じ石野真子のファンだった事は、
本人が２０１０年代になって書いたエッセーでも、公言しています。
スタ誕の予選会でも、石野真子の「恋のハッピーデイト」を歌い、
テレビ予選と決戦大会でも石野真子の「彼が初恋」を歌って合格しました。
（予選会では、合格するとは思わず、歌詞を１番しか覚えていなくて、
番組スタッフに「ひでぇ奴がきたな」と思われたそうですが。）
事務所としては、この時結婚・引退していた石野真子よりも、
松田聖子を目標にしてもらった方が良かったのかも知れませんが、
本人の意思を尊重したのでしょう。
>>347 ピンク柄の服とスカートが、デビュー当時のキョンキョンにピッタリですね。
ちなみにキョンキョンは、根津甚八を下敷きに挟んでいたとの事です。
月刊平凡の８２年３月号の、３ページ目です。
デビュー前の公式なサイズは、身長１５３ｃｍ、体重４３ｋｇ、Ｂ７９・Ｗ６０・Ｈ８５。
デビュー後（２.５か月後）には、身長１５５ｃｍ、体重４５ｋｇ、Ｂ８２・Ｗ５８・Ｈ８５。
と、早くもメリハリの利いた身体に成長しています。（あくまで公式サイズです。）
両親が離婚した事や、高校を退学した事は、新人アイドルとしては発表出来なかったでしょうが、
スタ誕の決戦大会で、楽屋の階段を一回転しながら下まで落ちたから、
本番では、あがらずに合格した事は、この頃から言っていたんですね。
テレフォン・ショッキングの最後の回近くの時にも、この事がクイズになっていました。
月刊明星に初めて載った記事が、この８２年３月号です。 キョンキョンの初レギュラー番組は、「ザ・ヤングベストテン」のマスコット・ガールでした。
素人時代に、田原俊彦を追っかけた事を除けば、キョンキョンの初めての芸能人との対面は、
「スタ誕」のテレビ予選と決戦大会で司会をしていた、タモリと谷隼人でした。
レッスン時代、「スタ誕」の審査員席の隣で見学している時に、
合格した中森明菜を見た事はありますが、本格的に芸能人と接するのは、
「ザ・ヤングベストテン」のシブがき隊（当時はシブがきトリオ）と少年隊が、初めてでした。
だから、月刊明星の記事には、彼らの名前が良く出て来るのでしょう。
（１７に載せた記事を、参照。）
目標でもあり、ファンでもある石野真子のサインには、1981.8.09と日付が書いてあります。
キョンキョンは、８１年３月１１日収録の「スタ誕」の決戦大会に合格しているので、
引退（８１年８月３１日）前の石野真子に、会っているのでしょう。
キョンキョンと仲良しのちえみも、石野真子のファンでしたが、ちえみがホリプロ・
タレントスカウトキャラバンで優勝したのは、８１年８月１９日なので、
引退前の石野真子には会えず、引退中に特別に会わせてもらったそうです。
月刊平凡の８２年４月号には、キョンキョン・伊代・よしえの同学年トリオによる ひな祭り企画グラビアが、４ページに渡って載っています。その１ページ目です。
よしえは、花の８２年組より２年先輩ですが、８０年デビュー組の中では
最も若く、なかなか同期のアイドルと話しにくかったそうです。
同学年の伊代・キョンキョン・明菜が出てきた時は、ようやく話しかけられると思い、
キョンキョン等が、よしえさんと言うと、同い年なんだから、よしえちゃんでいいのよ。
と言われ、なんて気さくな人なんだろうと、キョンキョンは感激したそうです。
月刊平凡の８２年４月号の、ひな祭り企画の２ページ目です。 同学年の３人ですが、よしえは２年先輩、伊代は半年先輩なので、
長女がよしえ、次女が伊代、三女がキョンキョンという扱いで、
実際に三人姉妹の三女だったキョンキョンは、この企画でも末子扱いで、嬉しそうです。
実際には、よしえはお兄さんがいる二人兄妹の末っ子、
伊代は二人姉妹の末っ子と、末っ子トリオなんですが。
>>352 デビューから最初の１年は、芸能界に慣れていなかったので、
事務所からは何も言われなかったけれども、自分が勝手にイメージするアイドル像を、
気が付いたら演じていた。と言っていました。
キョンキョンの可愛い容姿で演じるから、清純派アイドルになるのでしょう。
月刊平凡の８２年４月号の、ひな祭り企画の３ページ目です。
微笑少女と書いて、びしょうじょと読ませるキャッチ・フレーズは、
あまり浸透しなかったようです。
２０１６年にＣＳで放送された、伊代・ちえみ・優の同窓会番組で、
キャッチ・フレーズ当てをしていましたが、
明菜の「ちょっとエッチな美新人娘（ミルキーっ子）は、みんな分かったのに、
キョンキョンの微笑少女は、伊代と優は知らず、仲の良かったちえみだけ知っていました。
それでも、ほほえみしょうじょと、そのまま読んでいました。
月刊平凡の８２年４月号の、ひな祭り企画の４ページ目です。 キョンキョンは写っていないけど、３ページ目と繋がるページなので、載せます。
この時点では、キョンキョン・ちえみ・伊代が共演した「パリンコ学園No.1」
の前番組「ピンキーパンチ大逆転」（よしえ・伊代が共演）すら、
放送する前でした。（４月号は、２月２４日発売）
「近代映画ハロー」の１０１ページ目です。 このページからは、当時のシングルやアルバムの歌詞が載っています。
デビュー曲「私の１６才」の原曲「ねえ・ねえ・ねえ」（森まどか）は、
当時、全然知らない曲でした。調べたら、森まどかは１３歳でデビューし、
翌７９年に、２ｎｄシングルとして「ねえ・ねえ・ねえ」を歌っていました。
「素敵なラブリーボーイ」は、７４年に１４歳で歌手デビューした林寛子が、翌７５年に、
６ｔｈシングルとして歌った曲で、林寛子の最大のヒット曲として有名でした。
キョンキョンがカバーした後、超人気アイドルになったため、
カラオケのクレジットが小泉今日子に変わってしまい、文句を言っていました。
キョンキョン自身、「林寛子さんの原曲は、色っぽくて素敵。」と言っています。
私も、林寛子の曲の中では、一番好きな曲です。
「近代映画ハロー」の、１０２ページ目です。 ３ｒｄシングル「ひとり街角」で、初めてオリジナル曲のシングルを歌う事が出来ました。
スタ誕でキョンキョンを指名した、ビクターの飯田久彦ディレクター（ピンクレディーの
ディレクターとして有名）が、雑誌「MEKURU」のインタビューで、
１ｓｔと２ｎｄシングルがカバー曲なのは、
飯田久彦自身がカバー曲が好きだからと、言っています。
飯田久彦氏が、外国曲のカバーで大ヒットを飛ばした
ロカビリー歌手出身だからでしょう。
「黄色いチューリップ」は、１ｓｔアルバム「マイ・ファンタジー」の２曲目です。
当時のシングルは、マイナー調の歌謡曲が中心でしたが、
この曲は、ほんわかしたメジャーコードのアイドルポップスに仕上がっています。
「近代映画ハロー」の、１０３ページ目です。 １ｓｔアルバム「マイ・ファンタジー」の３曲目「夏模様」は、
「私の１６才」「ひとり街角」「春風の誘惑」といった当時のシングルと同じ、
マイナー調の歌謡曲に仕上がっています。
「ルンルン気分」という当時の流行語を歌詞に取り入れ、
「キョンキョン気分」という歌詞と、かけている所がユニークです。
４曲目「フルール」は、マイナー調の歌謡曲というより、暗いバラードです。
まだ、キョンキョンのキャラがハッキリしていないため、
いろんな曲に取り組んでいる事が分かります。
「近代映画ハロー」の、１０４ページ目です。 １ｓｔアルバム「マイ・ファンタジー」の５曲目「宛先のない手紙」も、
「フルール」同様、暗いバラードです。２曲とも、覚えやすいサビのメロディが、
７０年代のアイドル歌謡曲のような感じを、抱かせます。
キョンキョンが、スタ誕のテレビ予選と決戦大会の時に歌った、
ファンである石野真子の「彼が初恋」と、似たような感じの曲です。
６曲目は、２ｎｄシングル「素敵なラブリーボーイ」であり、
（１曲目が、デビューシングル「私の１６才」です。）
「せっかち」が、７曲目になります。「黄色いチューリップ」と同様、
ほんわかしたメジャーコードのアイドルポップスです。
キョンキョンには、やはりメジャーコードのアイドルポップスが似合います。
この曲は、サビ先の覚えやすいメロディに仕上がっています。
「近代映画ハロー」の、１０５ページ目です。 １ｓｔアルバム「マイ・ファンタジー」の８曲目「年頃」も、
当時のキョンキョンの基本路線である、マイナー調の歌謡曲に仕上がっています。
「夏模様」と「年頃」は、「私の１６才」に代わるデビューシングルになっても、
おかしくない出来ですが、敢えてカバー曲を選んだのは、３５８で書いた通りです。
９曲目「回り道」も、マイナー調の歌謡曲ですが、アップテンポになっている分、
「夏模様」や「年頃」より、売れ線のメロディラインから外れています。
「近代映画ハロー」の、１０６ページ目です。 １ｓｔアルバム「マイ・ファンタジー」の１０曲目「街っ子ボーイ」は、
２ｎｄシングル「素敵なラブリーボーイ」を除けば、アルバムの中で唯一の、
アップテンポで、メジャーコードのアイドルポップスに仕上がっています。
サビ先の覚えやすいメロディラインは、ブレイクした５ｔｈシングル「真っ赤な女の子」以降を
想起させ、このアルバムの中で、最もキョンキョンに合っている曲だと思います。
１１曲目「シー・ユー・アゲイン」は、アルバムのラストを飾るに相応しい
スロー・バラードです。
シングルは、４ｔｈ「春風の誘惑」で、ようやくベスト１０に入りましたが、
アルバムは、この１ｓｔ「マイ・ファンタジー」が、２位まで上がりました。
最初、キョンキョンより松本伊代の売り出しに力を入れていたビクターが、
この１ｓｔアルバムのチャートアクションを見て、キョンキョンの不思議な人気に
戸惑いながらも、徐々にキョンキョンの売り出しに力を入れるようになりました。
>>362
ＤＵＮＫの８４年６月号からの、ビキニカットのアップ、ありがとうございます。
「近代映画ハロー」の、１０７ページ目です。 デビューからの８ヶ月間を振り返るコーナーです。
