松本伊代
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ＢＯＭＢの８１年１１月号の、５ページ目です。 ＢＯＭＢの巻頭大特集は、カラーページが８ページ、残りの３１ページぐらいが、
モノクロの記事というのが、８０年代中盤までは一般的でしたが、
この巻頭大特集では、カラーページが４ページ、２色刷りが４ページ、
残りの３１ページが、モノクロの記事です。まだ雑誌全体のカラーページが
少なかった頃なのでしょう。私が持っている、最も古いＢＯＭＢです。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、４ページ目の下です。 最初から完成された可愛らしさがあった伊代ちゃんは、その可愛らしさを、
飽きられずに維持するだけで大変だっただろうから、他の８２年組アイドルと比べると、
トップアイドルとしての期間は、短めになりました。
最初は、宝石が磨かれる前の原石で、芸能界で磨かれてトップアイドルに成長して行った、
他の８２年組アイドル方が、ファンも変化を楽しめるので飽きられず、
トップアイドルとしての期間が、長くなりました。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、１４ページ目です。 伊代（2人姉妹の末っ子）も、キョンキョン（３人姉妹の末っ子）も、
両親が、今度こそ男の子を望んだのに、産まれたのは女の子だったので、
二人とも男の子のように気が強い性格になったのでしょう。
芸能界大好き一家で育った伊代なので、伊代ママの長男が芸能界入りする時も賛成し、
「辛いと思った事なかったわよ。」と言ったそうです。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、１５ページ目です。 周りが男の子を望んだせいか、赤ちゃんの頃は、男の子のような顔で、
父親は「本当は男の子なんでは。お医者さんが間違えているんではないか。」
母親は「少なくとも美人にはなりそうにもない顔ね。」と、ヒドい言われ方です。
「伊代」という、当時では珍しい名前は、開運の判を作る先生の命名。
この名前が、デビュー曲の歌詞に使われ、開運しました。
左下のピアノの発表会。ピアノを習っていましたが、久保田早紀の「異邦人」を、
弾き語りで歌う時には、前奏は上手く弾けても、歌に入ると指がついてこなかったそうです。
伊代は、アイドル歌手として限界を感じていた８０年代後半、シンガーソングライターを
目指そうとしていたそうですが、このピアノの腕では、無理だったかも。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、６ページ目です。 デビュー曲がリリースされる前に、ＢＯＭＢの巻頭大特集があったのは、
映画で既に人気アイドルになっていた薬師丸ひろ子を除けば、伊代が初めてなのでしょう。
（１１月号は、１０月８日発売。「センチメンタル・ジャーニー」は１０月２１日発売）
それだけ、期待が大きいアイドルだった事が、分かります。
ちなみに、伊代は武道館ワンマンショー（この当時の言い方）も、行っています。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、７ページ目です。 「スーパーアイドルになりたい」と言っています。
７０年代のアイドルは、ピンク・レデイーやフィンガー５のように、子供まで巻き込んだ
アイドル以外は、中・高校生ファンが主体だったので、レコード・セールスは
５０万枚が限界と言われ、実際、ヒット曲のほとんどは、５０万枚以下でした。
ところが８０年代に入ると、聖子・トシ・マッチが、５０万枚を超える大ヒットを連発したので、
７０年代アイドルとの差別化を図る意味で、スーパーアイドルという言葉が、流行しました。
その意味では、残念ながら伊代ちゃんは、スーパーアイドルにはなれませんでした。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、１６ページ目です。 伊代の幼稚園時代のニック・ネームは、「マルコメさん」。デビューしてからの、
面長の顔の伊代からは想像出来ませんが、幼稚園時代は丸顔だったのでしょう。
１８８でも、幼稚園までは、わりと太っていた。と書いてあります。
松本一家は、宝塚ファンで、お姉さんの方が歌やバレエの練習をしていたので、
上手かったのでしょう。でも、妹の方が可愛かったのか、サインをもらいに行くのは、
伊代の役目でした。その伊代の方は、１８８で書いたコメントのように、
ピアノがあまり上達しませんでした。
「幼稚園の時、初恋らしきものをしたの。」
伊代・ちえみ・優が集まった、２０１６年のＣＳの同窓会番組では、ちえみが初恋は中学生、
