
BOMBの81年11月号の、25ページ目です。
スタイリストは、伊代の外見的な二面性を評価し、
たのきんのプロデューサーは、伊代の多面性を評価しています。
これに対し、美容室の人は今の髪型の固定、たのきんのディレクターは、
目がチャームポイント、ビクター宣伝部は、喋ると透明雰囲気が壊れる。
と、伊代のアピール・ポイントを一か所に限定しています。
80年代アイドルは、70年代アイドルと比べて、音楽面では進歩していますが、
個々のアイドルが持つ個性は、70年代アイドルの変遷の繰り返しになっています。
70年代アイドルの個性は、初期の一人一か所から、百恵・淳子・宏美等が開拓して、
各々のアイドルの多面性の個性が花開いて行きました。
その個性が、80年の聖子を中心とする80年組アイドルが、
一人一か所に戻した感じがします。そして花の82年組から、
再び各々の多面性の個性が花開いて行きました。
伊代は、80年組アイドルから、82年組アイドルへの個性面での発展過渡期に
デビューしたので、上記のように、意見が分かれていたのでしょう。
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