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アイドル黄金時代大名鑑(2002年3月25日発売)から、高橋美枝に対する評価記事です。
松田聖子の後継者と書いていますが、それはデビュー曲「裸足の季節」〜5曲目「夏の扉」
までの、元気でスピード感溢れる松田聖子の曲ではなく、「赤いスイートピー」に代表される
松本隆・呉田軽穂(ユーミン)コンビによる、スローやミディアムテンポの松田聖子の曲の
事でしょう。20代になってからの松田聖子の歌唱を、いくら歌が上手くても、
まだ15歳の高橋美枝に期待する方が無理というもの。デビュー曲「ひとりぼっちは嫌い」は、
アイドルのデビュー曲としては、完璧なほどの良い出来でしたが、高橋美枝のキャラは見えてきません。
2曲目「エンゼル・フィッシュ」は、15歳では歌いこなせない難しいバラード。
松田聖子の背後霊を背負い、期待の高さからの重圧で苦しそうに歌っています。
4曲目「Oh! 多夢」で、初めて「純粋でちょっと大人びた背伸びな15歳。けっこうやんちゃで遊び盛り。」
という高橋美枝のキャラが発揮され、気持ちよさそうに伸び伸び歌っています。
楽曲の完成度はともかく、Bメロからサビにかけて、耳に残る大好きな曲です。
これが2曲目だったら、もっと売れていたと思うのは、私だけではないでしょう。
>>41 高橋美枝のGOROのグラビア、ありがとうございます。
「お兄さんたちも一緒にやりましょうよ。」と言いながら、すっかりキャッキャッいって走りまわっている。
そんなキャラを、もっとアピールして欲しかったです。
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