近代映画では、８２年３月号に、このカットを含む２ページで、初登場しています。
１年近く「歌のレッスンに励んできたの」。レッスンの先生は、
コウノ先生というボイストレーナーで、エッセイ集「黄色いマンション 黒い猫」によると、
課題曲の中に、南沙織の「純潔」があって、なんちゅう歌詞じゃ！と思いながらも、
一生懸命歌っていたそうです。歌が得意だったわけでも、特別好きだったわけでもなく、
なんとなく歌手デビューの流れに乗ったキョンキョンは、プロダクションやレコード会社の
おじさまたちが沢山関わっていて、かなり焦っていたと、告白しています。
「芸能界という大海原への出航を待つ今日子ちゃんです。」
コウノ先生の家で、歌はなかなか上手にならないけれど、芸能界という大海原が嵐になっても、
負けない心構えを学んだそうです。
「近代映画ハロー」の、１０９ページ目です。 「スター誕生」の新人紹介コーナーに出た時です。
決戦大会より、ゲストとして出た時の方がアガってしまったというキョンキョン。
アガったという事は、プロとしての自覚が出てきているのでしょう。
「どこにでもいそうな普通の子が、人の目に触れてどんどん垢抜けていくのを、
まるで身内のような親しげな気分で見守ったりするのも楽しいのだ。」
（エッセイ集「黄色いマンション 黒い猫」より）
見ている側が、見られる側に変わり、キョンキョンもどんどん垢抜けていきました。
↑３６５の訂正：画像は、「近代映画ハロー」の、１０８ページ目でした。 文章は、１０９ページ目に対するものです。
「近代映画ハロー」の、１０９ページ目では、こちらです。
文章は、１０８ページ目に対するものを書きます。
ソフトクリームを持つ姿も可愛いキョンキョンの８２年３月です。
エッセイ集の続き。「スター誕生」を紹介する部分では、合格する前の素人時代に、
その魅力を、以下のように分析しています。
「あの子カワイイから絶対受かる！」とか「この子は歌が上手いけど何かが足りない！」とか、
勝手な事を言いながら結構盛り上がる。合格した子はしばらくすると番組の新人コーナーで、
デビュー曲を披露する。どこにでもいそうな普通の子が、
人の目に触れてどんどん垢抜けていくのを、まるで身内のような親しげな気分で
見守ったりするのも楽しいのだ。
スタ誕世代の楽しみを、代表して言ってくれているようです。
「近代映画ハロー」の、１１０ページ目の上です。 夏が苦手な事を、デビュー当時から語っていました。
海より山の方が好きなのも、山の方が涼しいからかも知れません。
そんな小泉今日子ですが、４０代中頃は、このカットのロケ地である葉山に住んでいました。
海の方が好きになったのか、海や富士山を見ながら、のんびりした生活をしたかったようです。
ドラマ「最後から２番目の恋」の第一シリーズは、葉山を鎌倉に置き換えたような内容でした。
鎌倉ロケも、葉山からなら近くて良かったのでしょう。
しかし、朝ドラ「あまちゃん」の撮影が１年間あり、葉山から通うのはとても無理なので、
東京に戻りました。隠居生活を送るには、まだ早すぎたと反省したそうです。
「近代映画ハロー」の、１１０ページ目の下です。 普通にスーパーで買い物をするキョンキョンは、アイドル全盛期になっても、
その姿勢を崩さず、普通人でいる事に、努力を惜しまない人でした。
仕事でも付き人を付けず、大きなバッグを自ら抱えて仕事場を回りました。
他人に頼ると、自分がダメになる事を、自覚しているからこその行動です。
散歩も大好きで、親からもらった丈夫な二本の脚に感謝しているとの事です。
末っ子のキョンキョンは、子供の頃から近所の三つ子の赤ちゃんを可愛がるほどの
子供好きでした。
月刊平凡の８２年４月号には、新人アイドル８人が４人づつの２組に分かれて、 綱引きをするコーナーも、４ページに渡って載っています。その１ページ目です。
各アイドルの配置から見て、上がキョンキョンチーム、下がちえみチームという感じです。
人気面から見ると、秀美と優がいるキョンキョンチームの方が、有利なんですが。
月刊平凡の８２年４月号の、綱引き企画の２ページ目です。 綱引きをする新人アイドル８人のプロフィールが載っています。
キョンキョンと同学年が、本人含めて４人、１学年下が３人、２学年下が１人です。
１ページ目に、今年はミドルティーンの女性歌手の当たり年。と書いてあるので、
１６～１４歳を集めたのでしょう。つちやかおり・パンジーの３人・伊藤さやか・
坂上としえ・渡辺めぐみ・白石まるみは、年上なので、参加していません。
松本伊代や三田寛子は、既に人気が出ていたので参加せず、
中森明菜は、まだデビュー前で、参加出来なかったと思います。
キョンキョンが、好きだった楽曲を歌うアイドルとして、８２年組からは、
川島恵をプッシュしていました。９２年の連ドラ「あなただけ見えない」で、
演じたヒロインの役名が、川島恵だったのは、キョンキョンの希望だったかも知れません。
月刊平凡の８２年４月号の、綱引き企画の３ページ目です。 新人アイドル８人の、座談会（当時、３人以上の対談の場合は、立っていても座談会と言った。）
が、２ページに渡って載っています。
「みんなおしりが大きいから」と、川田あつ子が行っているので、３７０のプロフィールから、
ヒップの大きい人ベスト３は、１位：川島恵の８６ｃｍ、２位：キョンキョンの８５ｃｍ、
３位：ちえみと優の８４ｃｍ。という結果でした。
秀美が、「赤はスポーツギャルばかりだもの」と言っていますが、
キョンキョンはスポーツがまるでダメでした。でも下半身が太く腕力もあるので、
綱引きには貢献していたかも。優も、本当はスポーツがダメでしたが、
スポーツギャルとして売り出されていたので、肯定せざる負えなかったのでしょう。
松井直美も、プロフィール欄にスポーツを書いていないので、ダメなのでしょう。
結局、赤組は、秀美が孤軍奮闘したのでしょう。
月刊平凡の８２年４月号の、綱引き企画の４ページ目です。 座談会の前半では、キョンキョンがみんなのまとめ役になっていますが、
好きな男性のタイプの話に入ると、「根津甚八 命」のキョンキョンは、冷静さを失い、
沢田研二さんと言った新井薫子に、「もう。どこがしぶいのよ。」と反論します。
ちなみに秀美は柴田恭兵、ちえみは水谷豊、優は西山君とユニークですが、
「優って、パッパラーのところがあるでしょう。」と、薫子に言われてしまいます。
書初め？では、キョンキョン「やさしい心」、秀美「努力」、ちえみ「希望」、
優「夢」と、それぞれの性格が良く分かる言葉を選んでいます。
他の４人もそうなのでしょうが、あまり詳しくないので、ハッキリとは分かりません。
月刊平凡の８２年４月号から、やじウマコーナーです。 ８２年は、１６歳のアイドル歌手が、芸能界を席巻すると書いてあります。
女性歌手では、花の８２年組から、キョンキョン・明菜・伊代・寛子が１６歳です。
他に、新井薫子・川田あつ子・川島恵・川上麻衣子も１６歳です。
８０年デビューの柏原よしえ・比企理恵も１６歳になっています。
（よしえは、１６歳になったとたんに、ブレイク）
男性アイドルでは、新人のシブがき隊の３人が、１６歳。
デビュー前のジャニーズ少年隊（この頃はそう言っていた）では、錦織一清が１６歳。
前年デビューの竹本孝之も１６歳になっています。
月刊明星の８２年４月号から、がんばれ！つぼみくんのコーナーです。 月刊平凡では８人の新人が取り上げられていましたが、
その中から、川島恵と松居直美がふるい落とされ、
キョンキョン・ちえみ・秀美・優・川田あつ子・新井薫子の６人に絞られました。
前列のキョンキョン・ちえみ・新井薫子は、３月２１日デビュー、
後列の秀美・優・川田あつ子は、４月２１日デビューの、２組に分けられています。
３月２１日には、三田寛子も歌手デビューし、２日前の３月１９日には、
北原佐和子もデビューしているので、この時期に有望新人が集中しています。
月刊明星の８２年４月号の、がんばれ！つぼみくんから、キョンキョンの１ページ目です。 好きな芸能人・根津甚八と、好きなペット・猫が、デビュー前から４０年以上たった現在まで、
変わっていない、ブレないキョンキョンが、いいですね。
本当に好きな事は、一生変わらないのでしょう。
自己主張しないとソンするなあ。と思い、将来の夢を歌手か俳優と書いた小学校時代から、
夢が現実となって、続いているのも、本当に好きな事だからでしょう。
小学校の頃は、モモエちゃんが１等賞だったため、親愛なるライバル・山口百恵様。
と言って、「横須賀ストーリー」を練習するキョンキョンですが、
山口百恵が、どれだけ凄かったのかは、小学生には分からなかったようで、
最近出演したテレビのトーク番組（僕らの時代）で、山口百恵のファンだったという、
１８歳年上の木野花さんに質問していました。
月刊明星の８２年４月号の、がんばれ！つぼみくんから、キョンキョンの２ページ目です。 中学の時、サッカー部のモテ男子から、「仲良く出来るといいですね」という年賀状をもらい、
すっかりその気になるキョンキョン。でも「仲良く」の意味は、「友達」の意味でした。
その彼は大親友の元へ行ってしまいます。
ファースト・キスの相手が、女子とキスする回数を稼ぐ男子だったり、付き合った相手とは、
手を繋いだまま、何も口を聞かず、ただ一緒に帰るだけだったりしました。
家庭も、父親の会社の倒産で夜逃げを経験したり、両親が別居し、
キョンキョンは父親と暮らしたり、キョンキョンの中学時代は、辛い体験を沢山しました。
だからこそ、強靭な精神が育まれたのでしょう。
中学時代の経験が、一生を左右する大事な時期だった。と、今でも言っています。
月刊明星の８２年４月号の、がんばれ！つぼみくんの、最後のページです。 「テレビ探偵団」にキョンキョンがゲストで出演した時に、「パリンコ学園No.1」で、
