石川秀美・美脚
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ＢＯＭＢの８５年３月号の、１１ページ目です。 （白黒なので、色付けしてみました。）
デビュー当時より、中学生の頃の方が、顔が痩せています。
バスケ一色の毎日で、顔も身体も引き締まっていたのでしょう。
投稿写真の８５年３月号の、素人が撮った写真のメインカットです。 「これぞ秀美の本領発揮」と評されている通り、秀美の脚・太ももの魅力が、
遺憾なく発揮されているカットだと思います。
２５５で言いたかった事は、このカットを見れば一目瞭然です。
グラビアや写真集では、ワンピース水着で、プロのカメラマンが撮るので、
秀美の脚や太ももの魅力に特化して撮っていないのかも知れません。
この撮影者が言っている通り「秀美は、ホットパンツに限る」
（脚や太ももの魅力を出す場合）のでしょう。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１２ページ目です。 ８４年の十大ニュースが、１３ページまで載っています。
１月のロサンゼルス旅行は、ハプニングの連続だったんですね。
ＢＯＭＢの８４年３月号のインタビューでは、ディズニーランドの
スペースマウンテンのスリルに興奮した。という、
いい事しか言ってませんでしたが。
超一流ホテルのチェックインに遅れて、鍵がボロボロの安ホテルに泊まった事。
日本食レストランで停電にあった事。続いて行ったハワイでは荷物が遅れて届き、
６月に行ったヨーロッパでは、トランクが１ヶ月行方不明に。
旅にトラブルは付きものですが、これだけ連続して起こるとは。
７月のファンヒーターとこたつのＣＭ撮りも、大変だったようです。
蒸し風呂同然のスタジオで、こたつにどっぷり使って、汗を一粒でも流したら、
撮り直しとは。ＣＭ撮りは季節が反対の時に撮るとはいえ、これはヒドイ。
メーカーは高いギャラを払っているので当然と思っているかも知れませんが、
アイドルは給料制なので、他の仕事と変わりません。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１３ページ目です。 ８４年の十大ニュースの続き。
野球チームを作るのは、当時の人気アイドルにはよくありましたが、
監督やピンチヒッターしかやらないアイドルもいました。
しかしスポーツ万能の秀美は、なんとピッチャーで勝利投手。
載ってる写真も、バッティングポーズが決まっています。
ドラマは、同世代が多かった「翔んだカップル２」では友達ファミリーのような感じ、
「化粧」では出演者が家族を演じていて、２種類のファミリーを体験出来ました。
投稿写真の８５年３月号の、素人が撮った写真の左です。 ペンネームだと思われる布川敏和が撮りましたが、秀美と結婚したのは薬丸の方。
８８年に解散したシブがき隊は、本木雅弘と布川敏和の中が良く、
リーダー格の薬丸裕英のみが浮いていた事が、理由だそうです。
薬丸は、シブがき隊のファンをチェッカーズや吉川晃司に持って行かれたのに、
そのチェッカーズのメンバーと仲良くしている本木雅弘や布川敏和の気持ちが分からない。
と言っていました。薬丸は、年に数回、シブがき隊としての活動を持続し、
後は個々の活動に専念する案を出しましたが、本木雅弘が役者１本で行きたいと主張し、
解散になったそうです。（以上、５年前に放送された「シンソウ坂上」より）
なお、上に書いてある文は、２６７に対するコメントです。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１４ページ目です。 デビュー時から８３年までの仕事を、２ページに纏めています。
秀樹の妹コンテストで優勝してから、レコードデビューまで
５ヶ月ちょっとしかかかっていません。
８２年は有望新人ラッシュなので、河合奈保子の時より
１ヶ月以上早いデビューとなったのでしょう。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１５ページ目です。 上の段の８２年９月２８日に、オールスター紅白大運動会の走り高飛びで、
渡辺めぐみと優勝を争って、１ｍ３５ｃｍで引き分けと書いてありますね。
ＢＯＭＢの８２年８月号では、走り高飛びの１ｍ４０ｃｍを、
余裕を残してクリアしている写真が載っていましたが、
初めてのテレビ中継があるオールスター紅白大運動会では、
上がってしまったのでしょう。事務所の大先輩の西城秀樹は、
