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堀ちえみちゃん
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月刊平凡の８２年２月号の、ニューホープ・コーナーに載っています。 ちえみと同じ扱いは、キョンキョン・優・新井薫子で、他に小さい扱いで、
川田あつ子・島田あゆ子・山田由紀子が載っています。
「顔はなんとなく宮崎美子さん風」。日焼けしているイメージがあるからかな？
「雰囲気は伊藤つかさちゃんって感じ」。これは、分かります。
同じ年で（何と、誕生日が６日違い）、髪型も似ているし、伊藤つかさを、
もっとアイドルっぽく、明るくした感じだったのが、デビュー当時のちえみの印象でした。
月刊明星の８２年２月号の、キャプテンＵＦＯのコーナーからです。 タレントスカウトキャラバンでデビューするアイドルが、なかなか売れず、
３月２１日デビューのちえみは、プロモーションを早めて、初詣のイベントを行っています。
ちなみに、榊原郁恵～比企理恵までの４人は、正月前後のデビュー日でしたが、
（山口百恵の正月映画に、助演でデビューするため。）
ちえみの前年の林紀恵から、３月２１日デビューになり、その後も春デビューになります。
月刊平凡の８２年３月号から、ちえみとキョンキョンの２ショットです。 同期でデビュー日も同じ、ちえみとキョンキョンは、私生活でも仲が良かったです。
ちえみが一時引退し、大阪で暮らすようになってから、会う機会が無くなり、
自然に疎遠になったのでしょう。
５年ぐらい前にＣＳで放送された、ちえみ・伊代・優の同窓会番組にて、
８０年代アイドルのキャッチ・フレーズを当てるコーナーで、
キョンキョンのキャッチ・フレーズ「微笑少女」を、伊代や優は知らないのに、
ちえみだけ知っていました。やはり、アイドル当時、仲が良かったからでしょう。
ちえみが「今日子ちゃんとは、しばらく会ってないな。」とポツリと言ったのが、
印象的でした。その後、昨年２月にキョンキョンのコンサートで会いました。
月刊平凡の８２年３月号の、２～３ページ目はキョンキョンのページなので、４ページ目です。 好きな食べ物の中に、ラーメンが入っていますが、中でもホリプロの事務所の近くにある
中華屋さんのタンメンは、大好きだったと言っていました。
後のテレビ番組でも訪れ、懐かしそうに食べていました。
野菜たっぷりで、栄養が偏らずに食べられるからだそうです。
でも、野菜の中に嫌いなネギは、入っていなかったのかな？
尾崎亜美のコンサートを見て、大感激したそうですが、尾崎亜美に曲を書いてもらうのは、
一時引退半年前の、８６年１０月になってしまいます。
８０年代初め～中盤までの尾崎亜美は、同期の伊代ちゃんを始め、
様々なアイドルへの楽曲提供に忙しかったからでしょう。
月刊平凡の８２年３月号の、５ページ目です。 ７０～８０年代アイドルは、キャッチフレーズを付けるのが普通でしたが、
ちえみは、スタッフと協議の結果、キャッチフレーズはダサいから止めよう。
という事になりました。デビュー曲のタイトル「潮風の少女」が、
キャッチフレーズの役目も果たす結果になった。と、後に伊代や優が言っていました。
月刊平凡の８２年４月号の、１ページ目です。 デビュー曲のタイトル「潮風の少女」を、キャッチフレーズのように書いている文章が
載っている事からも、「潮風の少女」がキャッチフレーズの役目も果たす結果になった。
と言っている伊代や優の話が本当だった事が、分かります。
月刊平凡の８２年４月号の、２ページ目です。 ちえみも、キョンキョンのような中途半端な不良かと思っていたら、帝塚山学院という
お嬢さん学校に通っていたんですね。ママになって、５人も子供を産んでも、
公立じゃなく、学費のかかる私立の学校へ通わせ、学費稼ぎに仕事を毎日していたのは、