伊代・ちえみと一緒に踊っているキョンキョンのVTRがオン・エアーされ、
「私だけ腕が太てェ～」と、思わず言ってしまったキョンキョン。
でも、デビュー当時のこの頃は、優ちゃん以外の５人が、
キョンキョンを含めて、みんな「腕が太てェ～」ですね。
１日遅れですが、明けましておめでとうございます。 正月なので、晴れ着のキョンキョンを貼ります。
月刊明星の８３年２月号から、晴れ着のキョンキョンと明菜のツーショットです。
実は、見開き＋２つ折りで、花の８２年組集合の晴れ着になっています。
他には、キョンキョンの右側に、伊代・ちえみ・優・武田久美子・秀美の順に並んでいます。
前年までは、新旧女性アイドルが、７人ぐらい晴れ着で集合するのが慣例でしたが、
この年は、花の８２年組のみ。
如何に、花の８２年組が、アイドル界を席巻していたかが分かります。
月刊明星の８２年４月号から、スター誕生リニューアルの記事です。 スター誕生は、司会が萩本欽一（７１年１０月～８０年３月）→谷隼人・タモリ（～８１年３月）
に変わるも、審査形式は同じでした。ちなみに、予選会の最高得点は、桜田淳子の５７３点。
司会が、坂本九・石野真子（～８１年１２月）に変わると、審査形式が変わったため、
中森明菜の予選会の３９２点を、番組史上最高得点と、誤解を招く言い方をします。
そして司会が西川きよし（～８２年１月、１０月からは横山やすしも参加）に
変わったタイミングで、番組立ち上げ時から参加していたプロデューサーたちが去り、
替わったプロデューサーが、審査員を総入れ替えし、記事に書いてあるように、
審査ポイントも大きく変えます。この数々の変更が裏目に出て、スター誕生は、
８３年９月で終了します。旧体制の最後の合格者が中森明菜でした。
文章の最後にキョンキョンが言っている「本当にスタッフの皆さんや先生方、きびしい。
でもそれは、責任持って送り出してやるということだと思うんです。」
これは、旧体制だった頃のプロデューサーや審査員の事を言っているのでしょう。
「近代映画ハロー」の、１１２ページ目の上です。 同期で同じ日にデビューした、仲良しの堀ちえみとの２ショットです。
同じく同じ日にデビューした、同い年の三田寛子より、１歳下の堀ちえみと仲が良かったのは、
キョンキョンが３人姉妹の末っ子で、年下の女の子と仲良くなりたかったからでしょう。
後輩の菊池桃子・荻野目洋子・中山美穂達と仲が良かったのも、同じ理由でしょう。
それは、９０年代の観月ありさ、００年代の長澤まさみ、１０年代の能年玲奈へと繋がり、
後輩の面倒見が良い事が、有名になりました。
>>386 綺麗な色付けとアドバイス、ありがとうございます。
使ってみたけど、画像が良くなかったのか、イマイチの色付けになりました。
使用ソフトは、左下に印字されています。
その画像は、「近代映画ハロー」の、１１３ページ目です。
キョンキョンの女優としての初仕事は、ＮＨＫの大河ドラマ「峠の群像」の「つる」役でした。
たった１回の出演でしたが、主演の緒形拳から立ち振る舞いを教わり、
女優になりたかったキョンキョンは、得るものも多かったようです。
「大石主税（ちから）の恋人役で、本当は吉良家のスパイ。討ち入りの事を探る内、
主税の事が好きになっちゃって、手打ちにしてくれって自ら言いに行く。
ドラマデビューを飾るには充分過ぎるほど格好いい役でした。」（パンダのアンアンより）
ただ、「つる」という役名には、ちょっとがっかりしたと、本音も語っています。
今回は、色付けが上手くいったようです。 387が変なのは、元のモノクロ画像が色付けに向いていないからでしょう。
「近代映画ハロー」の、１１４ページ目の上です。
パリンコ学園No.1で共演した、松本伊代・堀ちえみとの、セーラー服姿での３ショットです。
松本伊代は、柏原よしえと共演した前作「ピンキーパンチ大逆転」に続いての出演です。
柏原よしえは２年先輩なので、キョンキョンは最初「よしえさん」と呼んでいたそうですが、
「同い年なのに、さん付けで呼ばないで。」と言われ、その後「よしえちゃん」と呼び、
気さくな人だと関心したそうです。
芸歴を重んじる、上下関係の厳しい芸能界を、人気アイドルたちが、
同い年同士では横に繋がって行く関係に、変えて行ったと思います。
今、柏原芳恵は、J:COMテレビで、７０～８０年代アイドルとの対談番組を持っていますが、
キョンキョン出演してくれないかなあ。やっぱり伊代ちゃんの方が先かなあ。
この画像は、色付けしても、一部しか色が付かなかったので、オリジナルのまま載せます。 「近代映画ハロー」の、１１４ページ目の下です。
大好きなおにぎりを食べている姿です。
松本伊代は、８２年組の中では唯一、デビュー曲がベストテン入りし、
真っ先にブレイクしました。８２年組の中のリーダー的存在でした。
ビクターも、湯川れい子や筒美京平、糸井重里等の強力な布陣で、バックアップしていました。
それに比べてキョンキョンに対しては、カバー曲の連投など、全く力を入れていませんでした。
しかし松本伊代のセールスが頭打ちになるやいなや、キョンキョンを強力にプッシュする所は、
アイドルのレコードセールスのノウハウに長けた、ビクターらしい戦略でした。
この画像は記事中心ですが、色付けは上手くいったようです。 「近代映画ハロー」の１１５ページ目です。
デビューした年の４月に、厚木から引越した最初のマンションの紹介です。
エッセイ集「黄色いマンション 黒い猫」に出てくるマンションは、
１８～２２歳の時に住んでいたそうなので、その前なのでしょう。
自宅から通えないアイドルは、寮生活（堀プロ等）や、社長宅（サンミュージック）に住む事が
多かった時代、キョンキョンには最初から２ＤＫのマンションが用意されました。
事務所の期待の大きさを表すと同時に、キョンキョンのしっかりした性格を見抜いていたから、
いきなり１６歳の小娘（本人の表現）に、マンションが用意されたと思います。
高校を中退した事で、他のアイドルと比べて炊事・洗濯等をする時間が若干ある事も、
マンション暮らしが出来た要因だと思います。
>>391 教えて頂き、ありがとうございます。試してみたら、上手く色が付きました。
画像は「近代映画ハロー」の、１１６ページ目です。（写真がないので、色付けなし）
ファッションセンスと同様、マンションのインテリアのセンスも抜群のキョンキョンです。
ローリングチェアに揺られながら、レコードを聴いたり、
本を読んだりする時間が取れたのも、高校を中退し、早起きしなくて良かったからです。
事務所も朝早い仕事を入れず、協力しました。
新人として恵まれている環境が、後のスーパーアイドル・コイズミを誕生させ、
今も芸能界の第一線で活躍出来る一因になりました。
ローリングチェアに揺られている至福の時間が、
芸能人・小泉今日子を作る原点になったと思います。
「近代映画ハロー」の１１７ページ目です。 「何かの雑誌に、聖子ちゃんの真似するな、と書かれて、くやしくって、髪を短くしたそう。」
この後、ショートヘア、刈り上げカットと、どんどん短くなりますが、
３人姉妹の末っ子だったキョンキョンは、男の子が欲しかった親の願望から、
小さい頃はいつもショートカットで、近所から可愛いお坊ちゃんと言われていました。
映画「快盗ルビイ」のヘアメイク担当で、スカパラのリーダーだったASA-CHANGは、
小泉今日子ってブロー上手いなあと、この頃のキョンキョンのヘアースタイルに
関心していたそうです。さすが、美容師志望だったキョンキョンです。
（この時代は、ヘアメイク担当はいなく、アイドルは自分でヘアメイクしていました。）
「近代映画ハロー」の１１８ページ目です。全体を色付けすると、画像が小さくなって、 文字が読めなくなるので、写真だけ切り取って色付けして拡大し、元の写真に張り付けました。
キョンキョンがファッションに敏感なのは、ここでは姉二人の影響と書いていますが、
本当は、母親の影響が大きかったようです。
父母参観日などで母親が学校に行く時、ドレスアップした姿を男の子が見て、
「今日子の母ちゃん、色っぽいな。」と言われたそうです。
２つ上の姉が中学３年の時は、不良グループにいて、中学１年のキョンキョンの服装を見て、
「ダサイ服着てんじゃねえよ。こっちが恥ずかしくなるわ。」と言われたそうです。
大きなボストンバッグの中に「下着類」と書いてありますが、
その後忙しくなって、下着は入れなくなったのでしょう。
とんねるずとモジモジ君のコントをやっている時に、プールに落とされ、
とんねるずとコントをする時は、替えの下着を入れるようにしたと言っていました。
「近代映画ハロー」の１１９ページ目です。（写真のみ色付け） 「伊代ちゃんとは同い年で、ちえみにはわかんない冗談もわかるからね。」
１５～１６歳の女の子にとっては、１歳の違いが大きかったのでしょうか。
デビューが５ヶ月早い松本伊代から、教えられた事も多かったのでしょう。
キョンキョンは、事務所の先輩で、憧れだった石野真子が結婚・引退中だったため、
同じく事務所の先輩の高田みづえに、お化粧の仕方等を教えてもらったと、言っていました。
松本伊代も、キョンキョン同様に顔が小さいのですが、耳が出ているため、
小さい顔と比較して耳が目立ち、「伊代の耳」が有名になったのは気の毒でした。
（８０年代アイドルは、キョンキョン同様に顔が小さいアイドルが沢山いました。
キョンキョンの顔が小さい事が有名になったのは、８０年代後半になってからです。）
パリンコ学園No.1を始め、ドリフターズやとんねるず等で重ねたコントでの、
間の取り方の経験が、「最後から２番目の恋」シリースでの掛け合い台詞のシーンに
役立っていると、中井貴一が言っていました。
月刊平凡の８２年５月号の、１ページ目です。 ８２年３月２１日のデビュー日に備えて、プロモーションを行っている日々が載っています。