走り高飛びでの優勝常連者でした。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１５ページ目です。 上の段の８２年９月２８日に、オールスター紅白大運動会の走り高飛びで、
渡辺めぐみと優勝を争って、１ｍ３５ｃｍで引き分けと書いてありますね。
ＢＯＭＢの８２年８月号では、走り高飛びの１ｍ４０ｃｍを、
余裕を残してクリアしている写真が載っていましたが、
初めてのテレビ中継があるオールスター紅白大運動会では、
上がってしまったのでしょう。事務所の大先輩の西城秀樹は、
走り高飛びでの優勝常連者でした。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１６ページ目です。 ８５年のニューイヤーコンサートの模様が、２ページに渡って載っています。
歌のリハーサルに熱が入っていたため、新年のごあいさつは、たどたどしくなりました。
しかし、外国のロックを歌い踊る秀美は、活き活きしています。
「秀美の運動神経はタイコ版付き。」
ロックスターを目指すべきでは？と舞台監督が言っています。
本当は、秀美の運動神経が活かせるダンスミュージックを目指すべきであり、
それをスタッフは良く知っていて、８５年前半は、
「もっと接近しましょ」「あなたとハプニング」と、よりリズムを強調した
ダンスミュージックに近いシングルをリリーズしています。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１７ページ目です。 ２部のミュージカル仕立てのステージから、
当時のアイドルのコンサートらしさが伝わってきます。
外国のロックを歌う１部や、ミュージカル仕立ての２部の構成は、
秀美達の８２年組が、アイドルのコンサートとしては最後かも知れません。
最後の３部のヒットメドレーは、今も続くアイドル・コンサートの定番ですね。
一番盛り上がる３部で、ショートパンツ姿を見せる秀美。
ファンが最も喜ぶファッションを持っている秀美の長所を、
上手く活かしたステージ構成です。ヒット曲ではないけれども、
ファンが大事にしている曲を持っていて、エンディングで歌えるアイドルは、
ファンとの一体感を共有出来て、幸せだったと思います。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、４ページ目の右です。 人気アイドルにとって、デビューから３年経った頃が、
最も充実して仕事をしている頃でしょう。少なくとも５年以上、
人気アイドルとして活躍し続けていた人達だけが、体験出来る事です。
７０年代は、南沙織・アグネスチャン・桜田淳子・山口百恵・
岩崎宏美の５人ぐらいでした。
８０年代に入ると、松田聖子・河合奈保子・柏原芳恵・小泉今日子・
堀ちえみ・石川秀美・早見優・中森明菜・荻野目洋子・中山美穂・
南野陽子・工藤静香・Ｗｉｎｋと、１３組もいました。
（森高千里は、メインで活躍したのが９０年代なので、除外。）
その内５人が、８２年デビュー組なので、
後に花の８２年組と言われるのは、当然でしょう。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、４ページ目の左～５ページ目です。 みんな聖子ちゃんカットでデビューした花の８２年組６人の中で、
最初にショートカットに切り替えたのが、キョンキョンとちえみ、
１～２年遅れでショートカットに切り替えたのが、伊代と優です。
秀美と明菜は、その逆に、髪を長く伸ばして行きました。
奇しくも同じ誕生日（７月１３日）の二人だけが、
ショートカットにしなかったのは、単なる偶然でしょうか。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１８ページ目です。 １月２３日リリースの１３thシングル「もっと接近しましょ」に関する
レコーディングや評価記事が載っています。たとえメジャーコードの曲ではなくても、
歌う秀美にとっては、ダンサブルなこの曲は、
ゲンキいっぱいに歌えるので、明るい曲と同じく嬉しかったのでしょう。
レコーディングでは、ディレクターがＯＫを出しても、
自ら取り直しを要求するほど、欲が出てきました。
歌がどんどん上手くなって行った頃なので、レコーディングも楽しんでいた事でしょう。
前作「ミステリーウーマン」は、自己最高のオリコン最高位５位を記録しましたが、
「もっと接近しましょ」は、それを自己更新するオリコン最高位４位を記録。