自分が、私立のお嬢さん学校へ通っていたからなのでしょう。
あの天性の明るさは、お嬢さん学校から芸能界に入った事によって、仕事は忙しいけれど、
厳しい規律から解放されたからこそ、より発揮されたと思います。
振り付けの時間にふざけて、三浦亨先生に怒られながらも、打ち上げでは、
三浦亨にカラオケのイタズラを仕掛けて（最近のテレビで、言っていました）、
楽しんでいました。中途半端な不良っぽく見えたのも、この自由なノリで、
一見不良っぽい人達（嶋大輔等）と付き合っていたからでしょう。
しゃんばらの時に、他の方が貼ってくれた画像です。 写真集「心の扉」の、１３ページ目です。
明石家さんまが、デビュー当時の沢口靖子と対談した時、沢口靖子が大阪出身だと聞いて、
「あんたは、大阪のベッピンさんのイメージじゃない。
大阪のベッピンさんのイメージに、ピッタリ合うのは堀ちえみや。」
と言ったそうです。アイドル時代は、大阪弁をテレビ出演時には使っていませんでしたが、
関西人と会うと、自然に大阪弁に戻るのでしょう。
ＢＯＭＢの８２年５月号の、２ページ目です。 白黒なので、色付けしました。
３カット載っている中では、左下が好きです。
ちえみは、顔がいいと言うよりも、
身体全体のファッションのバランスがいいと思うからです。
しゃんばらの時に、他の方が貼ってくれた画像です。 写真集「心の扉」の、１４ページ目です。
１１年ぐらい前に、ＢＳで風間杜夫と対談している番組を、最近見直しました。
スチュワーデス物語に出演する事が決まった時、本格的なドラマは初めてで、
尻込みするちえみに対し、ちえみのスタッフは、歌番組のようにカメラが何台もある訳ではなく、
フォルム撮影では１台で撮る事を説明すると、余計に不安がるちえみ。
そこで、「スチュワーデスの制服を毎回着れるよ。」と言います。
スチュワーデスの制服に釣られて、やる気になる１６歳のちえみでした。
写真集「心の扉」の、１５ページ目です。 ところが、いざ撮影に入ると、撮影時間のあまりの長さに、ビックリ。
大映テレビは、撮影がハードなので有名ですが、ちえみは聞かされていなかったのでしょう。
風間杜夫と会話するシーンで、後ろ向きに立っている時は、大ベテランを前に眠っていたそうです。
この撮影が始まると、全く学校に来なくなったと、クラスメートの早見優が言っていました。
俳優だけではなく、撮影スタッフにとってもハードなのは同じで、
あまりの眠さに、上にいる照明さんや音声さんが、落ちてきた。と言っていました。
ＢＯＭＢの８２年５月号の、３ページ目です。 白黒なので、色付けしました。
伊代ちゃん以外に、ちえみも「たのきん全力投球」のレギュラーになっています。
調べてみたら、女性アイドルだけで、９人もレギュラーがいました。
明星の８２年４月号には、「がんばれつぼみくん」と題した、 ８２年デビュー組６人の集合写真が載っています。
立っている上３人は、左から優、秀美、川田あつ子、座っている下３人は、左から、
ちえみ、キョンキョン、新井薫子です。みんな初々しいですね。
歌手デビューが早い伊代と、ドラマで実績がある寛子は、少し先輩格なので載っていません。
明菜は、デビューが少し遅いからか、載っていません。
ちなみに、上の３人は、４月２１日デビュー組、下の３人は、３月２１日デビュー組で、
統一されています。年齢は、キョンキョン・川田あつ子・新井薫子が１６歳。
優・秀美・ちえみが、１５歳です。
しゃんばらの時に、他の方が貼ってくれた画像です。 写真集「心の扉」の、１６ページ目です。
スチュワーデス物語の台本やセリフには、１６歳のちえみでも、
「ありえない」と驚いたそうです。
プールで泳ぐシーンと台本に書いてあるのに、舞台は羽田空港。
空港にプールなんかあるはずがないと思いながら、撮影に臨み、
あの有名なシーンが生まれました。