あれから、もうすぐ４１年も経つんですね。
この頃から、読書好きのキョンキョンです。人気アイドルになって、
電車に乗れなくなってからは、楽屋の片隅で本を読んでいたそうです。
この頃のアイドルは、自分でヘア＆メイクをします。芸能界に入らなかったら、
美容師を目指していたというキョンキョンは、ヘア＆メイクも真剣です。
ピンクのステージ衣装は、印象的です。後にスマスマに出演した時は、
香取慎吾がこの衣装を着て、慎吾ママですね。と言っていました。
月刊平凡の８２年５月号の、２ページ目です。 ２月１６日のオールナイト・ニッポン・プレミアムで、
ここにきて、ようやく過去の自分の映像を、冷静に見られるようになった。
久々にちえみ（堀ちえみ）とも会って、ライン交換する仲になった。
と言っていました。これから、同期のアイドルと一緒に、
過去を振り返る番組に出演する事もあるかと思うと、楽しみです。
月刊平凡の８２年５月号から、「妹をよろしく」のコーナーです。 ８２年組は、大手芸能事務所から有望女性新人が続々とデビューしたので、
事務所の先輩との企画が、実現したのでしょう。
月刊明星でも、同じ月に似た企画をしています。
平凡では、キョンキョンの先輩の郷ひろみの他、ちえみには榊原郁恵、優には松田聖子、
秀美にはもちろん西城秀樹、寛子には沖田浩之が、事務所の先輩として登場しています。
キョンキョンの７歳年上の姉は、ジュリーのファン。２歳年上の姉が郷ひろみのファンで、
キョンキョン自身は、田原俊彦のファンでした。
三姉妹とも、スーパーアイドルのファンと言う点で一致しています。
月刊平凡の８２年５月号から、プレゼント・コーナーです。 白黒なので、色付けしてみました。
２月１６日のオールナイト・ニッポン・プレミアムの続き。
キョンキョンは、自らアイドルオタクと言っているように、
８０年代アイドルの曲をかける時の選曲が、素晴らしかったです。
スタ誕出身の後輩・高橋美枝の「ひとりぼっちは嫌い」、同期の川島恵「ミスター不思議」、
同じく同期の三田寛子「夏の雫」等。私も好きな曲ばかりでした。
でも、アイドルのキャッチ・フレーズを当てるクイズや、イントロクイズは苦手らしく、
苦戦していました。マニアックなキョンキョンらしく、隠れた名曲には強いけれども、
メジャーなアイドルや、メジャーな曲には弱いキョンキョンでした。
月刊明星の８２年５月号の、１ページ目です。 高校１年の途中で高校を退学したキョンキョン。ここでは休学と書いてありますが、
２ページ目以降の文章を読むと、実質的には退学と同じ事が分かります。
この頃のアイドルは、退学だとイメージが悪いので、休学と言っていたのでしょう。
月刊明星の８２年５月号の、２ページ目です。 地元の津久井高校での、最後の１日の様子が書いてあります。
朝、ギリギリの６時半に起きた。と書いてあります。津久井高校まで１時間半かかるそうなので、
６時半でもギリギリなのでしょう。津久井高校は、東京とは反対側の山の方にあります。
外国映画より日本映画の方が好きなキョンキョン。特に、この頃は重厚なのが好きでした。
発声練習もサボリ気味で、なかなか歌が上手くならないキョンキョン。
でもそのおかげで、アイドル歌手は個性で勝負する。という道を進めたのでしょう。
この頃、「スケバン刑事」のコミック版が流行っていたんですね。
もしキョンキョンが、「スケバン刑事」のドラマ主役をしていたら、ハマリ過ぎていたかも。
スタ誕で合格し、芸能界入りが決まってから津久井高校に入学したので、クラスメートは、
キョンキョンが歌手になる事を知っていました。だから、中学時代のさちよみたいに、
親友が出来ないのは、仕方ないと思っていたのでしょう。ボインになった事や、
水着の取材が楽しみ。とクラスメートにいじられても、赤くなるだけのキョンキョンでした。
それでも、今日が最後の登校日だと伝えると、キョンだったら大丈夫。と励ましています。
ぶりっ子得意だもんね。というオマケの言葉までありました。
月刊明星の８２年５月号の、３ページ目です。 中学時代は、ソフトボール部で汗を流していたキョンキョンですが、
高校入学時には、歌手デビューに向けてのレッスンが、土・日にあるので、
クラブは、バスケット・ボールのマネージャーになりました。
多分、１学期は放課後にマネージャーとして活動しましたが、
２学期の途中から、レッスンやデビュー前のＰＲ活動が多くなり、
月～金も、学校を休みがちになり、マネージャー活動も出来なくなったのでしょう。
男子に、堀ちえみのサインをねだられているので、最後の登校は１月初め頃かな。と思います。
月刊明星の８２年５月号から、事務所の先輩をオンブする企画です。 月刊平凡の８２年５月号と似た企画ですが、オンブという一捻りが、明星らしいところで、
先日のオールナイト・ニッポン・プレミアムでも、テレフォン・ゲストの松村邦洋が、
言及していました。月刊平凡とは同じ先輩が多い中、キョンキョンは郷ひろみ→高田みづえに、
優は松田聖子→桜田淳子に変更され、明菜が加わって浅野ゆう子をオンブしています。
秀美はスポーツ万能なので西城秀樹を余裕でオンブしています。キョンキョンも、
腕力には自信があるので、郷ひろみをオンブ出来ると思いますが、
当時の事務所はそれを知らないので、軽そうな高田みづえにしたのでしょう。
身長が高い浅野ゆう子をオンブする明菜も大変そうでしたが、松村邦洋が言及していた通り、
ちえみが重そうな榊原郁恵をオンブしている姿は、重くて腰が曲がっていました。
近代映画の８２年５月号の、１ページ目です。 月刊明星と同じく、厚木を離れる記事とグラビアが、４ページに渡って載っています。
「（高校１年の）３学期が終わったら、東京へ行く」と書いてありますが、
１月から、「ヤング・ベストテン」のレギュラーになったり、
３月２１日デビューへ向けてのプロモーション活動が増えて行ったので、
実際には、３学期の初め頃には、東京へ引っ越ししていたのでしょう。
その意味では、月刊明星の方が、真実を伝えていると思います。
近代映画の８２年５月号の、２ページ目です。 津久井高校は、厚木ではなく相模原にあり、本厚木駅から２０km以上北西にあるんですね。
睦合中学は、厚木にあり、本厚木駅から８ｋｍぐらい北西でした。
中学校の卒業式は、スタ誕の決戦大会の翌日なので、本厚木駅のそばの母親のところにいて、
母親も朝が弱いので、起こさず、卒業式に遅刻し、名前を呼ばれる直前に到着したそうです。
父親が住む実家なら、もっと余裕があったのに。と言っていたので、
実家は、睦合中学と本厚木駅の間にあったのでしょう。
近代映画の８２年５月号の、３ページ目です。 キョンキョンが産まれた１９６６年は、団塊の世代（１９４７～４８年生まれ）が、
１８～１９歳になり、就職や大学進学で、大挙して東京へ移動し、
郊外がベッドタウン化したのでしょう。調べたら、１９６５年に約６万人だった人口が、
その後急速に増加し、キョンキョンがデビューした１９８２年には１５万人を突破し、
１９９０年代前半に２０万人を超え、現在は２２万人程度で推移しています。
「３月２５日に高１の終業式が終わったら東京へ行きます。」と書いてありますが、
３月２１日デビューなので、既に東京に引っ越しているはずです。
３月２５日だって、仕事で終業式に出られなかったと思います。
YOUとやっているポッドスキャットで、「今年から厚木で暮らしたい」と言っていました。
落ち着ける環境が好きなキョンキョンにとって、故郷厚木は、２歳上の姉や、
甥や姪がいるので、ピッタリな場所なのでしょう。YOUは、引っ越しに反対していますが、
東京と厚木が半々なら許す、と言っていました。多分そうなるのかな？
近代映画の８２年５月号の、４ページ目です。 スタ誕でデビューが決まってから、津久井高校に通っていたので、
周りの人たちからは、どうしても「すぐに芸能界に入って、私たちとは違う世界へ行く人」
という見られ方をし、本当の友だちは出来なかったそうです。
やはり濃密な時間を過ごした中学時代の友だちと、仲良くしている姿が載っています。
「近代映画ハロー」の１２０ページ目です。 アイドル恒例の、自分の体チェックです。
あの大きな瞳が、笑うと消えちゃうほど、パワフルな笑顔をしていました。
視力１.５のため、老眼になるのが早かったようですが、今はそれを楽しんでいます。
虫歯ナシと書いてありますが、ＤＵＮＫの８４年６月号に載っているカットでは、
奥歯に治療済みの虫歯が見えます。治療済みという意味なのでしょう。
「腕力自信あり」は、徹子の部屋に出演した時、黒柳徹子が関心していました。
（ザ・ベストテンで、４５キロのテレビを持ち上げた事。）
ちなみに、アイドル時代に徹子の部屋に出演しなかったのは、
過激コイズミの頃、過激発言するので、事務所が禁止していたそうです。
文章では、レコーディングになると、ねばりにねばる事が書いてあります。
中森明菜と共演した深夜番組の時（「夜明けのMEW」を歌っている頃）も、
番組の後、自ら進んでレコーディングをやり直すと言っていました。
「近代映画ハロー」の１２１ページ目です。（写真のみ色付け） 台詞や歌詞を車の中で覚え、家まで持ち込まずに済む記憶力の良さによって、
プライベートな時間を大事にする事が出来、後の作詞や文筆活動に役立ちました。
やはり、女優としての天性の才能（記憶力）があったのでしょう。
堀ちえみとは、最初の頃ライバル意識があったと言っています。
自分が書類審査で落ちたホリプロ・タレントスカウトキャラバンで優勝したからでしょうか。
ちなみに、松本伊代も落ちたそうでう。その時の優勝者は、林紀恵です。
堀ちえみと仲良くなったのは、お互い性格が異なり、補完し合っていたからでしょう。
「近代映画ハロー」の１２２ージ目です。ファンクラブ紹介コーナー（その１）です。 （写真のみ色付け）