優が初恋は小学生と言う中、伊代が耳の髪をよけながら、初恋は幼稚園の時かな、と言い、
ちえみや優から、それ、勝ったと思ったポーズでしょ。と、突っ込まれていました。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 月刊プレイボーイの８２年２月号の、２ページ目です。
妹軍団の中に、当時人気Ｎｏ.１だった松田聖子が入っていません。
聖子より年上の、石川ひとみ・岸本加世子・倉田まり子・
榊原郁恵が入っているのに。これは、当時すでに聖子が、
妹とは呼べないほどの貫禄があったからでしょうか。
それよりも、上記４人は７０年代に活躍していた頃の
妹イメージをまだ引きずっていたからでしょう。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 月刊プレイボーイの８２年２月号の、３ページ目です。
伊代ちゃんが、妹キャラクターの代表になったおかげで、その後の８２年組アイドルは、
伊代の背中を追いかけながら、やがて活躍の場を広げていった感じがします。
伊代・ちえみ・優の同窓会番組では、「ひとりで聖子さんに向かって行っても敵わないから、
みんなで束になって対抗していた。」と語っています。伊代らしい表現です。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 女子大生になっても、サービス精神旺盛な伊代ちゃんが、レオタードを着て、
ストレッチをしている写真と記事です。
アイドル時代の伊代ちゃんは、何事にも一生懸命取り組んでいました。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 伊代ちゃんの、可愛いワンピース水着グラビアです。
バスト７０ｃｍ代後半のアイドルは結構いましたが、
バスト７２ｃｍのアイドルは初めて知りました。
そのバストサイズでも納得してしまう身体の細さです。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 大人っぽい濃い茶色のワンピースを着ているグラビアです。
バストが７６ｃｍに成長した時でしょう。
それでも、ワンピースの付いているパッドで盛り上げている感じがします。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 こちらはセーターを着た、ホットパンツ姿のグラビアです。
ヒップを強調していますが、どこを強調しても細い伊代ちゃんの身体です。
体重が軽すぎて、自動ドアが開かなかったという逸話もあるほどです。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 写真集「伊代 予感」（IYOKANと読む）の、表紙カバーです。
「伊代の１０００分の１水着 実物付き」。水着を１枚しか着ていなかったら、
写真集は１０００部しか印刷していないか、もっと印刷していたら、
着ていない水着を付録にした写真集もあった事になりますね。
でも、仕事熱心な伊代ちゃんなら、同じ水着を何着も着替えたのかも知れません。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 写真集「伊代 予感」からのカットです。
横縞のワンピースを着て、細い身体があまり細く見えないようにしています。
太めのアイドルからすれば、羨ましい限りでしょう。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、１８ページ目です。 お母さんの当初の予想を裏切り、小学生になると、かわい子ちゃんに変身しました。
ラーメン屋の店員が見とれるほど、かわいかったそうです。
でも、気がめっぽう強い性格は、相変わらずで、お姉さんとのケンカでも、
口では絶対に負けない伊代でした。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、１９ページ目です。 伊代は、飽きっぽい性格で、ひとつの事に熱中するタイプではありませんでした。
その伊代を熱中させたのがピンク・レディー。ピンク・レディーのマネがきっかけで、
芸能界の事にハマっていった伊代ちゃんでした。
花の８２年組は、みんな聖子ちゃんカットでデビューしましたが、
小学校高学年の時に、みんなピンク・レディーの洗礼を受けています。
歌の上手い明菜だけは、ピンク・レディー派ではなく、山口百恵派でした。
花の８２年組以降も、ピンク・レディーの洗礼を受けているアイドルは多く、
伊代より６歳若いのりピーまで、その洗礼を受けていたそうです。
歌の上手い荻野目ちゃんだけは、山口百恵派でした。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、２０ページ目です。 ピンク・レディー狂のせいか、伊代の好きな色はピンク一色。