写真集「心の扉」の、１７ページ目です。 更に驚いたのが、風間杜夫です。こんな台本見た事ないと思い、
最初は役を断るつもりだったそうです。
前年に映画「鎌田行進曲」でスターの仲間入りをした風間杜夫としては、
当然でしょう。でも何か引っかかる台本だと思い、
考えると戸惑うセリフなので、頭の中を真っ白にして撮影に入りました。
明星の８２年４月号の、「がんばれつぼみくん」コーナーから、堀ちえみの１ページ目です。 ３年前のテレビ番組で、久々に振り付けの三浦先生と会ったちえみ。三浦先生曰く、
キョンキョンも優も明菜も明るかったけど、ちえみの天真爛漫な明るさには、誰も勝てなかった。
と言っていました。唯一の欠点は、落ち着きのなさで、１回目の振り付けの時には、
集中力がまるでなく、２回目にちゃんと覚えるそうです。ここに書いてあるように、
運動神経があるのに、ドジばかりするのは、集中力がないからでしょう。
明星の８２年４月号の、「がんばれつぼみくん」コーナーから、堀ちえみの２ページ目です。 花の８２年組では、優以外は、優等生のような感じがしない。悪い事して来たイメージがある、
とよく聞きます。キョンキョンは、自分から「中途半端な不良だった」と言っているので、
間違いないでしょう。秀美は、スポーツに明け暮れたので、不良をやっている暇はなかったはず。
伊代は、お嬢さん学校に通っていて、芸能界入りするには、そのお嬢さん学校を辞めなければ
ならないので悩んだそうです。だから、伊代も違うでしょう。
寛子は、学級委員も務めていたぐらいなので、彼女も違うでしょう。
キョンキョンと一番仲が良かったちえみが、不良だったのでは？と、思いましたが、
「大阪の名門・手塚山学院」に通っていたので、不良ではなかったようです。
結局、不良だったのは、キョンキョンと明菜だけだったのかな？
目標は、榊原郁恵と河合奈保子だと言っています。郁恵は、事務所の先輩なので、
当然挙げるでしょうが、当時、みんなが言っていた聖子ではなく、奈保子を挙げていたのは、
何故なのでしょう。うがった見方をすれば、ホリプロのライバル会社サン・ミュージックの
エースの聖子を挙げなかったという事でしょうか。ではなぜ、奈保子だったのか。
実は当時、新人がオーディションで歌う歌は、奈保子の歌が一番多かったのです。
そんな奈保子のような、大衆に愛される歌を、歌いたかったからだと思います。
写真集「心の扉」の、１８～１９ページ目です。 この写真集は８３年４月発行なので、
潮風や夏をテーマにした写真が多いのかなと思っていましたが、
このカットは顔のアップなので、ちょっと違う感じです。
写真集「心の扉」の、２０～２１ページ目です。 ３８９のカットで思い出したのは、靴にちなんだ話。
堀ちえみで靴と言えばすぐに思い出すのは、ザ・トップテンで「稲妻パラダイス」
を歌っている時の、靴脱げ事件です。この曲は、ちえみには珍しく元気で軽快で明るい曲で、
大好きです。大阪弁で喋る素のちえみにピッタリで、本人もノリノリだったのでしょう。
元気に歌い踊っていました。しかし元気すぎて脚を上げた時、履いていた靴が脱げ、
客席に向かって飛んでいったのです。生放送なので、どうしようもありません。
一瞬、口に手を当ててビックリするちえみでしたが、すぐに立ち直り、片足が素足のまま、
何事も無かったかのように、歌いきったのは立派でした。アイドルとして肝の据わった人だなと、
思いました。「スチュワーデス物語」が終わって間もなくの頃ですが、
ドジでマヌケな亀では決してない事を、歌いきったちえみの姿が証明しています。
明星の８２年４月号の、「がんばれつぼみくん」コーナーの、最後のページです。 ８２年の有望新人６人が、おしくらまんじゅうのように寄り添っている姿です。
ちえみは、後年「聖子さんには、一対一で争っても勝てないから、
８２年組みんなで、一致団結して、聖子さんに対抗しようとしていた。」