ファンクラブが原宿に移転した事が書いてありますが、この後キョンキョン自身も、
原宿のマンションに引越しました。（１８～２１歳の間、住んでいました。）
キョンキョンの小学校からの親友が、高校卒業後ファンクラブの事務所で働いていたので、
キョンキョンは、８４年からも頻繁にファンクラブに顔を出していたでしょう。
キョンキョンが１年弱だけ通っていた高校の、他のクラスメイトが、その親友の事を、
「芸能人のコネで働いている」と悪口を言ったので、
キョンキョンが庇ったのは言うまでもありません。（コイズミ・イン・モーションより）
>>412～414
画像とキャプ画のアップ、ありがとうございます。
４１３は、アクションカメラの８３年５月号からですね。
「近代映画ハロー」の１２３ージ目です。ファンクラブ紹介コーナー（その２）です。 （写真のみ色付け）
「大学生や社会人がリーダーとなって各支部をまとめ～」という文は、
親衛隊について書いてあるのでしょう。
「暴走族的な子が割り込むすきが無く～」それでも、キョンキョン人気のピーク時には、
本人の仕事場所が分かるテレビの生放送の歌番組終了後、暴走族が追いかけてきて、
激しいカーチェイスの末、クタクタになってマンションに戻ったそうです。
（パンダのアンアンより）
なお、当時はファンクラブの会報以外に、ファンだけで作るミニコミ誌が、
続々創刊されました。きっかけは、８２年組の中森明菜・松本伊代・石川秀美・早見優・
堀ちえみですが、何故だか小泉今日子だけは、ミニコミ誌が作られませんでした。
（アイドル黄金時代大名鑑より）
「近代映画ハロー」の１２４ージ目です。 ここから６ページに渡って、２００問インタビューが載っています。
この頃の現場マネージャーは、寝坊した時ブザーで起こしてくれましたが、
２０～２４歳の頃のマネージャーは、現場マネージャーとして失格でした。
「遊び人で見栄っ張り。破天荒な無頼漢。感情的で怒り出すと手に負えないし、
嘘つきだし朝寝坊はするし、本当に面倒くさい人だった。」（黄色いマンション 黒い猫より）
キョンキョンが逆に、マネージャーを迎えに行くほどでした。
しかし、無名のクリエイターたちの才能を見抜き、引き上げて売れっ子に仕立て上げる才能に
長けていたので、キョンキョンも彼に刺激されて、過激コイズミを演出出来たのだと思います。
現場マネージャーの仕事を自分でしなければならないため、
マネージャーがいないと何も出来ない他の人気アイドルとは違い、
キョンキョンは何でも自分でする事で有名になりました。
お菓子作りが好きな事は、ザ・ベストテンで黒柳徹子が作ったビスケットのケーキを、
家で真似して作った事からも分かります。（さんまのまんま より）
キョンキョンがアルコールに強いのは、父親からの遺伝のようです。
姉二人がコーヒー好きなのは、母親からの遺伝で、キョンキョンは遺伝しませんでした。
「近代映画ハロー」の１２５ページ目です。２００問インタビュー（その２）です。 （写真のみ色付け）
低血圧で朝が苦手と言っていますが、３０歳ぐらいから朝型に変わったとの事です。
当時結婚していた永瀬正敏は典型的な夜型で、起きている時間が全く異なり、
すれ違い生活が続いたのが、離婚の原因のひとつだそうです。
車の免許を取ったら、アウディーとか可愛い小型車に乗りたいと言っています。
１８歳になる少し前には、「赤のステップバン」とアイドル雑誌で言っていました。
しかし、その車は事務所に猛反対されて断念したそうです。（黄色いマンション 黒い猫より）
免許取得以来、ＢＭＷを何度か乗り換えた後、
念願の可愛い小型車（ミニクーパー）に乗り換えました。
外の景色を見ながら散歩する習慣が、後の作詞活動に役立ちました。
寝言は言わないとここでは言っていますが、厚木時代は夢遊病で寝言もすごかったと、
パンダのアンアンで、告白しています。
「近代映画ハロー」の１２６ページ目です。２００問インタビュー（その３）です。 （写真のみ色付け）
テレビ（それいけココロジー）では、恐竜が出てくるような非現実的な夢を良く見ると、
言っていました。でも、助けてくれるのは憧れの根津甚八さんで、
その点は、芸能人が出てくるというこのインタビューと一致しています。
「今日子」という名前を付けたのが祖父だと、素直に答えています。
最初は父が、自分が付けたと言っていたそうですが、両親とも今度こそ絶対男の子と思い、
男の子の名前しか考えていなかった事を、母がバラしたそうです。
年よりぜんぜん若く見えて可愛い外見は、母親に似たのでしょう。
子供の前では母親を演じながら、子供がいないと一人の色っぽい女性に戻る母と、
元気で明るいアイドルを演じながら、プライベートでは大人しくて暗いキョンキョンという
点でも、似ているのかも知れません。
「近代映画ハロー」の１２７ページ目です。２００問インタビュー（その４）です。 （写真のみ色付け）
中学時代「勉強キラ～イ」でサボリ魔だった様子を、父親が見ていて、
ＴＢＳに昔勤めていた父親の経験から、娘にはとてもアイドルと学業の両立は無理だろうと
判断し、事務所の社長と相談して、高校を中退させたのでしょう。
トシちゃんが好きだった事は、ドラマ「ただいま放課後」のロケが厚木で行われた時、
サインをもらいに追いかけて、「今忙しくて、ゴメンね。」と優しく言ってくれたという
エピソードから、分かります。松田聖子は、歌が好きだったようで、
デビューアルバムから数枚は、全部曲を覚えているそうです。
一番好きなのは、「チェリー・ブラッサム」だそうで、私も一番好きでした。
普通のオーディション番組なら、落とされていたでしょうが、歌よりも本人の個性と大衆性を
重視する「スター誕生」だったから、合格出来たのでしょう。
「審査員の人の質問に対しても、可愛くないことばかり言ったり。」
審査員長の阿久悠が、後に、「我々が作ってきたアイドル像に対し、小泉今日子と中森明菜は、
さよならと言っているようだった。」と述べているのは、この様子から感じた事でしょう。
階段から一回転して落ちた話は、テレフォンショッキングで話していました。
県立高校に合格していなければ、カリスマ美容師になっていたかも知れません。
「近代映画ハロー」の１２８ページ目です。２００問インタビュー（その５）です。 ８２年組は、松本伊代と中森明菜だけが声に特徴があって、他は皆同じ高い声のように、
デビュー当時は感じていました。７０年代のアイドル歌手は、聞いただけで誰だか分かる、
特徴ある声ばかりだったのになぁと感じながら。
その高い声でも、キョンキョン本人にとって、考えてたより低い声とは意外です。
デビュー前に９ヶ月も歌のレッスンを続けても、自分にとって納得出来ない
レコーディングしか出来ないキョンキョンは、その後レコーディングやコンサートツアーを
積み重ね、聞いただけでキョンキョンだと分かる声を作り上げていきました。
歌だけでなくＣＭやナレーションでも、魅力ある声になったのは、本人の向上心の賜物です。
仕事でつらいと思った事は、色紙を書く事ぐらいと言っていますが、
アイドル全盛期の頃、やっと取れた１日の休みで実家（厚木）に帰ってのんびりしようと
思ったら、家族から大量の色紙を出されサインを頼まれた時は、本当にガックリしたそうです。
アイドルになりたい気持ちが強かった人は、デビュー後、夢と現実が全く違うから、
辞めちゃう人もいたと、雑誌「MEKURU」のインタビューで言っています。
キョンキョンが芸能界で長続きしているのは、最初から夢を持っていなかった事と、
歌や芝居を通した方が、自分の気持ちを上手く表現出来るからだと思います。
>>423,425
「見逃してくれよ」のジャケット、ありがとうございます。
「近代映画ハロー」の１２９ページ目です。２００問インタビュー（その６）です。 当時は身長を２ｃｍ高めに申告していました。他の新人アイドルと並んで
小さく見えないよう、他のアイドルより高いハイヒールを履き、
ふくらはぎの筋肉が見る見る成長して行きました。（パンダのアンアンより）
視力が良かったため、早く老眼になり、それを楽しんでいるそうです。
不思議な色気がある事は、ザ・ベストテンで「半分少女」がランクインした時に、
糸井重里・石坂浩二・梅沢富美男が語っていました。
足の形が好きと言っていますが、Ｘ脚だからでしょうか。
腕も猿腕で、それは嫌いだそうですが、この頃は、猿腕について触れていません。
腕力に自信があると言っていますが、７０年代のアイドル腕相撲で、
山口百恵に勝って優勝した田中好子（キャンディーズ）と、
どっちが強いでしょうか。時代が違うので分かりません。
結婚も子供も、理想通りには行きませんでした。だからこそ、
甥や姪達と仲が良いのでしょう。「他人が許せない事したら、男でも年上でも
食ってかかってゆくわね。」そんなキョンキョンの性格が、大好きです。
「近代映画ハロー」の裏表紙の裏です。 ファーストアルバムの広告です。アナログレコードはもちろん、
カセットも時代を感じさせます。
女性アイドルのファーストアルバムが、オリコン２位まで達したのは、
松田聖子以来、２人目だと思います。
シングルより先にアルバムが大ヒットする傾向は、
その後菊池桃子に受け継がれ、７０年代アイドルとは違い、
アルバムが売れる８０年代アイドルの特徴になりました。
「近代映画ハロー」の裏表紙です。 キョンキョン１５３ｃｍと、渡辺徹１８０ｃｍの、身長差２７ｃｍの事は、
前にも書きましたが、横に二人で並んでいると、改めてその差が分かります。
後にドラマ主演が多くなった小泉今日子は、あまり小さく見えないように撮って欲しいと、
ディレクターに要望していたそうです。
（渡辺徹さんは、昨年１１月２８日に他界して、もう半年も経つんですね。）
ＢＯＭＢの８２年５月号の、１ページ目です。 ＢＯＭＢのインタビューは、これが最初で最後です。他のアイドルとは違い、
キョンキョンは発言が奔放的なので、その後事務所が止めたのでしょう。