チャートアクション的には、この頃が秀美の最盛期になりました。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、１９ページ目です。 秀美のシングルとＬＰのディスコグラフィーが載っています。
シングルのジャケット写真を並べているので、それを見るだけでも、
初々しいけれども、幼くて野暮ったかった秀美の表情が、
シングルを出す度に、キュートで可愛い表情に変わって行き、
更には大人っぽくチャーミングな表情になって来ている事が、良く分かります。
それに呼応するかのように、秀美の歌唱力もアップして行きました。
前半は、スピード感溢れる曲の勢いに、
秀美の歌唱がついていっていない印象がありましたが、
後半は、曲のスピード感がますますアップして行っても、
安心して聞けるほど、歌唱力が上達しています。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、６～７ページ目です。 あらためて顔のアップを見ると、デビュー当時のまん丸い顔の輪郭が、
卵型と面長の中間ぐらいにまで、顔痩せしてしている事が、良く分かります。
似たタイプの顔の菊池桃子（私だけが思っているのかも知れませんが）が台頭してきたので、
差別化する意味でも、顔痩せしてして良かったと思います。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２０ページ目です。 アイドルを中心とした歌＆バラエティ番組に出演している様子が載っています。
「レッツゴーヤング」は、今でもＣＳで再放送しています。
ダジャレ等のコーナーは、ＮＨＫらしいピント外れな感じで、
リアルタイムで見ていた時も、浮いている感じがしました。
「ヤンヤン歌うスタジオ」のドラマコーナーでは、演技をドジッた時に、
アイドルの素顔が垣間見えるのが、好きでした。
「レッツゴーアイドル」は、見た記憶があまりありません。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２１ページ目です。 さんまが歌番組の司会をしていたのは、記憶にありましたが、番組名は覚えていませんでした。
「ＤＯ・ＵＰ歌謡テレビ」でした。「さんまのまんま」に、花の８２年組アイドルが出演した時は、
よくこの番組のエピソードを言っていました。
「カックラキン大放送」は、ひろみ・五郎の時代から、
マッチ・トシちゃんの時代に代わってからでしょう。
「氷上大運動会」は、「オールスター雪の祭典」が、スキー場までアイドルが行く
スケジュールが取れなくなり、替りに出来た特番かな？
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２２ページ目です。 ３本のドラマ（いずれも単発）に出演した秀美。
１本目は、新春スペシャルの「化粧」について載っています。
秀美も女優たちも着物を着ていますが、時代劇ではなく現代劇。
しかも秀美は、ディスコが好きな女子大生役です。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２３ページ目です。 こちらは、月曜ドラマランドの「新・翔んだカップル」２本です。
もちろん秀美が主演で、共演が永瀬正敏です。
いかにもアイドルドラマという感じがある、楽しいドラマです。
今では全然見られなくなった、こんなアイドルドラマ。
是非、ＣＳあたりで再放送して欲しいものです。
ウキウキの８５年８月号から、ラジオ日本に出演した時の記事です。 外へ出ても、石川秀美に似てるっていうだけで本人とは気づかれないそうです。
「一度、後から追いかけられた事があったけど、「あ。違う」って言われた時は、
ちょっぴり淋しかったそうです。人気アイドルの心情って、複雑ですね。
キョンキョンの「なんてたってアイドル」の歌詞の中に、似たような内容がありますが、
秋元康が、この番組を聞いていたのでしょうか。
スーパー写真塾の８５年８月号から、素人が撮った写真の左下です。 ホットパンツがハッキリ写っているこのカットは、
やはり膝から下の脚を入れて欲しかったです。
秀美の太ももが魅力的に見えるのは、脚全体が写っている時だと思います。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２４ページ目です。 秀美のラジオ番組について、２ページに渡って紹介しています。