と語っていますが、その言葉を連想させるような構図です。
８５年５月１５日発行の、近映文庫・アイドル水着１００人Prat3には、 近代映画用に撮影したと思われる堀ちえみのビキニ・カットが、１２ページ載っています。
その１ページ目です。フォト・1984と書いてありますが、８３～８４年は、
仲の良かったキョンキョンと合わせるかのように、ショート・カットにしているので、
８２年の間違いでしょう。この文庫本シリーズには、撮影年の間違いが、いくつかあります。
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写真集「心の扉」の、２２～２３ページ目です。 （３９０の続き）
スチュワーデス物語の放送開始後、風間杜夫は、俳優仲間から、こんなドラマに出て、
今後大丈夫か？と心配されたそうです。つかこうへい劇団出身の風間杜夫は、
劇団解散後のつかこうへいに会った時も、てっきりけなされると思いましたが、
「あのドラマ、お前に合っているよ。」と褒められたそうです。
よくよく考えると、つかさんのお芝居も、オーバーアクトの面があったので、納得したそうです。
月刊平凡の８２年５月号には、事務所の後輩を称して「妹をよろしく」と題した、 花の８２年組アイドルを、その事務所の先輩が紹介するコーナーが載っています。
ちえみの場合は、榊原郁恵であり、その１ページ目です。
「ちえみちゃんって、天性の明るさを持った子なのよね。石野真子ちゃんと似てると思うの。」
ほぼ同時期に、人気アイドルとして、石野真子と共演する機会が多かった榊原郁恵だから、
良く分かるのでしょう。そして、ちえみも、石野真子ファンでした。
ちえみと仲の良かったキョンキョンも、石野真子ファンでした。
またキョンキョンは、榊原郁恵と同じ厚木出身。そしてちえみは、榊原郁恵と同じ事務所に、
キョンキョンは、石野真子と同じ事務所に入ります。
「ちえみちゃんには、私のできる範囲での協力は惜しまない。」
頼もしい郁恵先輩の言葉からも、ちえみへの、事務所の期待の高さがうかがえます。
写真集「心の扉」の、２５ページ目です。 ＢＳでの風間杜夫との対談番組の続き。
スチュワーデス物語で、二人でヨーロッパ・ロケに行った時、
ちえみがエスカルゴを食べようとすると、風間杜夫は「カタツムリ、カタツムリ」と言って、
１６歳のちえみをからかっていたそうです。エスカルゴ＝カタツムリなのは、
当時のちえみも知っていましたが、「カタツムリ」と言われると、食欲が減退したそうです。
写真集「心の扉」の、２６～２７ページ目です。 ＢＳでの風間杜夫との対談番組の続き。
今でも、道を歩いていると若者から、風間杜夫は「教官」、
ちえみは「カメ」と言われるそうです。
どう見ても、リアルタイムでは「スチュワーデス物語」を見ていない若者ですが、
再放送で見て知っているのだろう。と風間杜夫は言っていました。
月刊平凡の８２年５月号の、「妹をよろしく」のコーナーの、２ページ目です。 前年、主演ミュージカル「ピーターパン」が大ヒットした榊原郁恵との、
２ショットが載っています。
でも、ちえみはミュージカルを含めて、舞台の経験がないそうです。
先輩の榊原郁恵・石野真子、同期の伊代・優の４人が共演した
ミュージカル「ヒロイン」にも、ちえみだけ呼ばれませんでした。
２０１１年のミュージカルなので、ちえみは大阪から東京へ引っ越した頃です。
ミュージカル企画時には、大阪に住んでいたので、主催者側が、出演は無理だと
判断したのでしょう。ちなみに伊代ちゃんは、この時が初舞台でした。
写真集「心の扉」の、２８ページ目です。 ＢＳでの風間杜夫との対談番組の続き。
風間杜夫は、若者に、「教官」じゃない。名前がある。と言うと、
風間...と、苗字しか出てこない若者。しばらく考えて、風間トオルだ。と言われ、
ガックリくる風間杜夫でした。