遊び半分でスタ誕に応募した事、諦めかけた頃「日本テレビに来い」と予選通知が来た事、
極めつけは、事務所が森まどかのオリジナル曲をかけて「今日子ちゃんは歌唱力抜群」
と言う評判を作っているのに、「私、もともと歌がヘタだから。」とバラシている事です。
普通のアイドルは、もっとオブラートに包んだ答え方をしますが、
キョンキョンの答え方はストレートです。
ＢＯＭＢの８２年５月号の、２ページ目です。 白黒なので、色付けしてみました。
（４３２の続き）
でも最後、デビュー曲「私の１６才」の感想を聞かれ、「大好き！」と答えているところは、
嘘です。事務所に指示された訳ではなく、キョンキョン自身が、
アイドルの答え方を予想して答えているのでしょう。
本当は、初期の松田聖子のような歌を歌いたいと、思っていました。
月刊平凡の８２年６月号の、１ページ目です。 「真子さんと長電話」と書いてありますが、
引退中の石野真子と長電話している訳ではありません。
「真子さん」と「長電話」が、好きです。という意味です。
月刊平凡の８２年６月号の、２ページ目です。 ６月号は４月２３日頃の発売なので、この取材は、デビュー日前後だと思います。
東京に引っ越して約２ヵ月と言っているので、
キョンキョンが東京に引っ越したのは、１月２０日頃でしょう。
買い物は、しっかりと品物を見てから買うので、几帳面と書いてありますが、
本人曰く、自分の物を買う時は、優柔不断になる。と言っていました。
月刊明星の８２年６月号には、キョンキョンとちえみのルポが載っています。 ルポ自体は、それぞれ違うページですが、表紙は二人が手をつないだカットです。
当時のプロフィール上では、キョンキョンが１５５ｃｍ、ちえみが１５６ｃｍの身長ですが、
二人並ぶと、後にキョンキョンが身長１５３ｃｍと言っているように、
３ｃｍぐらいの身長差がある事が判ります。
３９７で、久々にちえみと会って、ライン交換する仲になった。と書きましたが、
先月には、三田寛子とも久々に会って、抱き合ったそうです。
今年後半には、音楽活動を再開するキョンキョンなので、
他の同期アイドルと再会する機会も出て来る事でしょう。
月刊明星の８２年６月号の、２ページ目です。 ちっとも上手くならない踊りに対し、「なんだか歌うのに、あまり関係ないように
思えるんだけどなあ」と、言っているあたりが、キョンキョンらしいです。
優は、振り付けの三浦亨に、デビュー時から直接文句を言っていましたが、
この頃のキョンキョンは、まだ大人しい方でした。
たのきん全力投球で、憧れだったトシちゃんに、足を「極太だなあ」と言われ、
傷つくキョンキョン。即、トシちゃんファンをやめる事に。このあたりは、
ドライなキョンキョンです。トイレで、２０分も長話をするキョンキョンとちえみ。
やっぱり仲が良かったのでしょう。写真では、ちょっと調子良すぎるかなあ。
と言いながら神様にお祈りするキョンキョンがいいです。
>>445,446
画像アップ、ありがとうございます。
月刊明星の８２年６月号の、３ページ目です。 ここでは、身長１５３ｃｍと正直に書いてあります。広すぎる部屋との対比で書いたのでしょう。
厚木にいる時は、お姉ちゃんたちがうるさかったけど、広い部屋で一人暮らしを始めると、
お姉ちゃんたちの存在が、貴重だった事を実感するキョンキョン。
１６歳になったばかりのキョンキョンにとって、一人暮らしは、
寂しさとの闘いになるかと思ったら、仕事が忙し過ぎて、バタンキューの毎日でした。
壁が殺風景なので、自分のポスターを貼ろうとして、ブスな顔に愕然となるキョンキョン。
篠山（紀信）先生は、化粧したら撮ってくれないよ。と言うスタッフの忠告を
真面目に受け止め、ファンデーションやリップクリームすら付けず、
完全ノーメイクだったからでしょう。ブスなポスターを破りつけ、
酒屋で、大ファンの根津甚八のポスターをゲットして貼り、
毎日ポスターにキスして仕事場に向かうキョンキョンでした。
近代映画の８２年６月号には、キョンキョンとちえみの比較記事が載っています。 記事自体は、月刊明星と同じく、それぞれ違うページですが、
表紙は二人の顔のアップです。
キョンキョンの顔が小さいと言われ始めたのは、８０年代後半になってからです。
このカットを見ればわかるように、ちえみもキョンキョンと同じぐらい顔が小さいです。
他の同期の、伊代も優も秀美も明菜も寛子も、顔が小さいです。
人気アイドルは、顔が小さいのが、当たり前の時代だったのです。
８０年代後半に入って、おニャンコクラブのメンバー等、
顔の大きいアイドルが目立つようになってから、まだアイドルを続けている
キョンキョンの顔が、相対的に小さく見えるようになりました。
近代映画の８２年６月号の、３ページ目です。 （４５０を、１～２ページ目とします。）
デビュー当時のプロフィールが載っています。
「なんとなく落ち着きがない。キョトキョトすること。」と書いてあります。
昨年末に母が他界し、母親の家を整理していると、自分の小学校時代の通信簿が出てきたそうです。
通信簿の性格欄には、落ち着きがなく、授業中でもおしゃべりが止まらない。
と書いてあったそうです。キョンキョン自身は、口より手が先に出る、口下手な性格だと
思っていましたが、周りの見る目は正反対だった事に気づいたとの事です。このプロフィールでも、
落ち着きがない。と書いてあるので、記憶より記録の方が正しい事になります。
近代映画の８２年６月号の、４ページ目は堀ちえみだけなので省略し、 ５ページ目です。上がちえみ、下がキョンキョンという構成です。
ちえみは、ドラマ出演に力を入れているホリプロなので、デビュー当時から、
歌と主演ドラマを掛け持ちしていました。
それに対しキョンキョンは、スタ誕出身の王道アイドルなので、デビューした年は、
ほぼ歌ひとすじでした。（ＮＨＫ大河ドラマに１話だけ出演）
キョンキョンの最近のコメントで、スタ誕出身なのに、審査委員長だった阿久悠先生の
作詞の曲が１曲も無いのは、残念だった。と回想していました。
実は、デビュー当時から阿久悠は、キョンキョン（と明菜）は、
王道アイドルではない事を見抜いていました。だから作詞しなかったと思います。
近代映画の８２年６月号の、６ページ目です。 このページも、上がちえみ、下がキョンキョンという構成です。
２月１６日のオールナイト・ニッポン・プレミアムで、ちえみとは、
デビュー当時、同じ赤坂の近所に住んでいて、お互い家に入ったり来たりしていた。
と言っていたので、ホリプロの寮は赤坂にあったのでしょう。
ハワイ・ロケが同じ日程という時もあったので、一緒に撮影しようという事になり、
泊まるホテルも、一緒の部屋になったそうです。
末っ子のキョンキョンは、１歳年下のちえみを、妹のように思い、
ヘア・メイクをほとんど知らないちえみに、クルクルドライヤーをかけてあげたり、
メイクの仕方を教えてあげたりしていた。と言っていました。
近代映画の８２年６月号から、４つ折りピンナップです。 ２月１６日のオールナイト・ニッポン・プレミアムでは、明菜の話もしていました。
最初は、中森明菜さんと、さん付けで客観的に言っていましたが、
話が乗って来ると、明菜ちゃんになり、最後は明菜と呼び捨てにするところから、
二人の深い関係を感じます。キョンキョンも明菜も、キャラが絶対に被らないから、
安心して、新曲の歌や衣装を、お互い楽しみにしていたそうです。
明菜とは、所属事務所が同じ赤坂にあったので、仕事に出かける時に、
地下鉄の駅で挨拶する事が、しょっちゅうあったそうです。
二人とも、ヒット曲を長い間出し続けていたので、キョンキョンと同期で、
歌番組に一緒に出演するのは、明菜だけになりました。
夜ヒットが２時間になってからは、定期的に、番組丸ごと海外生中継がありましたが、
その時は、必ずと言っていいほど、キョンキョンと明菜は一緒だったそうです。
（確かに、そういう印象があります。）泊まるホテルも一緒で、
お城みたいなホテルに泊まった時は、明菜が入った部屋が怖いとが言って、
キョンキョンと、部屋を交換したそうです。
このスレで、嬉々として貼り付け画像の引用元を記載してるアホって… 『著作権侵害』してる自覚が有るの？
最低限でも、著作権侵害してる可能性が有るなら、引用元の詳細な記述はしないし、違法的な著作権侵害を回避する為に、言い訳程度に『二次著作』の工作をするんだけどね…
まぁ…アホな奴だから、そんな法律も知らんんだろうな…
当該スレッドは、所轄行政機関に報告させて頂きましたので、所轄行政機関からの裁定を御待ち下さい
『著作権侵害』をすると、刑事罰と民事訴訟での損害賠償請求が来ますので、覚悟して行政執行機関の寝込みを襲う、早朝のガサ入れに脅えて下さいね
明日の早朝(目覚める頃に)、警察が裁判所からの捜査令状(所謂、ガサ状)を携えて、貴方の家の扉をノックするかも知れませんね…
９４年７月５日発行のデラックス近代映画「ＢＩＧアイドルオンパレード」から、 小泉今日子の紹介ページです。
このムック本には、岡崎友紀・天地真理・山口百恵・ピンクレディー・河合奈保子・
小泉今日子・中森明菜・中山美穂の８人が、ＢＩＧアイドルとして登場しています。
紹介ページは、山口百恵と中山美穂以外、すべて２ページの水着姿が載っています。
これは、その１ページ目の上のカットです。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」から、 紹介ページの２ページ目です。 青の横縞ワンピースは、近代映画で良く着ていた水着です。
このカットは、筋肉質の身体が映えるポーズをしています。
下を向きながらも、唇を噛み締めている表情は、当時よくしていた表情で、
キョンキョンの意思の強さを表していると思います。
このスレで、嬉々として貼り付け画像の引用元を記載してるアホって… 『著作権侵害』してる自覚が有るの？