デビューの頃は口下手で、スタッフとも上手くコミュニケーションが
取れなかった秀美ですが、人気アイドルとして３年間活動し、
様々な仕事を経験して、過激なギャグも発するようになりました。
自らのポリシーを感じられるようになった秀美の成長を、プロデューサーが語っています。
スポーツ少女のイメージとは違い、花のの８２年組の中では、一番女の子らしかったと、
後にキョンキョンが話していました。その女の子らしい秀美の一面をクローズアップし、
女の子に共感してもらうのが、「ミントタイム」の狙いです。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２５ページ目です。 「（リスナーの）ファーストキスの時の状況を描写したハガキを読みながら、
ウラヤマシサのあまりマジで怒り出したこともある。」
相当、欲求不満が溜まっていたのかな？
「あるとき、（差し入れの）ケーキを買って持っていったのだが、
スタッフ全員甘いものが苦手と知って、秀美ひとりで全部食べてしまった。」
こちらは、やけ食いでしょうか？
「僕たちラッツ＆スターって、あまりアイドルの人たちと
おしゃべりする機会ないんですよね。」秀美とのＤＪコンビが好評だったので、
田代まさしは、雑誌の対談のレギュラーや、司会業へ進出して行ったのかも知れません。
投稿写真の８５年７月号から、デビュー直前の秀美を、素人が撮った写真です。 まだ上手く大人と話せず、笑顔が上手く作れない秀美。
三年後の「あなたとハプニング」のジャケット写真と見比べれば、
女の子として、どんどん綺麗になっていった事が、良く分かります。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２６ページ目です。 秀美のＣＭが、２ページ載っています。
暑い夏に、暖房器具のＣＭ撮りをするのだから、大変です。
モデルのように、季節感が正反対になるのがＣＭ撮影だと、
後にＣＭクィーンになるキョンキョンも言っていました。
秀美は、意外に腕立て伏せが苦手なのかも。バスケットボールで鍛えた、
脚のばねを活かした競技は得意で、ＢＯＭＢの８２年の特集でも
色々な競技に挑戦していましたが、すべて脚を活かした競技であり、
腕立て伏せのような腕を使う競技はありませんでした。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２７ページ目です。 （文字を閾値調整すると、返って読みにくくなるので、止めました。）
ハウス食品のＣＭに４本出演しているのは、やはりヒデキの妹出身だからでしょう。
どれもキラキラと輝いている、アイドルらしいＣＭですが、
なかでも、運動神経抜群の秀美の長所を活かした、
縄跳びをしている秀美が、一番彼女らしいです。
スーパー写真塾の８５年１１月号のから、素人が撮った写真のページの左中央です。 撮影禁止のフェスティバルなのに、背景から夜なので、
フラッシュを焚いていると思います。
禁止とアナウンスしながら、意外に撮っている人がいたのでしょう。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、２９ページ目です。 「高所恐怖症」は良く聞くけど、「高所平気症」はあまり聞きません。
でもユーモアを身に付けた、秀美のこの文章にピッタリです。
ザ・ベストテンの再放送で、松田聖子がジェットコースターに乗って、
悲鳴を上げるシーンが放送されていましたが、「高所平気症」の秀美なら、
ジェットコースターに乗っても、へっちゃらかも知れません。
スーパー写真塾の８５年１１月号のから、素人が撮った写真のページの右です。 ２６７のように、前から全身を撮れば、
「秀美は、ホットパンツに限る」と言えますが、
後ろからヒップと太ももを強調したカットは、
秀美の美脚の良さが出ていないと思います。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３０～３１ページ目です。 このテストは、フローチャート式で、左端を先に見てしまうと、
答えが予測出来るので、失敗だと思います。
Ａ・Ｂ・Ｃと矢印の形も見比べないといけないし。
２５６・２５７にのせたＤＵＮＫの〇×式のテストの方が、
予測出来ないので、良いと思います。
ＢＯＭＢの８２年４月号の、１ページ目です。 （白黒なので、色付けしてみました。）
「夢は大きく奈保子のように」。秀樹の妹募集で優勝した奈保子と秀美。