写真集「心の扉」の、２９ページ目です。 ＢＳでの風間杜夫との対談番組の続き。
最後は、羽田空港で、当時のパーサーとスチュワーデスの制帽を被る風間杜夫とちえみ。
歴代のスチュワーデス～キャビン・アテンダントの制服を並べて飾ってある場所へ行き、
８代目の制服が、自分が着ていた制服だと説明され、感慨深く見ていました。
スチュワーデス物語を見慣れていたためか、その制服が、
一番スチュワーデスにしっくりくるデザインのような感じがしました。
写真集「心の扉」の、３０ページ目です。 ＢＳでの風間杜夫との対談番組の続き。
堀ちえみのアイドルとしての活動期間は５年で、８７年３月に所属していたホリプロを辞めて、
一時的に引退しました。私は、引退前に過労でダウンする事が何回かあったので、
身体的な理由で引退したと思っていました。
この番組を見て、新人アイドルが次々と出てきて売れて行き、
追い越されるプレッシャーに耐えられなくなった事と、
何でもマネージャー任せで、社会的常識が身に付いていない事から、アイドルを辞めて、
いったんリセットしたいと思った。と語っていて、引退の理由が分かりました。
写真集「心の扉」はすべて、しゃんばらの時に、他の方が貼ってくれた画像です。 写真集「心の扉」の、３１ページ目です。
引退後は、大阪の実家に戻り、食事を母に作るよう頼んだ後、
直ぐにバタンキュー。何と３日間眠り続けていたそうです。
それだけ、アイドルとしての活動に、疲れ切っていたのでしょう。
写真集「心の扉」の、３２ページ目です。 引退後も、大阪の実家にマスコミが追いかけてきて、見張っていたそうです。
引退は、恋人と結婚するためと勘違いしたマスコミが、恋人との２ショットを撮りたいと
思っていたのでしょう。マスコミは、ちえみが大阪で芸能活動を再開する２年後まで、
実家に張り付いていた。と言っていました。
近映文庫・アイドル水着１００人Prat3の、３ページ目です。 １５７で書いた、リアルタイムでは見られなかった「メチャン子・ミッキー」の再放送、
見ました。歌手デビュー後、すぐのドラマ主演なので、
もっとたどたどしいかと思っていたら、意外に自然に見えました。
（「スチュワーデス物語」の演技を想像していたから、自然に見えたのかも知れない。）
同時間帯の７０年代のドラマ「ナッキーはつむじ風」の榊原郁恵が、
同じ役で、ゲスト出演しているのも、嬉しいキャスティングです。
写真集「心の扉」の、３６～３７ページ目です。 ＣＳで何度も再放送されている大映ドラマ「スタア誕生」を、久々に見直しています。
ＴＢＳで放送された大映ドラマ「スチュワーデス物語」から、
１年間連ドラを休んでいたちえみが、久々に主演した連ドラであり、
２４回の予定が、好評につき２８回まで延長されました。
近映文庫・アイドル水着１００人Prat3の、４ページ目です。 「メチャン子・ミッキー」は、ちえみにとって、歌手デビュー後すぐの連ドラ主演。
それまでアイドルは、歌手デビュー前に連ドラに助演で出演する事はあっても、
連ドラに主演するには、歌手デビュー後、１～２年のインターバルがありました。
（最初から女優をメインにした原田知世等は除く）
そういう意味では、ちえみが連ドラ主演最短記録という事になります。
翌年は伊藤麻衣子が、ちえみ同様、歌手デビュー後すぐの連ドラ主演をしました。
写真集「心の扉」の、４１ページ目です。 大映ドラマ「スタア誕生」（フジテレビ放送）は、初め「スター誕生」というタイトルに
したかったそうですが、オーディション番組「スター誕生」を１２年間放送していたＮＴＶから
クレームがあり、「スタア誕生」に変更したそうです。
女優を目指す少女が主人公のドラマなので、「スタア誕生」の方が、女優を目指す女性が主人公の
往年の名画「スタア誕生」と合っていて、この方がいいと思いました。
リメイク映画では、「スター誕生」になっていて、こちらは歌手が主人公です。