伊代の１５歳の誕生日に、友達からプレゼントされたのは、
すべてピンクのタオルだったそうです。
中１のクリスマス・パーティーでは、キャンディーズを踊った伊代。
もちろん、一番細くてペチャパイのミキちゃんの役でした。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、２１ページ目です。 ８０年の１２月。中２の伊代は、友達と一緒のところを週刊誌の写真に撮られ、
載りました。それを見たボンド企画が、モデルとしてスカウトします。
しかし、森村学園は芸能活動を固く禁じています。
悩んだ伊代は、８１年２月２０日、森村学園の高等部への入学手続きまで、
済ませていました。
ところが３月になり、「たのきん全力投球」のレギュラーが決まり、
担任が、伊代の好きな道を歩ませたいという思いもあり、
堀越学園に転校させて、芸能界入りする事になりました。
近映文庫「アイドル水着１００人」part3の、４ページ目です。 ワンピースのフリルが、風でめくれて、ペチャパイがハッキリと分るカットです。
なお、このワンピース姿は、フォト・１９８２年と、１ページ目に書いてあります。
バスト７２ｃｍから、７５ｃｍに成長した頃でしょう。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、２２ページ目です。 たのきん全力投球に出演している時の記事と画像が、４ページに渡って載っています。
トシちゃんの妹役オーディションは、プロダクション１２社に声をかけ、
２０名を面接しましたが、決め手に欠け、該当者なし。
そんな頃、ボンド企画から「最後の切り札だから、どうしても一度見てくれ。」
と言われ、面接したのが伊代でした。
全然ものおじせず、何でもハキハキ答える性格と、目の輝きがいい。
という理由で、見事合格。その後、芝居がまずくで怒鳴っても、
ケロっと平気な顔をしている。現代っ子の伊代ちゃんは、スタッフに気に入られました。
持ち前の勝気な性格が、いい方に出て行きました。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、２３ページ目です。 たのきん全力投球の記事と画像の、２ページ目になります。
伊代のかわいらしさは、作られたものじゃない。といっています。
他の８２年組アイドルは、人気アイドルになって行く過程において、可愛くなって行きましたが、
伊代は最初から完成された可愛らしさでした。それが、この証言から、
歌手デビュー前のたのきん全力投球の頃からという事が、分かります。
可愛らしさ・やさしい心つかい・タレントとして不可欠のガッツのある伊代ちゃんは、
人気アイドルになる要素を、最初から持っていました。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、２４ページ目です。 たのきん全力投球では、トシちゃんの妹役でしたが。
本当はマッチファンの伊代。花の８２年組アイドルでは、優も明菜もマッチ派で、
トシちゃん派は、キョンキョンだけだったかも。
去年出演した番組では、「妹役の出演、ありがとう。
でも、「このチョコレートをマッチにあげて下さい。」と言って渡したよな。」
という、皮肉交じりのビデオ・メッセージが、田原俊彦からありました。
ＢＯＭＢの８１年１１月号の、２５ページ目です。 スタイリストは、伊代の外見的な二面性を評価し、
たのきんのプロデューサーは、伊代の多面性を評価しています。
これに対し、美容室の人は今の髪型の固定、たのきんのディレクターは、
目がチャームポイント、ビクター宣伝部は、喋ると透明雰囲気が壊れる。
と、伊代のアピール・ポイントを一か所に限定しています。
８０年代アイドルは、７０年代アイドルと比べて、音楽面では進歩していますが、
個々のアイドルが持つ個性は、７０年代アイドルの変遷の繰り返しになっています。
７０年代アイドルの個性は、初期の一人一か所から、百恵・淳子・宏美等が開拓して、
各々のアイドルの多面性の個性が花開いて行きました。
その個性が、８０年の聖子を中心とする８０年組アイドルが、
一人一か所に戻した感じがします。そして花の８２年組から、
再び各々の多面性の個性が花開いて行きました。
伊代は、８０年組アイドルから、８２年組アイドルへの個性面での発展過渡期に
デビューしたので、上記のように、意見が分かれていたのでしょう。
近映文庫「アイドル水着１００人」part3の、９ページ目です。 ハリコ・しゃんばら・がきんこに貼った画像の再アップは、これで終了したので、
しばらく休みます。休んだ後は、新規の自炊画像をゆっくりですが貼って行きます。
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