確かに、歌手としての実績（レコード売り上げ）では、奈保子に及びませんでしたが、
数字では出てこないアイドルとしてのポテンシャル（アイドル人気や、
テレビ出演時のアイドルらしさ等）は、秀美の方が上のような気がします。
それは、８０年デビューと、８２年デビューの差も影響しているのでしょう。
８０年デビュー組は、とにかく歌の上手さを競っていたライバル同士で、年齢もマチマチでした。
これに対し、８２年デビュー組は、年齢が近く仲が良い様子が、良く分かりました。
この横の繋がりである仲間感が、アイドルとしてのポテンシャルを高めて行ったと思います。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３２ページ目です。 インタビューの１ページ目になります。
「お雑煮は大好きだから、年中食べているんです。」
秀美の激しいアクションのステージングのエネルギー源は、お雑煮かも知れません。
「洋服がいくらぐらいするのかわかって勉強になりました。」
人気アイドルは、買い物等の雑用も、スタッフが全てやってくれるので、
「キャッシュカードでお金をおろす事が出来ない」
「新幹線等の切符の買い方が分からない」等、
同年代の普通の女の子がしている事を、出来ない場合が多いです。
洋服を自分で買えるようになっただけでも、進歩です。
ＢＯＭＢの８２年４月号の、２ページ目です。 （白黒なので、色付けしてみました。）
秀美は、高校に入学する時にデビューしています。
花の８２年組では、秀美の他に、早見優と堀ちえみが、高校に入学する時のデビューであり、
この頃から、高校に入学する時にデビューするパターンが増えてきました。
８３年は不作なのでパスし、８４年は、菊池桃子と荻野目洋子が、高校入学時デビューです。
８５年は、中山美穂と浅香推が、高校入学時デビューです。
（８１年は不作だったので、８０年を振り返ると、松田聖子と岩崎良美は、
高校卒業時にデビュー、河合奈保子は高校２年でデビュー、
柏原よしえは中学３年でデビューと、マチマチでした。）
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３３ページ目です。 インタビューの２ページ目になります。
２０歳までにツバつけといて、２２～２３歳で結婚。と言っています。
薬丸と交際し始めたのは、８６年後半なので、秀美が２０歳になった時。
結婚は９０年６月で、秀美が２３歳の時。
まるで預言者みたいに、ピッタリと当たっています。
結婚して休業しても、お金に困れば復帰する。と言っています。
薬丸は、結婚後に仕事が激減したので、もし秀美がその事を知っていたなら、
復帰していたのかな？実際には、薬丸は秀美には話さず、
仕事があるふりをして、時間を潰し、後に、秀美と子供の楽しそうな姿を見て、
なりふり構わず仕事を取りに行ったとの事です。
ＢＯＭＢの８２年４月号の、３ページ目です。 （白黒なので、色付けしてみました。）
秀美は、西城秀樹と同じＲＶＣレコードからデビュー。
単に、秀樹の妹オーディションで合格したからだけではなく、最終審査で秀樹が、
周囲の反対を押し切って秀美を推薦した事。秀樹と同様、スポーツ万能だった事。
同じ事務所・同じレコード会社だった事等から、芸能界の頼れる先輩だったと思います。
そう考えると、「秀樹さんの訃報を知った直後からずっと落ち込みが酷く、
精神的に不安定な状態が続いている」と、妻・秀美の状態を薬丸が語った事も、納得出来ます。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３４ページ目です。 森田健作との対談が、４ページに渡って載っています。
この時は、森田健作が３５歳の時。既にオジサンの年齢ですが、
秀美は、「オジサンって感じじゃないですよ。」と優しく言っています。
今度、秀美ちゃんと共演してみたい。と言っていますが、森田健作が、
主演・企画・製作・製作総指揮を務めた映画「おれは男だ! 「完結編」」（８７年）では、
秀美はゲスト出演もなく、呼ばれたのは秀美の親友の早見優でした。
同じ事務所（サン・ミュージック）の後輩だからでしょう。
早見優の先輩で、森田健作の後輩にあたる桜田淳子と一緒でした。
月刊平凡では、８２年３月号に、秀美が初登場しています。 （白黒なので、文字部分以外を色付けしてみました。）
ＢＯＭＢの特集では、デビュー前のレッスン時に、スタッフが「内気な女の子」と
言っていましたが、ここに書いてあるように、反抗期で喋らなかったのかも知れません。
