江川卓


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040 2018/08/28(火) 20:40:19 ID:zvvJS1jNkg
江川のボールは、極端に空気抵抗が大きな(だから重力に逆らう)スピンの強烈なものだった。

のちに藤川球児も気づいたように、強烈スピンのボールは144km/h〜149km/hくらいが最適で、
この速度を超えるとスピンが死んでしまう。
江川も藤川も、そして藤川の師であった山口高志も、高めにものすごく伸びのあるボールを投げていた。
彼らはスピードガンの球速数値で150km/hを超えることはほとんど無かっただろうが、
しかしプロ野球史上ではもっとも打ちにくい速球だった。

なお江川が一番速かったのは高2の夏と言われており、既に江夏豊よりも伸びのある速球だと騒がれていたが、
江川本人はプロ入りよりもまず6大学を目指した。
それで慶應を受験したが、学業成績が酷すぎたために落ちてしまった。
よほど悔しかったのか、法政に進学後はしばらく手を抜いて

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