切り抜きで集めた記事です。81年8月号の頃だと思います。
「この頃、色っぽいって言われないと満足しないの。」早くもアイドル卒業を匂わせる発言です。
スター誕生の第29回決戦大会でグランプリを取り、デビューしたチェミー。
スター誕生は、元々60年代〜70年代前半に全盛を極めた渡辺プロに対抗するため、
テレビ局主導でスター(アイドル)を作るために出来た番組です。
70年代は、スター誕生の池田チーフプロデューサーと審査委員長の阿久悠を主体とし、
レコード会社と組んで、芸能事務所の力に頼らずに、アイドルを量産していました。
70年代末になると、池田プロデューサーが去り、その体制が崩れました。
番組の顔だった司会の萩本欣一は、チェミーが合格した時、司会を辞めます。
80年代に入ると、衰退した渡辺プロに代わり、ホリプロ・サンミュージック・バーニングプロ等、
新たな芸能プロが力を持ち始め、再び芸能プロ主導のアイドル量産体制が復活します。
ホリプロがスカウトキャラバン優勝者を、チェミーより優遇するのも、時代の流れでしょう。
>>43 確かにデビュー2年後の19歳になるかどうがという時に、ヌード写真集発売というのは、
過去に例のない事でした。渡辺プロから78年にデビューした石川ひとみは、
デビュー2年後の雑誌でヌードになっていますが、既に20歳でした。石川ひとみは、
その翌年に「まちぶせ」を大ヒットさせたので、その例に習おうとホリプロが考えたのでしょうか。
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