花の８２年組の中では、唯一、結婚後に仕事に復帰していません。
結婚時に、所属事務所に迷惑をかけたから、という事もありますが、
やはり小学４年の時、父親を亡くし、片親で育ったので、
家庭を大事にしたいと思ったのでしょう。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３５ページ目です。森田健作との対談の２ページ目です。 森田健作は、この頃から「変わり者」と言われていたんですね。
京本正樹が、森田健作と一緒に剣道の練習をする時、
朝が早い森田健作にビックリして、その話から、
「変わり者」のイメージが定着していったと思いますが、それが、この頃だったのかな？
そういえば、秀美は桜田淳子と似ているイメージがあると言われていましたが、
その桜田淳子は、森田健作に憧れて同じ事務所に入ったはずなのに、
デビュー２年目には、憧れの人が中村雅敏に変っていました。
月刊明星でも、８２年３月号に、秀美が初登場しています。 前にがきんこの早見優のスレで、ファースト・コンサートの場所について書きました。
本当は、花の８２年組のファースト・コンサートの場所を、列記したかったけど、
秀美の場所が分からなくて、断念（８２年９月に行った事は、分かりました。）
でも、ファースト・コンサート「さ・わ・や・か コンサート」は、ライブ盤になっていて、
Ａ面の青春グラフィティーのコーナーで、桜田淳子の曲を６曲、山口百恵の曲を５曲、
メドレーで歌っている事が、分かりました。
秀美が「Hey! ミスター・ポリスマン」でブレイクした頃、よく桜田淳子に雰囲気が似ているね、
と司会の人に言われていたのは、このライブ盤を聞いていたからかも知れません。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３６ページ目です。森田健作との対談の３ページ目です。 森田健作の、８５年当時の学園ドラマに対する発言は、秀美が中学生だった頃、
校内暴力が頻発し、それが高校生にまで広がった結果、「スクール・ウォーズ」等の
ドラマが大ヒットした。という当時の社会現象を、知らない発言みたいです。
でも、その後の「今のマスメディアってね。１００％のうち１０％か２０％のものを
あたかも全てのように見せちゃうでしょ。」という発言は、
現代のマスコミも変わってないな。と思いました。
月刊明星の８２年４月号の、１ページ目です。 石川さゆりはホリプロだけど、西城秀樹と岩崎宏美の、二人の芸映プロの名前が、
秀美に入っているのは、偶然とはいえ、良く出来ています。
これが芸名なら、芸映プロが付けた事で、納得出来ますが、本名ですからね。
秀樹が秀美をプッシュしたのは、名前が似ている事とは関係ないでしょうが。
歌手になれなかったら、美容師になろうと決めていた事は、キョンキョンと共通しています。
デビュー当時、歌があまり上手くなかった事も、キョンキョンと共通していますが、
秀美は、デビューから１～２年で、みるみる歌が上手くなって行きました。
努力家であると同時に、スポーツで鍛えた根性があったからでしょう。
キョンキョンは、歌が上手くなるまで４～５年はかかった感じがします。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３７ページ目です。森田健作との対談の４ページ目です。 秀美のサイン会で、何も言えなくなっちゃう人とかいる。という話で、
「あなたがニラミつけるからだろう」と、森田健作が言っています。
それは、歌っている時だけですが、確かにこの時期の秀美は、
「ミステリー・ウーマン」や、「もっと接近しましょ」といった、「ニラミつける」
アクションの歌が多かった感じです。森田健作は、秀美ファンと言っているだけに、
しっかりチェックしているんですね。
月刊明星の８２年４月号の、２ページ目です。 秀美の歌が、みるみる上手くなって行ったのは、バスケで鍛えたガッツもあるけど、
歌の上手い秀樹や奈保子が、同じ事務所で、いろいろアドバイスしてくれた事も、
大きいと思います。ここには書いていませんが、同じ事務所には、岩崎宏美もいました。
秀美の芸映プロ以外では、サン・ミュージックも、桜田淳子→初田聖子→早見優→
岡田有希子→酒井法子と、トップアイドルのノウハウが、上手く継承されて行きました。
ちえみのホリプロは、山口百恵の引退が痛く、上手くトップアイドルのノウハウを、
継承出来ませんでした。キョンキョンのバーニング・プロも、石野真子の引退が痛かったです。