月刊平凡の８２年５月号の、白黒ページの１ページ目です。 学年は２年下ですが、堀越の中等部には、この年に映画でブレイクする武田久美子も
通っていました。久美子にとっては、お姉さんにあたるちえみと、
仲がいいと言っていましたが、お互い忙しくなってからは、疎遠になりました。
レコードデビューした頃から、ちえみが仲良くなったのは、
デビュー日が同じキョンキョンでした。キョンキョンは１歳上ですが、
二人とも笑い上戸なので、二人揃うと賑やかだったそうです。
三田寛子も同じ日にデビューし、３人で一緒にキャンペーンに行く事も多かったですが、
寛子は大人しい性格で、優等生タイプだったので、早見優と仲が良かったようです。
なお、小泉今日子と書いてあるのは、キョンキョンというニックネームが、
まだ浸透していなかったからでしょう。
写真集「心の扉」の、４２～４３ページ目です。 持ち物リストでは、「メチャン子ミッキー」を意識しているのか、
ミッキーマウス・グッズが多いです。
ママドルになってから結成したキューティマミーでも、
「ミッキーマウス・マーチ」を歌っていました。
あれは、ちえみのアイディアだったのでしょうか。
キョンキョンの目に塗ったメンソレータムは、
さすがに載っていませんでした。
写真集「心の扉」の、４４ページ目です。 大映ドラマ「スタア誕生」は、心臓疾患で、余命２年と診断された少女が、
限りある時間のなかで、余命を半年まで削りながらも、
映画スタアへの道を目指す少女の話です。
写真集「心の扉」の、４５ページ目です。 最初に見たのは２００１か２００２年頃のＣＳの再放送で、
いくら大映ドラマとはいえ、心臓疾患を抱える少女（ちえみ）が、
全力疾走で走り回り、激しいダンスレッスンをする姿、ドラマ展開状、
都合のいい時だけ、心臓が苦しくなって病院に担ぎ込まれる展開について行けず、
２００４年に発売されたＤＶＤボックスは、買いませんでした。
月刊平凡の８２年５月号の、白黒ページの２ページ目の上です。 色付けしてみました。
８０年代のアイドルドラマでも、１時間ものは、再放送されるのに、
３０分ものは、なかなか再放送されません。
「メチャン子・ミッキー」は、４０年ぶりに再放送されて、ラッキーです。
写真集「心の扉」の、４６～４７ページ目です。 （４２２の続き）
ちなみに、その時に発売されたＤＶＤボックスを買ったのは、「スチュワーデス物語」
「不良少女とよばれて」「少女に何が起こったか」「ヤヌスの鏡」
「ポニーテイルは振り向かない」「花嫁衣裳は誰が着る」「アリエスの乙女たち」
の７セットで、「スタア誕生」と「乳姉妹」は買いませんでした。
写真集「心の扉」の、４８～４９ページ目です。 その何回か見直す内に、「スタア誕生」が好きになってきました。
ちえみ主演の３本の大映ドラマの中で１番好きなだけではなく、
８０年代の大映ドラマの中でも、ベスト３に入るほど好きです。
「ポニーテイルは振り向かない」か「アリエスの乙女たち」を買わず、
「スタア誕生」を買っておけば良かったな。と思うこの頃です。
写真集「心の扉」の、５０ページ目です。 ビキニ姿で、褐色に焼けた健康的な肌を見せているカットが、続いています。
ビキニになっても、セクシーさを感じさせないところが、ちえみの魅力だと思います。
写真集「心の扉」の、５２～５３ページ目です。 「スタア誕生」を好きになったのは、山口百恵の赤いシリーズで最も好きな「赤い疑惑」の
テイストやシチュエーションを、８０年代の大映ドラマで復活させているからです。
ちえみの前作「スチュワーデス物語」（８３年１０月～８４年３月）では、目標に向かって
がむしゃらにまい進する、８０年代大映ドラマの少女シリーズを確立させました。
「スチュワーデス物語」のテイストに、赤いシリーズの出生の秘密をブレンドしたのが、
キョンキョン主演の「少女に何が起こったか」（８５年１～３月）でした。