最低限でも、著作権侵害してる可能性が有るなら、引用元の詳細な記述はしないし、違法的な著作権侵害を回避する為に、言い訳程度に『二次著作』の工作をするんだけどね…
まぁ…アホな奴だから、そんな法律も知らんんだろうな…
当該スレッドは、所轄行政機関に報告させて頂きましたので、所轄行政機関からの裁定を御待ち下さい
『著作権侵害』をすると、刑事罰と民事訴訟での損害賠償請求が来ますので、覚悟して行政執行機関の寝込みを襲う、早朝のガサ入れに脅えて下さいね
明日の早朝(目覚める頃に)、警察が裁判所からの捜査令状(所謂、ガサ状)を携えて、貴方の家の扉をノックするかも知れませんね…
夏なので、水着画像を先に載せます。 「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、９ページ目です。
キュートでセクシーなキョンキョンのビキニ姿です。
満面の笑みを浮かべるキョンキョンスマイルが、
ビキニ姿になると、一段と輝いて見えます。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、１０ページ目の上です。 大胆なチューブトップビキニを着たカットです。
７０年代アイドルは、ビキニを沢山着ていまいたが、
８０年代アイドルは、松田聖子の影響で
ワンピース水着が主流になってしまいました。
ビキニの似合うキョンキョンが、大胆なビキニを沢山着て、
再びビキニを着るアイドルを増やしてくれました。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、１０ページ目の下です。 小さな三角ビキニを着た、大胆なカットです。
本人は普通のバストと謙遜していますが、８０年代正統派アイドルの中では、
大きめの部類に入るでしょう。
２０代に入ってバストが更に成長したのか、主演ドラマでは、
バストの大きさを強調するシーンや台詞が結構ありました。
「明日はアタシの風が吹く」では、渡辺えり子が「あやちゃん、結構（バストが）あるんだ。」
天衣織女が、「あやちゃん、凄ーい。」と言い、
「愛しあってるかい」では、陣内孝則が「お前、結構胸デカいよな。」と言っています。
「僕が彼女に借金をした理由」では、真田広之が「「彼女、胸大きかったな。」と言い、
「メロディ」では、小林薫と玉置浩二が、寝ている小泉今日子のバストをメジャーで図ろうとし、
原サチコ（小泉今日子）が、Ｂ８５・Ｗ５８・Ｈ８３と言う台詞があります。
このスレで、嬉々として貼り付け画像の引用元を記載してるアホって… 『著作権侵害』してる自覚が有るの？
最低限でも、著作権侵害してる可能性が有るなら、引用元の詳細な記述はしないし、違法的な著作権侵害を回避する為に、言い訳程度に『二次著作』の工作をするんだけどね…
まぁ…アホな奴だから、そんな法律も知らんんだろうな…
当該スレッドは、所轄行政機関に報告させて頂きましたので、所轄行政機関からの裁定を御待ち下さい
『著作権侵害』をすると、刑事罰と民事訴訟での損害賠償請求が来ますので、覚悟して行政執行機関の寝込みを襲う、早朝のガサ入れに脅えて下さいね
明日の早朝(目覚める頃に)、警察が裁判所からの捜査令状(所謂、ガサ状)を携えて、貴方の家の扉をノックするかも知れませんね…
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、１１ページ目です。 仕事を始めてから、いったい何枚の写真を撮られたのか、何百枚なのか、
何千枚なのか、果たしてそれをも超えているのか、皆目見当もつかない。と言っています。
それらの写真が、「ピチピチした太もも、パンパンした頬っぺた、贅肉の付いていないお腹、
二度と戻れない時間と肉体が確かにそこにあった事を証明してくれている。
もし孫がいて年頃になったら、「おばあちゃんにも若い頃があったのよ」と、
水着のグラビア写真を見せて自慢したいくらいである。」
（黄色いマンション 黒い猫より）と言っています。
８５年７月１５日発行の「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、１ページ目です。 フォト・１９８３と書いてあります。
同じビキニを着ている、462・464・466のカットや、デラックス近代映画・小泉今日子写真集
（８４年１月５日発行）と同じ頃の撮影と思われます。
オーストラリアの夏の太陽の元でビキニ姿になると、
満面の笑みを浮かべるキョンキョンスマイルが、一段と輝いて見えます。
「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、２ページ目です。 ４６２と同じ元写真が使われていますが、このカットの方は少しズームしています。
グラマーなキョンキョンですが、満面の笑みを浮かべたキョンキョンスマイルが、
爽やかな印象を与えていて、健康的な感じをアピールしています。
>>468
キョンキョンの場合は、僧帽筋が発達しているので、
４５キロもあるブラウン管のテレビを持ち上げられたのかも知れません。
渡辺えり子がキョンキョンを褒める時は、力持ちだと言うそうです。
でも、僧帽筋が発達していたから、肩こりが絶えなかったのでしょう。
「迷宮のアンドローラ」をテレビで歌っている時は、首を動かすと、
バキバキと言う音が入るので、首を動かさずに歌っていました。
「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、５ぺージ目です。 上下の余白は、カットしました。
オーストラリア・ロケで褐色に焼けた肌によって、
キョンキョンスマイルの白い歯が、より引き立ちます。
「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、６～７ぺージ目です。 ４５９と似たポーズですが、こちらは全身が写っています。
お尻が大きい事を気にしていて、「見事な安産タイプ」と言っていました。
同じくお尻の大きい安産タイプの明菜と同様、子供が出来ませんでした。
他の８２年組アイドルは、ちえみ（５人）・秀美（５人）・寛子（３人）・
伊代（２人）・優（２人）と、子宝に恵まれた事から、
お尻の大きさとは、関係ないようです。
「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、９ぺージ目です。 両手を腰に当てたポーズが、決まっています。
恥ずかしがると返って嫌味に見えるポーズなのを理解しているので、
キョンキョンスマイルを封印し、真剣な表情をしているのでしょう。
「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、１０ぺージ目です。 逆立ちに挑戦している、アクティブなキョンキョンです。
ちなみに写真集「わたし今日子」では、逆立ちについて
「壁があれば出来る。壁がないと脊椎直撃で大惨事になる。」
と言っているので、完全な逆立ちになる一歩手前にしているのでしょう。
「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、１１ぺージ目です。 これは、３３のカットを拡大したバージョンのようです。
原稿で比べてみたら、この文庫版の方が大きく写っているので、載せておきます。
「近映文庫・アイドル水着１００人part2」の、１２ぺージ目です。 １１ページ目と似ていますが、こちらは自分の両手を見つめているカットです。
何か大切な小物を、両手でそっと包んでいるのかも知れません。
近映文庫は、これで終わりです。
月刊平凡の８２年７月号の、カラーの１ページ目です。 デビュー時から、アイドル・キョンキョンを、上から観察しているもう一人の自分がいた。
と、後に語っている小泉今日子ですが、新人の頃から、その事を具体化している企画です。
アイドル・キョンキョンと、普通の女の子・小泉今日子の対談の形をとっています。
月刊平凡や月刊明星は、事務所を通さず、仕事の待ち時間に、
直接アイドルに取材していたので、こういう企画が出来るのでしょう。
月刊平凡の８２年７月号の、カラーの２ページ目です。 高校を中退しているので、早起きする必要がないから、
事務所も睡眠時間を確保するスケジュールを取れたのでしょう。
父親と事務所の社長が決めた、英断でした。
多分、花の８２年組６人（他に、明菜・ちえみ・伊代・優・秀美）の中では、
一番、睡眠時間を取れていたと思います。
ちえみ・伊代等が、楽屋で、学校の宿題をしているのを見て、
大変なんだなあ、と思っていたそうです。
月刊平凡の８２年７月号の、白黒記事の２ページ目です。 名前が岸田今日子と同じなのを、気にいっているキョンキョンは、
２００１年にテレフォン・ショッキングに出演した時、
友だちとして、岸田今日子を紹介し、岸田キョンキョンと言っていました。
キョンキョンの名前の由来は、近所のおばさんが付けたと言っていましたが、
学芸会の練習で、今日子が裏方でウロチョロしていたのを見ていた、誰かのお母さんが、
その様子から、キョンキョンと付けた事が、書いてあります。
月刊平凡の８２年７月号の、白黒記事の３ページ目です。 （２ページ目の続き）
父親は、デビュー時には、髪の毛がボヨボヨとなってて、林家三平みたいな人と言っていますが、
９０年代（ドラマ「パパとなっちゃん」の頃）は、意外にハンサムでしょ。と褒めています。
この頃はまだ、元ＴＢＳの社員だった事は、伏せています。
母親は、デビュー時から、年齢より若く見えて、おしゃれな事を話しています。
中学生までは厳しくて、今は自由にさせてくれる。と言っています。実は、母親業が苦手で、
娘たちが子供の頃は、無理に厳しくしていた事を、後に話しています。