元々、トップアイドルがいなかった研音の明菜は、自力でトップアイドルに駆け上がりました。
伊代ちゃんのボンド企画は、先輩が歌の下手な大場久美子と岡田奈々なので、
伊代ちゃんの歌唱力でも、先輩よりは上手いです。
ＢＯＭＢの８５年３月号の、３８ページ目です。 （白黒なので、色付けしてみました。）
エピローグに書いてあるように、もし薬丸との出来ちゃった結婚が無ければ、
他の花の８２年組のように、まだ芸能界で頑張っているかも知れません。
月刊平凡の８２年５月号には、事務所の後輩を称して「妹をよろしく」と題した、 花の８２年組アイドルを、その事務所の先輩が紹介するコーナーが載っています。
秀美の場合は、もちろん西城秀樹。秀樹の妹募集コンテストで、他の審査員を説得してまで、
秀美を優勝に選んだ秀樹なので、付きっ切りでアドバイスするのも当然でしょう。
事務所だけではなく、レコード会社も同じになり、秀樹の一文字が秀美になっているので、
この２ショットも、年の離れた本当の妹のようです。
ＢＯＭＢの８２年３月号の、１ページ目です。 まだインタビューは、数回目で、慣れていない頃のインタビューです。
それでも、「何年か経つと、秀美ちゃんも芸能界のアカにまみれてしまうんだろうか？」
と聞かれ、「自分がシッカリしていれば、大丈夫じゃないかと思います。」
と、答えています。
薬丸と結婚する時も、妊娠５ヶ月まで、二人とも誰にも相談出来なくて、
秀美は、不安を抱きながらも仕事を続けていました。自分がシッカリしていなければ、
出来ない事です。コンサートで激しい踊りがあるので、ついに二人で結婚・妊娠を発表します。
シッカリしている秀美ですが、事務所のガードも固く、仲の良い早見優に誘われ、
コンビニ（当時はPM11:00まで）に一緒行った後、秀美のマネージャーが、
「うちの子を不良にするつもりか」と、早見優を怒ったそうです。
ＢＯＭＢの８２年３月号の、２ページ目です。 (白黒なので、色付けしてみました。）
（４９の続き）
カセットに、桜田淳子の「夏にご用心」を、アカペラで歌って送ったそうです。
７０年代後半は、オーディションに桜田淳子の曲を選ぶ人が多かったですが、
この頃（８１年）は、松田聖子の歌が多くなってきた頃です。
秀美の声が、桜田淳子に似ているという人もいるけど、私はあまり似ていないと思います。
でも、本人かお姉ちゃんは似ていると思ったから、桜田淳子にしたのでしょうか。
ちなみに、松田聖子も、桜田淳子「気まぐれヴィーナス」を、オーディション用の曲に
選んでいます。聖子の場合は、７８年の春なので、桜田淳子だったのでしょう。
月刊平凡の８２年４月号には、見開き２ページで、載っています。 見やすいように、９０度回転させました。文字が小さくなるので、
ダウンロードして、拡大して見て下さい。
小学６年の時、友達と鉄棒で遊んでいて、相手の歯がガッチンコして出来た、
目と目の間にあるキズを、クローズアップして見せていますが、
全身写真の方が良く判ります。
クローズアップでは、視力２.０のキュートな瞳が魅力的です。
視力がいいと、老眼になるのも早いので、５年前にハワイで、
テレビにチラッと映った時も、メガネをしていました。
スポーツ万能の秀美は、バスケットボール部で鍛えた事が有名ですが、
小学校の運動会でも、いつも学年トップを走っていました。
やはり、走る事はスポーツの基本なのでしょう。
月刊明星の８２年５月号の、１ページ目です。 母の実家がある木更津へ、一人で行った事も何回かある秀美は、
歌手になるため上京する時も、母と一緒ではなく、母に見送られて、一人で上京しました。
秀美が小学４年の時、父親が交通事故で亡くなった事は、前にも書いてありましたが、
高速で、中央分離帯に衝突したんですね。即死だったと思います。
父親っ子だった秀美は、その父親を失い、泣いてばかりいました。
校長先生の言葉が無かったら、その後の、元気な秀美に戻ったかどうか
分からないので、校長先生には感謝しないといけませんね。
月刊明星の８２年５月号の、２ページ目です。 スポーツ万能の秀美は、航空自衛隊にいた事もある父親が野球や卓球の得意なスポーツマンで、
母親が中学時代に１００ｍを１３秒台で走った陸上競技の選手だったので、
両親の遺伝子を継いだからでしょう。歌の下手だった父の遺伝子を継いだ秀美は、
「これだけは父を恨みますよ。」と言っていますが、持ち前の根性で、
見る見る歌が上手くなっていきました。