写真集「心の扉」の、５４ページ目～５５ページ目の右です。 「スタア誕生」では、目標（映画スタア）に向かってがむしゃらにまい進する、
８０年代大映ドラマのテイストに、「赤い疑惑」の山口百恵が白血病で余命半年という設定と
同じように、心臓疾患で余命半年となる設定を加えています。
しかも、安静に暮らせば余命が伸びる事を承知の上で、映画スタアに向かってレッスンを
続ける事によって、余命を削っていく道を、ちえみ自らが選ぶ事で、目標に向かって
がむしゃらにまい進する意味が、「スチュワーデス物語」の時よりも説得力を持ちます。
↑４２７の訂正：２ページ目の上→２ページ目の下 月刊平凡の８２年５月号の、白黒ページの３ページ目です。
ドラマ「メチャン子ミッキー」の、主役のちえみと、おばあちゃん役の東八郎との対談です。
５月号は３月２３日発売であり、この対談は、ドラマ撮影前である事が、
ちえみが、「撮影日の事考えると、眠れなくなっちゃう。」と言っている事からも、分かります。
写真集「心の扉」の、５５ページ目の左です。 グラマータイプのキョンキョン・明菜、痩せ型タイプの伊代・優、
中肉中背で筋肉質タイプのちえみと秀美という感じで、
花の８２年組トップ６は、綺麗に３タイプの体型に分かれています。
写真集「心の扉」の、５７ページ目です。 大映テレビの３作目の主演作「花嫁衣裳は誰が着る」は、今までの野添和子プロデューサー
ではなく、初めて春日千春プロデューサーの作品でした。
そのため、春日プロデューサーの常連である伊藤かずえや松村雄基と共演しています。
（松村雄基とは、その前に「メチャン子・ミッキー」で共演していますが。）
伊藤かずえは、大映テレビ等で活躍している人気女優ですが、その頃の月給は
５万円しかもらっておらず、その事をちえみに言うと、それはおかしいと言われ、
ちえみの紹介で、ホリプロに移籍しました。ホリプロでは、月給が高くなる
だけではなく、給与明細がキチンと書いてあって、助かった。
あの時のちえみに感謝している。と、最近のテレビ番組で言っていました。
月刊明星の８２年５月号の、１ページ目です。 デビュー当時は、ドジッコぶりで売っていたちえみ。伊代ちゃんは、既にトップアイドル
だったので、天然系な事は隠していました。しかし、ちえみがトップアイドルになるにつれ、
立場が逆転し、伊代の天然系の方が目立つようになりました。
１５歳のバースデー・パーティを、サプライズで行っていますが、この頃は、
サプライズ・パーティという言葉は、まだ浸透していない事が分かります。
霊感から、２１才の６月には必ず結婚する。と言っています。実際には、８９年、
２２歳の時に結婚（初婚）したので、当たらずとも遠からずですね。
写真集「心の扉」の、５８ページ目です。 ちえみは、健康的な海辺でのビキニ姿が似合います。
大映テレビの３作目の主演作「花嫁衣裳は誰が着る」の内容は、ファッション・デザイナーを
目指す女の子の役ですが、逆境に耐える女の子なので、ちえみのキャラには合っていない
感じがしました。山口百恵が得意としていた役柄です。
恋人役の村松雄基と、ちえみをイジメる役の伊藤かずえは、いつも通りです。
このドラマでは、７０年代アイドルだった岡田奈々が大映テレビで返り咲いた中で、
最もいい役で、新進気鋭のファッション・デザイナー役がカッコ良かったです。
写真集「心の扉」の、５９ページ目です。 （３５３の続き）
母親の反対を押し切り、関西地区大会に出場して準優勝したちえみは、
東京の決戦大会に行こうとしますが、またまた母親が大反対。
「地区大会でも準優勝なので、優勝するはずがない。好きなようにやらせなさい。」と
おじいちゃんが、母親を説得し、東京行きの新幹線に母親とちえみが乗ります。
写真集「心の扉」の、６０ページ目です。 東京の決戦大会へ向かう新幹線で移動中、ちえみの母親は、