月刊平凡の８２年７月号の、白黒記事の４ページ目です。 長女の葉子姉さんは、カワユくって女っぽいと言っていますが、
後には、母親と間違えるほどシッカリ者で、面倒見が良いと言っています。
キョンキョンのデビュー後も、何か問題にぶつかると相談していたので、キョンキョンが、
自ら「私の知恵袋」と言っていました。その知恵袋が、９年前に他界してしまったので、
それ以降は、人生について考えるようになったとの事。
次女の浩子姉さんは、子供の頃に喧嘩ばかりしていて、まだ小さかったキョンキョンが、
体力的にも劣るので負け、悔しい思いをしていた事は、他の雑誌にも書いてあります。
でも、最近（デビュー前後？）は気が合って、一緒にショッピングしている事は、
この記事で知りました。スター誕生の予選の日に、受けるかどうか悩んでいるキョンキョンを、
「郷ひろみを見に東京へ行くから、一緒に東京へ行こう」と誘ったのも、浩子姉さんでしょう。
キョンキョンの初恋相手だったサッカー部の男の子は、後にパンダのアンアンで告白する、
お互い恥ずかしがり屋なので、一言も喋らず、一緒に手を繋いで歩いて帰るだけだった。
という人でしょうか。今日のネットニュースで、最近、中学時代の同級生の男友達が、
脳腫瘍で死亡し、そのお葬式で、疎遠だったかつての同級生と久しぶりに会って、
再び親交が始まった。と書いてありました。
このサッカー部の男の子は、同級生じゃないので、死亡した方ではないのでしょう。
月刊平凡の８２年７月号の、白黒記事の５ページ目です。 結婚はしない気がする。と言うキョンキョンに、大ファンの根津甚八ならどうする？
というイジワルな記者からの質問。考え込むキョンキョンですが、
後に２度共演する機会があっても、ファン過ぎてまともに話せなったとの事なので、
結婚は無理だったでしょう。
スタ誕の予選会では、石野真子の「彼が初恋」を歌うつもりでしたが、スタ誕のスタッフが、
キョンキョンには大人っぽ過ぎる歌なので、「恋のハッピーデート」に変えなさいと指示され、
急遽「８時だヨ！全員集合」で歌っている石野真子の「恋のハッピーデート」の歌詞を
覚えたとの事。ところが、テレビサイズの短縮版だったので、２番の歌詞が分からず、
歌えませんでした。（フルで歌うので、２０人ぐらいに絞られる２次予選でしょう。）
スタ誕スタッフの中には、酷いのが来たと思った人もいたとの事ですが、見事合格。
池田チーフ・プロデューサーが、キョンキョンを高く評価していたからでしょう。
（池田Ｐのキョンキョン評から、分かります。）
テレビ予選・決戦大会も勝ち進んでデビュー出来たのは、サーティワンの
アイスクリームのおかげでしょうか。そういえば、「とんねるずのみなさんのおかげです」
に出演した際、サーティワンのアイスクリーム、トリプルで食べてたよ。
と言っていましたが、もしかしたら、この時の事を言っていたのかも？
月刊明星の８２年７月号の、２ページ目です。 猫好きなキョンキョンが、デビュー前後に相手をしていた猫が、
メチャと、その子供（メス）のクチャでした。
一人暮らしのキョンキョンは、仕事が忙しく、猫の世話を出来ないので、
厚木に置いて行きました。２か月ぶりに厚木に帰ると、メチャは家出するし、
クチャは、お姉さんから塩対応されています。
クチャをお風呂に入れようとすると、ものすごく暴れるので、
私の事、忘れてしまったのかな～と、心配するキョンキョン。
そうこうしているうちに、じゃれついてきて、安心するキョンキョン。
犬が好きな人は、ご主人様に忠誠なところが好きなのでしょうが、
猫好きな人は、飼い主の予想を裏切る行動をとる部分が、すきなのでしょう。
予想を裏切る行動をとる事も、とられる事も好きなキョンキョンと、相性があうのでしょう。
後に小顔で有名になるキョンキョンが、大顔連について話しているのも面白いです。
左下のカットは、「メチャン子ミッキー」でちえみが被っていたミッキー帽を被っています。
ちえみからもらったのかな？
月刊明星の８２年７月号の、３ページ目です。 ６０歳（あと２年４か月）になったら、芸能界を引退して、厚木に引っ越し、
セカンドライフを満喫する。と言っていたキョンキョン。実は、４１年前のこの頃からの
キョンキョンの願望だったんですね。有言実行型のキョンキョンらしいですが、
厚木から通える程度の仕事でいいので、芸能活動を続けて欲しいです。
（若干の仕事はするかも知れない。と言っていた事を期待して。）
１８歳になったら、すぐに普通免許をとりに行くんだ。と言っている事も、
有言実行しています。１８歳の頃は、アイドルとして一番忙しい頃だったのに、
夜に教習所で特訓をして、短期間で免許を取得しました。
（舘ひろし主演の映画「免許がない」より前の話です。）
お姉ちゃんの方の予測は、外れていますね。逆に、１８歳から解禁になる事が増えました。
キョンキョンが、アイドルだった頃、魚が嫌いな理由が判りました。
気持ちの優しいキョンキョンらしい理由ですね。
月刊平凡の８２年８月号には、渡辺徹との共演グラビア＆記事が、 ３ページに渡って載っています。その１ページ目です。
後にＣＭクィーンとなるキョンキョンの初ＣＭが、
グリコ・アーモンド・チョコでの渡辺徹との共演でした。
このＣＭは、初代が山口百恵・三浦友和のゴールデン・コンビで、
主題歌が松山千春「季節の中で」、二代目が松田聖子・田原俊彦のスーパーアイドル・コンビで、
主題歌が田原俊彦「ハッとして！Ｇood」、それに続く三代目がキョンキョンと渡辺徹の
身長差があるコンビで、主題歌が渡辺徹「約束」でした。
月刊平凡の８２年８月号の、渡辺徹との共演グラビア＆記事の、２ページ目です。 １６歳のキョンキョンと、２１歳の渡辺徹のコンビである事が、書いてあります。
５歳差のコンビで、キョンキョンが兄のように甘えていたとの事。
渡辺徹より榊原郁恵の方が年上なので、キョンキョンより７歳も上だったんですね。
ちなみに三浦友和は、山口百恵より７歳年上でしたが、百恵ちゃんは、
後半、貫禄が出て来たので、あまり年の差は感じませんでした。
田原俊彦は、松田聖子の１歳上なので、恋人のように見え、
お互いスーパーアイドルなので、ファンのやっかみが多かったのでしょう。
月刊平凡の８２年８月号の、渡辺徹との共演グラビア＆記事の、３ページ目です。 キョンキョンの２曲目「素敵なラブリーボーイ」は、当時の事務所の社長が、
自ら決めた、同じ事務所の林寛子のカバー「私のラブリーボーイ」ですが、
キョンキョンも気にいっていたようです。松田聖子さんのような歌を歌いたいと言っていた
キョンキョンなので、マイナーコードのデビュー曲より、この曲の方が好きなのでしょう。
キョンキョンより１か月デビューが遅い渡辺徹ですが、デビュー曲「彼＜ライバル＞」は
あまりヒットしなかったものの、２曲目「約束」が、このグリコ・アーモンド・チョコの
ＣＭに起用され、オリコン２位の大ヒット、３曲目「夢の中へ」もオリコン６位の
ヒットをします。その間、キョンキョンは２曲目が１９位、３曲目が１３位と振るわなかったので、
渡辺徹は、ＣＭにキョンキョンではなく、自分の曲が使われた事に、感謝した事でしょう。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、２ページ目の上です。 １ページ目は、次のスレ画にする予定です。
３４～３６等に載せた「近代映画ハロー」のカラーページと同じ服を着ていますが、
このカットは載っていませんでした。
全身カットだと、顔か小さくて可愛い事が、良く分かります。
なお、右の文字が少し欠けているのは、原稿のムック本自体の問題です。
ＢＩＧアイドルオンパレード」の、２ページ目の右下です。 キョンキョン本人は、最初っから大人っぽい女性に憧れていました。
私服も地味な黒系統で統一していました。
刈り上げカットになった８４年初の後、８９年中盤まで髪を伸ばし続けていたのも、
大人っぽい女性への憧れからかも知れません。
ここに書いてある「大人っぽくなった」というのは、洗練されていったという意味でしょう。
洗練されながらも、アイドルとしての魅力を増していきました。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、２ページ目の左下です。 このカット等で、「大人っぽくなった」と言っているのでしょう。
８０年代アイドルが、次々にアイドルを卒業していった９０年代前半、
アイドルとして輝き続けた唯一の存在です。
野村義男が、「他のアイドルは、みんな大人っぽくなるのに、
キョンキョンだけは、アイドルで居続けていて嬉しい。」と言っていました。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、３ページ目です。 夏が苦手なキョンキョンは、クーラーも苦手で、
出来るだけ自然の力で涼もうとしているそうです。
そんなキョンキョンの姿勢が伝わる、涼しげなカットです。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、４ページ目の右下です。 ファミコンをしている時でしょうか。
キョンキョンにゲームの才能があるのは、
インベーダーゲームの名古屋打ちが得意だったという、
母親の才能を受け継いでいるからでしょう。
「ＢＩＧアイドルオンパレード」の、４ページ目の左下です。 キョンキョンが楽屋でファミコンをしている姿を、テレビで流していた事があります。
２００３年頃のテレビ番組で、ファミコンに夢中になると、持っていたタバコを
くわえタバコにして、撃ちまくっていました。
キョンキョンは、シューティングゲーム系が好きで、当時の旦那の永瀬君は、
頭で考えるゲームが好きだと、パンダのアンアンに書いてあります。
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