料理が好きな秀美ですが、指先があまり器用ではなかったので、父親が亡くなるまでは、
台所に入るのを、母が止めていたそうです。父親が亡くなり、母親が働く事になったので、
姉と家事を分担する事になったのでしょう。
家庭的な秀美は、それがきっかけで誕生したと思います。
ＢＯＭＢの８２年５月号の、１ページ目です。 初めてのレコーディングで、「２番の歌詞が１番に来る」「覚えたつもりの歌詞が、
私の考えた歌詞になる」「音程をはずしてしまう」という、大きな失敗を３回もしても、
レコーディングでのＮＧは５～６回で済んだそうです。
レコーディングに３日かかったという事は、レコーディング中の本番でのＮＧは５～６回で、
本番以外の練習で、上記の大きな失敗を３回したという事なのかな？
月刊明星の８２年５月号には、事務所の先輩アイドルをおんぶするという、 変なコーナーが載っています。これまで先輩アイドルが、事務所を支えてきたので、
これからは、新人アイドルが事務所を支えて（おんぶして）行けよ。という意味でしょうか。
確かに８２年組は粒ぞろいだったので、実際に事務所を支える存在になる人が、多くいました。
秀美の事務所は、８３年におんぶされている西城秀樹が独立しましたが、
秀美が、河合奈保子と共に、事務所を支える存在になりました。
おんぶされているのが男性なのは、沖田浩之（おんぶしているのは三田寛子）と、
西城秀樹だけです。沖田浩之は軽そうなので、身長が高く、重そうな西城秀樹を
おんぶしている秀美は、さすがスポーツ万能で、体を鍛えている感じがします。
月刊平凡の８２年６月号の、１ページ目の下です。 スポーツ・ウーマンだった秀美は、芸能人運動会でも活躍していました。
１００ｍ競争でも、優勝の常連だったのでしょう。
去年、テレビで８６年正月用に８５年秋に収録された、レコード会社対抗運動会が写っていて、
その１００ｍ競争では、スローモーションで判る僅差の２位だったのに、
１位の国生さゆりが無視され、当然の如く秀美が１位になっていました。
ゲストで出演していた国生さゆりも、この頃は無名なので、誰も私の１位は見たくないだろう。
と、言っていました。国生さゆりは強気なイメージでしたが、
意外に自分に立場が分かっていると、思いました。
月刊平凡の８２年６月号の、２ページ目です。 「秀美が帰ってくると、家の中がパッと明るくなるから不思議。」とお母さん。
そのぐらいのオーラがないと、競争の激しい８２年組新人の中で、生き残る事は出来ません。
「どうしても私の側にいると甘えちゃうから、独立させて、みんなに鍛えてもらった方が、
本人の将来のためにいいんでしょうね。」まだ幼く見える娘を、
東京に送るのを反対する親が多い中、秀美のお母さんの考え方は、立派だと思います。
夫を交通事故で亡くし、女手ひとつで育てたので、
将来を見越した考え方が出来るのでしょう。
３歳年上のお姉さんも、立派です。婦人警官になる事は、知っていましたが、
「お父さんを死亡させた交通事故を、少しでも無くすため。」
という理由なのは、初めて知りました。
月刊平凡の８２年６月号の、３ページ目です。 スポーツ万能の秀美は、中学でもバスケット部のレギュラーでした。
瀬戸市内でも、１、２位を争う強豪チームのバスケット部だったので、
スポーツ万能にもなるのでしょう。事務所の大先輩の西城秀樹の後を継ぐように、
芸能人運動会では、毎回、大活躍しました。
酒井法子は、中学のソフトボール部で、福岡の県大会２位の強豪チームのレギュラー、
浅香唯も、中学の時は、バレーボールやバドミントンで大活躍しましたが、
スポーツ万能と言われませんでした。８０年代終盤には、芸能人運動会が衰退し、
芸能人水泳大会ですら、女の子だけの、水着を見せる大会みたいになっていたからでしょう。
しゃんばらの時に他の人が載せた画像です。 やはり、秀美の脚は引き締まってますね。
キョンキョンランド（ラジオ番組）を雑誌で採録している記事には、
「秀美ちゃんの脚がきれいだと言われていますが、今日子お姉ちゃんのほうが
絶対きれいだと思います」という年下のファンのコから言われ、
「やっぱり色っぽさと長さで、秀美ちゃんの脚には負けちゃうので」と
キョンキョンが正直に告白しています。
デビュー当時、秀美とキョンキョンがミニスカートで並んで、
おみ足を比べさせられた事があったので、
余計に秀美との脚の差を痛感させられたんでしょうね。
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スレッドタイトル：石川秀美・美脚