ちえみが私から離れていくと思い、泣き出してしまったそうです。
地区大会でも準優勝のちえみが、グランプリを取る事を、
母親の直観で判っていたのかも知れない。と、後のちえみは語っていました。
写真集「心の扉」の、６１ページ目です。 １４歳で、ホリプロタレントスカウトキャラバン・東京の決戦大会で優勝したちえみ。
後にママになり、息子４人を産んだ後、待望の女の子が産まれました。
その女の子が１４歳になった時に、もし親元を離れて暮らすと言い出したらと思い、
１４歳で一人暮らしを始めた時の母の気持ちが、嫌というほど分かったそうです。
写真集「心の扉」の、６２～６３ページ目です。 ちえみは、３３歳の時に重症急性膵炎(自分の消化酵素で腎臓を溶かす病気で、
ちえみの場合は腸まで溶けていた）という難病にかかり、生存率５０％の中、
助かりました。助かって２年後に産まれたのが、４４０で書いた待望の女の子です。
その後も、突発性大腿骨頭壊死症（手術で人口関節を入れた）やリウマチと、
大病を患った後、約５年前に舌癌にかかっている事が判りました。
写真集「心の扉」の、６４～６５ページ目です。 ちえみが舌癌にかかっている事を知った時、それまで何度も大病を患っているので、
もう痛い手術は嫌だと思い、生存率の高い手術を避けようとしました。
４４１で書いた末っ子の一人娘が、その時「お母さんと私は、
まだ１６年しか一緒に暮らしていないのよ。お願いだから手術して、生きていて。」
と泣きながら懇願され、手術に踏み切ったそうです。
１日遅れですが、明けましておめでとうございます。正月らしく晴れ着カットを載せます。 これは、月刊明星の８３年２月号の、ピンナップに載っている晴れ着姿です。
ちえみは、花の８２年組の中では年下なので、派手な赤系統の晴れ着を着ています。
写真集「心の扉」の、６６ページ目です。 鮮やかな原色の青が映える服が、似合います。
粒ぞろいの花の８２年組の中で、アイドルとして可愛いけれども、
美人とは言い難いちえみの顔。
それでも、キョンキョンや明菜に次ぐ人気を得ていました。
原色の色鮮やかな服を、上手く着こなしていたのも、その人気の一因でしょう。
しゃんばらの時に、他の方が貼ってくれた画像です。 明星特別編集の写真集「ち・え・み」からです。ページ数は、判りません。
レコードデビューの日も同じ、ちえみとキョンキョンは、デビュー当時から、
友達であり、本人同士はあまり意識していなかったのかも知れませんが、
いい意味でのライバルだったと思います。
キョンキョンもデコレーティブなファッションが似合うアイドルでしたが、
ちえみはその上を行っている感じです。
月刊明星の８２年５月号の、２ページ目です。 目覚ましが３個ならないと起きないちえみ。
寝相が悪くて、夜中に１８０度回転しているちえみ。
土地勘がない東京の街を。無謀にもサイクリングし、
どこにでも出かける好奇心旺盛なちえみ。
芸能界入りするため、大阪から上京する日の日記に、
友達が１５０人も集まったと書いてあります。
別れた彼まで見送りに来てくれたそうです。
そんなちえみは、当時のアイドルの中では、
最も身近に感じられる存在だったのでしょう。
月刊明星の８２年５月号から、事務所の先輩をおんぶするコーナーです。 ちえみの先輩は、当然タレント・スカウト・キャラバンの初代優勝者である榊原郁恵。
この頃は、まだ郁恵も寮に住んでいたようですが、寮を出た後、
郁恵が育てていた花を、ちえみが受け継いで育てたとの事です。
ものおじしないストレートな性格も、郁恵とちえみは、似ていると思います。
先輩アイドルの聖子にも、ものおじしないで、何でも話していたと言うちえみ。
聖子の前では緊張して、普通にしゃべれなかったキョンキョンとは、対照的です。
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スレッドタイトル：堀ちえみちゃん